
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

久しぶりにはせくらみゆきさんと長く電話でお話をしました。そのことをにんげんクラブのウィークリーレポートに書きましたら、大きな反響がありました。もしかしたら、舩井フォーラムの感想よりも多かったかも知れないと驚いております。基本的に当コラムではウィークリーレポートとあまり重複しない内容を心掛けているのですが、今回は例外的にそちらの文章を引用します。
(引用開始)
昨年、はせくらみゆきさんと『チェンジ・マネー』を出した時は、この両者の間には深くて暗い河が流れているという話を書いたのですが、先日はせくらさんと電話で話していると、両者の距離がたった1年半でものすごく近づいたね、という結論に至りました。
はせくらさんは経営のコツが分かったようです。先日、海外でカジノに行って ルーレットをしてきたそうです。ルーレットでは流れを読めばいいことが分かり、ほとんどすべてを当ててしまったのだそうですが、経営もあれと一緒でしょう、とおっしゃっていました。確かに、時流の流れを読んでそれに合わせて経営をするのが一番大事な経営者の仕事ですから、ルーレットの流れを読むのと同じことができれば経営は簡単です。
後は、商売の原理原則を知って、シンプルに考えれば精神世界を究めたはせくらさんにとっては経営の極意も簡単に分かるというわけです。
(引用終了)
これを読んだいろんな人から「ルーレットの当て方を教えてください」「そんなに経営は簡単なのでしょうか」と聞かれました。経営の極意は商売の原理原則を知って時流を読むことです。これができれば誰でも簡単に経営できます。ただし、はせくらさんのようにルーレットを当てることができる能力をつけるのはなかなか難しいと思ってしまいます。
はせくらさんのルーレットは25回のうちなんと24回当たったようで、私はもちろんその域まではいきませんが、話をしながら「あ、いまカジノをしたらかなりいいところまでいくかも知れないなぁ」との確信に至りました。決して、はせくらさんの言葉に洗脳されたということではなく、私の中にあったもやもやとしたものが明確になったということです。
それは、話を聞きながら、数年前に読んだバシャールと本田健さんの『未来は、えらべる!』(VOICE)に印象的なことが書いてあったことを思い出しました。
それは、「勇気を出して水に飛び込む」という行為は 覚悟(飛び込むという恐怖に打ち勝つ決心)+水に飛び込む という2つのアクションが必要だ。しかし「すべてはうまくいく」という「確信」があれば、最初の覚悟は不要であり、ただ、飛び込むというたった1つのアクションに正確に集中できる、といった内容でした。
私はこの「確信」に加えて、「俯瞰」が身についたときに、はせくらさんがおっしゃる域に近づくのだと考えています。「俯瞰」とは、簡単に言うと高いところから全体を見下ろす、見渡す力です。枠を取り払い、視野を広げる。次元を上げることにつながる「俯瞰」は自身が必要だと感じた時から、誰にでも身につくことだと思っています。
「確信」と「俯瞰」を両立できれば、今、目の前の流れを曇ることなく的確につかむことができます。これはカジノでも、経営でも同じだと、私とはせくらさんは申し上げたいのです。
12月19日に東京グランドホテルでにんげんクラブ主催で開催される「宇宙からの黙示録V」ではせくらさんが登壇してくださいます。当日は「たやすく願望実現する方法」についてお話しくださる予定ですが、はせくらさんは一分一秒、万華鏡のようにくるくる変化、進化される方ですので、当日は、前述の電話の時よりもより深く掘り下げた引き寄せの極意を話してくださるのではと、私自身もとても楽しみにしています。
また、はせくらみゆきさんが、ひすいこたろうさんとの共著で出された『22世紀的「人生の攻略本」起こることは全部マル! 3時間で新しい自分になれるワークブック』(ヒカルランド)の本もおすすめです。ひすいさんの、お相手の言葉にならない言葉を引き出す能力は最近の作家さんの中では群を抜いていますので、この本ははせくらワールドを存分に味わえると思います。しかし、できれば12月19日「宇宙からの黙示録V」にお越しいただき、宝石箱から飛び出すような、会場でしか聞けない珠玉のはせくらさんの言葉をキャッチしてください。来年からの生き方の指針に通じる値千金なヒントを得られると思います。心からお待ちしています。
=以上=

2015.12.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】水のように生きる (※舩井勝仁執筆)
2015.12.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】瞑想をしましょう (※舩井勝仁執筆)
2015.12.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】確信と俯瞰 (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

