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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2014年2月17日
緑色の万年筆 (※舩井勝仁執筆)

 先週の金曜日におかげさまで盛大な社葬を執り行わせていただきました。お忙しい中、またお寒い中、足をお運びいただいた皆様には、この場をお借りして御礼申し上げたいと存じます。せっかくお越しくださいましたのに、充分なご接待もできなかったこと大変申し訳ございませんでした。故人は勲章をもらうとか、表彰してもらうとか、博士の学位をもらうとかそんなことにはまったく興味がない人でしたが、なぜか盛大な葬儀をして欲しいと思っていたことは強く感じられました。それが、かなって本当に喜んでいるのだろうと思います。 

 まだ、四十九日が過ぎていませんので、喪が明けたというわけではありませんが、いつまでも悲しんでいることは、父の意に沿わないと思いますので、未来に向けて前向きに力強く進んで参りたいと存じます。
 父がこの「いま知らせたいこと」で皆様に伝えたかったのは、現状の私たちが置かれている状況をマスコミとは違った視点でお伝えして、読者の皆様が自分で考えて、自分で意思決定して、自己責任で行動していただくための参考になる情報を提供させていただくことだと存じますので、未熟ではございますが、精一杯がんばって参りたいと存じます。

 そこで、足元の日本の政治経済を見てみますと、都知事選挙では自民公明の与党が推した舛添知事が当選しましたので、安倍政権としてはホッとしているのだろうと思います。それも、2位と3位の得票を足しても追いつかないダブルスコアでの勝利です。本当に安倍総理はたくましいし、また良い運にも恵まれており、そういう意味では強いリーダーとしてますますがんばっていただきたいと思います。
 次のハードルは4月に迫った消費税の引き上げをどう乗り切るかですが、やはり強力な内閣だと思われていた、竹下政権や橋本政権が消費税の導入や引き上げで弱体化して、それからあまり時を経ないで倒れたことを考えると、安倍総理もこの壁を乗り越えることは並大抵のことではありません。

 父はアベノミクスをはじめとする安倍政権のあり方に対して、その軽さを理由に批判的でした。安倍総理であっても父の年齢から見れば若造に見えたのだろうと思いますし、父の世代がやってきたことに比べれば、それこそいまの現役時代の軽さは否めないと感じますので、自分への反省を含めて、父の言うことももっともだと思います。
 個人的には、安倍総理はお祖父様である岸信介元総理の思いを受け継いでおり、戦後レジームの見直しを中国や韓国だけではなく、アメリカからの反発でさえも押し切って進めようとされていることには危惧を持っています。これが憲法の改正にまで突き進むのなら、日本が戦争をしなければいけないような状態になることは絶対に阻止しなければいけないと思っていますので、私は反対をします。
 ただ、いまの日本の経済の状態や世界から半ばバカにされているような政治の状況を考えると、強い政権の必要性は感じますので、いまの段階では私たちが安倍総理をリーダーに選んだのですから、例えば、安倍総理が福島の放射能は完全にアンダー・コントロールの状態にあると言った言葉を真実にするために、国民一人ひとりが自分の持っている叡智をおもいっきり差し出して、国を支えていかなければいけないのではと考えています。
 父は金融のあり方に一番問題を感じていました。それは、日本はお人好しの国ですが、外国に行くとシビアな国益を基本にして、策略を用いてでも自国に有利なように物事を進めていくという厳しい世界で、その中で一人日本だけがお人好しでバカを見ていることが多くありました。幸い、アベノミクスは金融的に日本も量的緩和策を推進することで、一人でデフレを請け負ってえらい目に合っていた状態からはとりあえず脱却でき、それが、経済的に目先が多少は明るく感じられる原因です。
 でも、根本的にはその騙し合いの世界は続いており、すきを見せれば、本来ならば日本は一番小さな被害で済みそうな次の金融危機の時に、大きなババを掴まされる可能性が高いのではないかということを危惧していました。安倍政権には、この辺りを慎重に取り組んでいただいて、早ければ今年中にも起こる可能性がある、リーマン・ショック級の金融危機に備えて欲しいと思います。

 そんなことを、夢の中や直感力の強い友人を通じて、私に伝えてくるのですが、亡くなってすぐに、「俺の緑色のペンを持って、一緒に戦おう」と先生が言っているというメッセージを受け取りました。自宅と会社の机を探したのですが、見つかりませんでした。先日、そのメッセージを伝えてくれた友人が会社に来られたのですが、不思議なことに父の机の上にあったペン立ての中に緑色の万年筆があるのを簡単に見つけてくれました。せっかくの準備ができたというメッセージなので、毎日ポケットにその万年筆を入れて仕事をしています。
 本当はあまり戦ってはいけないのですが、それでもまだ競争原理主体の西欧諸国が支配している現状にあってはそんな甘いことを言っている場合ではないので、しっかりと足元を固めて、現実的に生きていくことで、日本が世界に貢献できるすばらしい国になるように、皆様と一緒にがんばって参りたいと存じております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
                                          =以上=

バックナンバー
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2014.02.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】緑色の万年筆 (※舩井勝仁執筆)
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