
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

今年3月31日に徳間書店から私と中丸さんとの共著『いま二人が一番伝えたい大切なこと』が発刊されました。
また、4月1日に拙著の『いま一番、大事な情報(こと)』があ・うんから、そして4月5日にダイヤモンド社から、やはり『一粒の人生論』
という拙著が出ました。
3冊の中の1冊以上をお読みいただいた方たちから、先週はじめころより、いろいろお手紙などをちょうだいします。
「船井先生はマルチ人間だとは知っていたのですが、いま何にもっとも興味をお持ちなのですか?」とういようなお手紙が何通かありました。
私は、「びっくり」と「感動」が何より好きです。
真実が分り、未来が分り、対処法が分るからです。
それから効率的に生きることが好きなので、「根元」が大好きです。
つぎに書くのは、一部、文章を補正しましたが中丸さんとの上記著書の「あとがき」です。いま、私がもっとも興味を持っているのは、「近未来の地球と人類について」です。
あとがき
私は「経営のプロ」と言っていい男です。「船井流経営法」といわれている体系も創りました。しかも永年、経営体のトップをつづけてきました。いうならば100パーセントの経営実務家です。
それゆえに、30歳ころ(40年以上も前)より「世の中の構造とルール」「人間のあり方」などの研究に全力投球をしてきました。それらを知ることが、経営を成功させるためのポイントであることが分ったからです。おかげで多くのことを知りました。
それらを著書などで発表してきましたが、考えてみれば、いままで発表できたのは要点だけでした。
ただ今回の中丸さんとの対談書では、「近未来の世の中」について考えるうえで、大事なことはおおむね記せたように思います。読者にわかりやすく書けたと思います。
それは対談者が中丸薫さんだったからです。彼女を知り親しくなったのは10年余り前ですが、初対面から非常に気があいました。
とはいえ、主張も考え方もちがいます。当然興味もちがいます。今回の対談でも、意見があわず苦労しました。
ところで、本書内では、私は、私と近い人たちの研究や考え方をかなり紹介しました。中丸さんも同様です。たとえば私サイドでは、神坂新太郎、飛鳥昭雄、エハン・デラヴィさんなどです。もちろん了解を得て紹介したのです。
本書の主題にそっていいますと、私がいま参考にしている人々は、日本人では副島隆彦、中丸薫、中矢伸一、神坂新太郎、飛鳥昭雄さんなどです。外国人ではグラハム・ハンコック、デイビッド・アイク、そしてこの2人と親しいエハン・デラヴィさんらです。
ともかく地球と、地球上に住むわれわれの「よい未来創り」のために、中丸さんと私はお互いに知り、伝えたいと思うことのポイントを、今回の対談では「時間とスペース」の許す限り、あけっぱなしで述べあいました。大事なことの50%以上は話したと思います。そしてできたのが本書です。
きょうは2007年3月11日、ようやく対談内容を含めて、本書の原稿がまとまりました。約1年間、難産した対談書です。
私はいま、これで多くの人の参考になる本になったようだとおおむね満足しています。ゆっくり吟味してお読みください。
なお、本書を世に出すためにお骨折りいただいた徳間書店の石井健資さん、フリーの小暮周吾さんと、対談者の中丸薫さんに心から感謝しています。ありがとうございました。
船井幸雄(転載ここまで)
以上に書いたことを御納得のうえ、ぜひ最近の拙著をお読みください。「びっくり」「感動」「根元」・・・そしてわれわれの近未来が、私のキーワードだと、自分で思っています。そのことと、そのポイントがよくお分りいただけると思います。よろしく。
=以上=

2007.04.27:【先週のびっくりより】直感力への興味
2007.04.25:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】私の時流認識
2007.04.23:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2007年4月15日〜4月21日)の主な行動と主として感じたこと
2007.04.20:【先週のびっくりより】恩師の夫婦愛
2007.04.18:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】私がいまもっとも興味のあること
2007.04.16:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2007年4月8日〜4月14日)の主な行動と主として感じたこと
2007.04.13:【先週のびっくりより】「にんげんクラブ」4月号の大矢浩史さんの記事より
2007.04.11:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】経営のコツ、正しく生きるコツ
2007.04.09:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2007年4月1日〜4月7日)の主な行動と主として感じたこと
2007.04.06:【先週のびっくりより】10年間500万人に売って、クレームゼロ
2007.04.04:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】中国について
2007.04.02:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2007年3月25日〜3月31日)の主な行動と主として感じたこと

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

