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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2006年9月5日
良書を読んで事実を知ろう

 「毎日、5時間の睡眠時間を確保するのがせいいっぱい」というようなあわただしい生き方をしている私ですが、今年はお盆前後に仕事を忘れ、ゆったりとした読書時間をつくりました。8月7日と8月13日〜16日の5日間は読書三昧にあけくれたのです。十数冊の本を読破しましたが、特に参考になったのは次の8冊です。

(1) 渡部 昇一 著『東條英機、歴史の証言』(2006年8月1日 祥伝社刊)
(2) 飛鳥昭雄著『完全ファイル UFO&プラズマ兵器』(2005年8月31日 徳間書店刊)
(3) ベンジャミン・フルフォード著『9・11テロ捏造』(2006年7月31日 徳間書店刊)
(4) バーバラ・マーシニアック著、紫上はとる、室岡まさる訳『アセンションの時代』(2006年7月26日 風雲舎刊)
(5) アニリール・セルカン著『宇宙エレベーター』(2006年7月10日 大和書房刊)
(6) 佐野雄二著『誰も知らない「本当の宇宙」』(2006年4月3日 たま出版刊)
(7) エハン・デラヴィ著『キリストとテンプル騎士団』(2006年5月20日 明窓出版刊)
(8) 野中邦子 他編『光膜理論』(2004年7月17日 アースハート刊)

 これらの本の題名だけでも、私が、いま何に興味があるかお分りになると思いますが、できたら皆さまもこの中の1−3冊をお読みください。真実がわかります。
 たとえば(1)『東條英機、歴史の証言』の「はじめに」で、渡部昇一さんは本書を読んだ方がよい理由を詳述しています。
 その一部をここに転載します。

 この本は東條英機被告の宣誓供述書の復刊であり、またその解説を試みたものであるが、本書刊行の主なる動機は、東條被告を弁護することが目的ではない。
 本書刊行の第一の理由は、大東亜戦争(アメリカ側の言い方では太平洋戦争)の前夜から日本政府の中心にいて、開戦時の総理大臣・陸軍大臣・内務大臣であり、後には参謀総長も兼ねた人の大戦に関する詳細な記録であり、これを抜きにしてこの前の戦争を語ることはできないということである。立場の違う人でも、当時の日本の政治・軍事の最高権力者が事態をどう見ていたかを知る必要があるであろう。つまりこれは第一級資料なのである。
 第二の理由としては、これは単なる覚え書きとか日記ではないことである。覚え書きなら覚え違いもある。日記にも書き手の立場が無意識的に入りこんでいる可能性があることはインドのパル判事も指摘している通りである。しかし東條供述書は法廷文書である。彼に対しては敵意丸出しの検事たちが反対尋問していた。少なくとも事実に関するウソはここには入りこめない。これを第一級資料と呼ぶ所以(ゆえん)である。
 第三の理由は、ここで東條被告の主張が正しかったことを、東京裁判(国際極東軍事裁判)の法源であったマッカーサー元帥自身が、裁判終結後の約二年半後に、アメリカ上院の軍事外交合同委員会という公式の場で認めたことである。すなわち昭和26年(1951年)5月3日、マッカーサーがこの公式の場で述べた中には、次の言葉があった。

 日本は絹産業[蚕(かいこ)]以外には、固有の産物はほとんど何も無いのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫(すず)が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如してゐる。そしてそれら一切のものがアジアの海域には存在してゐたのです。
 もしこれらの原料の供給を断ち切られたら、1000万から1200万の失業者が発生するであらうことを彼らは恐れてゐました。したがって彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。
(小堀桂一郎編『東京裁判 日本の弁明』講談社学術文庫564、565ページ。太字渡部 )

 この(太字の)部分は特に重要なので、英文でも示しておきたい。
Their(The Japanese people’s)purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security

 東條被告の主張の核心は、「日本は侵略戦争をやったのではない。自存自衛のためだった」ということである。マッカーサーのこの発言は当時日本の大新聞で報道された形跡はなく、今日に至るまでテレビでも報道されたという話を聞いたことがない。東條被告の処刑後だったのは残念であるが、彼を裁かせ、死刑にさせたマッカーサー自身が、その後間もなく東條被告の弁護人になったようなものである。この事実はすべての日本人が知るべきであり、できるなら世界中の人に知らせたい。
 ニュールンベルク裁判でナチスを裁かせた人が、後になってヒトラーやゲーリングの弁護をやったという話はない。日本はナチス・ドイツではなかったのである(抜粋ここまで)。


 ともかく、このような秀れた本が、しかも日本語で読めるのがいまの時代です。
 できるだけ時間をつくり、良書を読んで真実を知ろうではありませんか?
                                                  =以上=

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