船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
『一粒の人生論―正しく上手に生きるヒント』より、思ひ考へること (テーマ:最近読んでオススメしたい本)
2007.4.3(Tue)
社名:(株)船井メディア 専務取締役
名前:伊狩 悟

 今週、4月1日にあ・うんから、『いま一番、大事な情報(こと) これだけ知れば、時流も生き方も分る』、4月5日にダイヤモンド社から、『一粒の人生論―正しく上手に生きるヒント』の2冊の船井会長の最新刊が発行されます。どちらの本も、船井幸雄グループの関連のホームページや月刊誌に船井会長が書かれたことをベースにして、補筆・加筆されて、一冊の本にまとめられたものです。
 そこで今回は、私の所属する(株)船井メディアの林彩子さんや高岡良子さんが関わっている『「一粒の人生論」正しく生きるヒント』について、私なりのご紹介と感想を書かせていただきます。
 まず、この本のまえがきにもあるように、この本は月刊「フナイメディア」に、毎月書かれてきた文章、『巻頭言』として、いわゆる「幸せ」に「楽しく」生きるコツを、特にその中でも根元的に大事と思えるポイントを一冊の本としてまとめたものです。

第一章 人間関係が楽しくなる
第二章 プラス発想で幸せになる
直筆カラーページ 船井幸雄直筆メッセージ
第三章 正しく上手に生きるコツ
第四章 いつまでも自分を高める

 
 という構成になっていて、34のキーワードの文章によるメッセージと8つの直筆メッセージがあります。こちらも、まえがきにある通り、
〜題名を『一粒の人生論』としたのは、それぞれの文章に「人生を豊かなものにする種がある」と厚かましく考えたからです。〜

 と、船井会長がいうように、ひとつひとつのキーワードやメッセージがこころに響いてくるものばかりです。

 「うん、そうだ。その通りだ」とすぐに頷けるもの、「そうだよ。そんなふうに考えないと、やっぱり幸せになれないし、楽しく生きられない」と思うこと、「そんなふうに考えれば、解決できないでいたことも解決できるかもしれない」という、まるで“目から鱗”状態の言葉や文章が数多くあります。一方で、「でも、まだまだ自分自身、その域に達していないし、もっともっと努力しなくちゃいけない…」と反省しきりの言葉に出合ったり、もっと正直に言えば、「(頭では)わかるけれど、そんなふうにはまだ考えられない、あるいはそんなふうには出来ない」と思っている自分がいるのも事実です。言葉や文章としては肯定をしつつも、どこかで肯定しきれない、真の意味が理解し切きていない、現実には何もやりきれていない自分がいることも確かです。

 が、とにもかくにも、私自身も、「幸せ」に「楽しく」生きたい人間のひとりであることに違いがありませんから、そのコツや根元的に大事と思えるポイントを、より深く学び、一つでも多く実行できるような自分を目指して、この本をかみしめてじっくりと読み続けていこうと思います。

 最後に、最終章の最後のメッセージ、“情熱の火を絶やすな” という中で、サミュエル・ウルマンの「青春」という詩を、船井会長自身の生き方の教えとしてご紹介していますので、ここに全文を掲載させていただきます。私自身も、学生時代に何かの機会で読んだことがあり、いつの間にか50も半ばになって、老いを感じるほどではありませんが、心身ともに緩やかな衰えを感じていることもありますので、これからは、船井会長も言う通り、“時々は読み、そして実践し、いつまでも若々しくありたい”と思っています(残念ながら、全く船井会長の足元にも及ばない状態の自分はありますが…)。

青春
青春とは、人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた想像力、逞しき意思、燃ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねだけでは人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や狐疑や不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(あたか)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂を芥(かい)に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰(せいしん)、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)、事に処する剛毅(ごうき)な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。


大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎(ひたん)の白雪が人の心の奥までも蔽(おお)いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。
                                (邦訳 岡田義夫)


1周目:「『「本物」になるクセづけ』より、思ひ考へること」
2周目:「感動したこと (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」

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