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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2015年6月8日
最近読んで参考になった本 (※舩井勝仁執筆)

 久々にお勧めの本を何冊かご紹介したいと思います。私は最近、電子書籍で本を購入することが多くなりました。電子書籍の最も良いところは、1冊の本に興味を持つと、その分野に関連した本をどんどん検索して即購入できること。これだけ年間の発刊数が増えると、書店に行っても「著者のこの本はあるけど、この本はお取り寄せ」のようなことが多くて、読みたい熱が中断されることがあります。
 アマゾンなども便利で正直に言うと、電子書籍になっていない本もほとんど通販で買ってしまいます。しかし、この時期の読書傾向、といったことも、書き残しておかなくても電子書籍だと一目瞭然ですし、資料として仕事先の方に一覧でお伝えするときもたいへん簡便です。真新しい本のインクのにおいや、やっと見つけた古本の手触りといったワクワク感も捨てがたいのですが、読書は一生の楽しみ、ライフワークなので、両方のいいところを取り入れつつ堪能していこうと思います。

1.佐藤芳直著『役割 なぜ、人は働くのか』(プレジデント社)

 佐藤先生の経営しているコンサルタント会社SYワークスの講演会に行った折に、店を出されていた「読書のすすめ」という書店で求めました。緑のカバーに「役割」と金の箔が押された表紙、「なぜ、人は働くのか」というキャッチコピーの帯が目を惹きます。我が父 舩井幸雄と出会って35年、佐藤先生がコンサルタントとして奮闘した実体験を包み隠さず書かれ、若い人に贈る強いメッセージ性にあふれた1冊です。
 佐藤先生が著される父の姿は、いつも迷いがなく慈愛に満ちていて、いつも思わず本を抱きしめたくなるような愛おしい思いにかられます。
 今回の最新作では、舩井幸雄の教えをベースに、佐藤先生ご自身が体験された「真摯に幸せになるありかた」がよりたくさん書かれています。父の視点、視座を受け継ぎ、身を持って生成発展される佐藤先生の生き方には私自身もいつも励まされています。どんな年齢層の方にもお勧めですし、思わず人にプレゼントしたくなる気づきに満ちた本です。

2.五十嵐南著『こころのことば』(紙ヒコーキ社)

 前述の佐藤芳直先生には、(『役割』の中でも書かれていますが)、先天性発達遅滞という生まれながらに重い障碍を持った由樹くんというお子さんがいらっしゃいます。由樹くんは6歳まで歩けなかったのですが、ご両親の大きく温かな愛に見守られ、昨年社会人として働き始められました。
 その由樹くんのお友達である五十嵐南さんの優しいことばにあふれた詩集です。支援学校高等部の時から、ここみちゃんという自分の分身を描いた創作童話を書き始められたそうです。やわらかな心からあふれる素直な思いが詩集の隅々にまであふれています。次作も読んでみたくなりました。
 自分の思いを伝えられる方法を持った時の喜び、感性の深さを感じさせてくれるすばらしい詩に思わず涙します。障碍を持った人たちは本当にすばらしい役割を持って生まれてきており、彼ら彼女らの思いを社会が当たり前のように受け止められるようになったとき、私たちは次元を一歩進めることができるのだと確信させてくれるすばらしい詩集でした。

3.野崎友璃香著『ハワイアンデトックス』(きれいねっと)

 野崎さんの前作の『イルカと逢って、聞いたこと』(講談社)も大変話題になりました。本書は海水を1日から3日飲むデトックスプログラムを紹介しています。健康美容での効果だけではなく運命が好転したといった野崎式の実践者の方々にお目にかかりましたが、美人でアグレッシブな方が多いのが特長的でした。
 本にも登場するエプソムソルトでの浄化方法はエドガーケーシー本にも紹介されているようで、機会があれば3日くらいこもってやってみたいと思っています。この本の中でも、比較的手に入れやすい材料とやり方が書かれてありますので、ご興味のある方はお読みください。

4.ジャネット・アットウッド/クリス・アットウッド著
『心に響くことだけをやりなさい!』(フォレスト出版)


 自分の情熱のベクトルに素直になろう、というテーマの自己啓発本はこれまでも読んだことがありましたが、この本の中にある、一瞬で自分らしく生きられる「パッションテスト」というメソッドは一過性ではなく、自分の心に傍らに置いて、常に自身に問いかけ向き合えるという点において、面白いと感じました。
 実際のテストのやり方は割愛しますが、自分の夢や引き寄せを阻むものについての意識の向け方についても取り上げられており、前へ前へだけではなく、ネガティブブロックの部分に興味を持つ読者は私も含めて多いのではと思いました。「たった1つの力で人生は変えられる」、最後まで読むとこの帯の言葉がより胸に響きます。

 実は著者のジャネットさんとお会いする機会に恵まれました。何と、竹田和平さんの紹介でした。ジャネットさんは、いろいろなことが分かっている和平さんがなぜジャネットさんと私を引き会わせたのかを考えてみるといいというアドバイスを残してアメリカに帰って行きました。そんなことも考えながら読めたとても楽しい本でした。

5.喜多良男著『死帰 〜人は死んだら必ずここに帰ります』(鳥影社)

 今回、この本をとりあげようか大変迷いました。精神世界に詳しい方におすすめされたのですがかなりの問題作だと思うからです。表紙の帯には“死ぬ前に1度は読んでおきたい、死後の世界のガイドブック”と医師の池川明先生の推薦文があります。
 著者経歴を見ても喜多さんのこれまでのされてきたことはなにも書かれてありません。「現在地上で7回目の再生中」とあります。インターネットで喜多さんのお名前で検索してもなにも引っかかってきません。
 16歳の時、オートバイ事故がきっかけで幽体離脱をして以来、四十数年人間界と霊界を自由に行き来されてきたその経験から、死後の世界を詳細に解き明かし、この世に生きる真の目的を伝えるべくこの本を著されたようです。内容はあえて記しません。目に見えない世界に関心のある方は、迷わず手に取っていただけたらと思います。

 普通なら上記のような紹介をしなければいけない本ですが、私が10月の「舩井フォーラム2015」の中で特に期待している講師である高橋呑舟先生が絶賛されているのです。
 そして、高橋先生の思いを通して読むと、死後の世界を父が最も影響を受けた人物であるスウェーデンボルグの「霊界日記」に通じる感性の深さを感じられる本です。
 死後の世界に対する思いは人それぞれだと思いますので、この本に書いてあることが絶対正しいとは思いませんが、それでも手に取っていただいて斜めからではなく正面から読んでいただきたいと思います。
 喜多さんは、一般の方には絶対に会わないようにしているそうなのですが、高橋先生は何度も会ったことがあるようです。二人が一体どんな会話を楽しんでいるのか、そう考えるとワクワクしてきます。
                                           =以上=

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