
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

驚きましたが、イギリスの国民投票で離脱派が勝利しました。この結果を受けて、金曜日の日本の株価は残留派が有利と伝えられた朝方はいったん上がったのですが、終値では1,286円安で15,000円の大台を割り込んで終わりました。為替も一時は100円を割り込んで99円台になるなど円が急騰いたしました。1992年のイングランド銀行との戦いに勝利して、それ以降ヘッジファンドを金融マーケットの中心プレーヤーとして認知させたジョージ・ソロス氏が英紙に「もし離脱派が勝利するようなことがあればブラックフライデーとなって、英国国民の生活は困窮するだろう」という厳しい投稿をされていましたが、その通りのできごとが起こり、いまから考えれば彼はこの結果を知っていたのではないかと思います。
金曜日の朝の時点で、ヘッジファンド筋によると、もし離脱派が勝利すれば100円を上回る円高になり、逆に残留すれば110円を上回る円安になると予想されています。10円以上の為替の変動幅が予想されるのですから、ヘッジファンドにとってはこんなに美味しい相場はありません。彼らの中でも勝者と敗者がはっきりするのかもしれませんが、さすがに少しマーケットを愚弄しすぎている気がします。日本的な感覚で言うといい加減にしておかないと神さまの鉄槌が落ちますよ、といったところでしょうか。
希望的観測の恐れもありますが、今回の暴落はブラックマンデー型の暴落だから、秋口までには元の水準に戻るのではないでしょうか。こんな状況なのに、参議院選挙の情勢は与党や改憲派の大勝になるという報道がされています。難しい時代ですが、しっかりと何が起こっているのかを直視し続けていきたいと思います。
にんげんクラブ 大阪大会を7月23日(土)に開催します。朝の10時から夕方の17時までたっぷりとした時間を取った会になります。
ゲスト講師の、占い師であり人気作家として活躍中の羽賀ヒカルさんからは開運の秘策を、澄み切った響きが一瞬にして空間をクリアにしてしまうクリスタルボウルの和泉貴子さんからは浄化の極意を、医師の田中佳さんからは一味違う一生健康であることの大切な視点を教えていただきたいと思っています。そして、いつもにんげんクラブを支えてくださっている小川雅弘さん、山内尚子さんとともに、私も登壇します。
昨年より私の研究テーマであります「お金は単なるエネルギーであり、次元を超えて殖やし続けられる」という話をさせていただきたいと思っております。私の持ち時間は午後の1時間余り、かなり濃いところまで存分にお伝えできそうです。
上記のお金のテーマで、昨年より物理学者、経済評論家から、経営者、精神世界の方までさまざまなバックグラウンドを持ついわゆる超プロの方と意見交換をしてきました。超自然科学の分野の方はともかく、自然科学の先生にこのような話をするのは当初たいへん勇気がいったのですが、皆さん関心を持ち、独自の見解を示してくださいました。
最初はぶっとんだ話だと思われるかも知れませんが、私なりに練りに練った、地に足のついた体系化をまじえて「1か月で通帳の残高を一けた増やす」というお話までする予定です。新たな「次元の扉」と、「心の目」が開く時間を惜しみなく提供したいと思います。秋のパシフィコ横浜での「舩井フォーラム」の前哨戦として、ぜひ足をお運びください。終演後の懇親会も楽しみの1つです、大阪の懇親会は全国のにんげんクラブの支部の中でも、特に面白く盛り上がるので、みなさんとその時間を分かち合うことも心待ちにしています。リラックスして、皆さんとお金の極意について、いけるところまで楽しくディスカッションしたいと思っています。
このような話を自分の中でまとめるにあたって、1番薫陶を受けたのは、竹田和平さんです。舩井本社が主宰している「智徳志士の会」では「5年で5倍の所得にして日本を救う」という竹田さんの信念のもと、お金の極意、経営の本質について学んでいます。週に1回竹田さんが1つのお題が出されます。そのテーマにつき専用SNSで会員が投稿しあいます。私は、必ずすべての投稿についてコメントをつけ、それぞれの疑問点について整理、軌道修正する役割を意識しています。
仲間の投稿を読み、考え、お題の本質について理解を深めるというプロセスは、実用書を何十冊読むよりも実践的で、お金に対するセンスが効率的に身につくことを、このところの会員様の早い成長、進化により実感しています。
先日、舩井義塾を開催しました。和平流経営の本質をしっかりとお伝えし、投資家としての和平さんの軌跡から、出口戦略まで、これから投資をされる方への大きなヒントをみんなで共有しあいました。
お金への価値観は千差万別でこれほどパーソナルな問題はありません。幼少のころの生育環境も大きく影響することですので、小さいころ知らずに刷り込まれた「お金は汚い」のような「富への漠然とした恐怖」の潜在意識によって、お金に振り回されている人がなんと多いことでしょうか。ある意味やっかいなことにお金は常に身近な問題過ぎて、大人になってから「本来の豊かさ」について客観視できないことが多々あります。
竹田さんは、提唱されている「所得5年で5倍計画」という「機能的価値」の実現に向けて、どのようなあり方で自分と社会に向き合えば、富のゴールに近づくかという「情緒的価値」をしっかり鍛えてくださいます。このような会は日本でも唯一だと自負しています。みなさんも「智徳志士の会」で、精神的にも物質的にもステージを上げる学びを深めてみませんか。詳細はこちらまでどうぞ(→(株)エヴァ・ビジョン フリーダイヤル0120−271−374)。
そして一昨年、おかげさまで大好評をいただいたはせくらみゆきさんとの共著『チェンジマネー』の第2弾出版に向けて鋭意準備中です。前述の「お金は単なるエネルギーである」、このことについて全方位で語れるのは、実ははせくらさんの右に出る者はいないと思っています。先日同席された著名な物理学者の先生もはせくらさんの量子論に基づいた豊富な知識について、ただうなるばかりでした。進化したマネー論について存分に語り合い、引き出していく本になると思います。
=以上=

2016.06.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】ペプチドプリマ (※舩井勝仁執筆)
2016.06.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】封印が拓かれるとき (※舩井勝仁執筆)
2016.06.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】腐る経済 (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

