
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

日経平均が約21年ぶりの高値を更新しました。アメリカほどの「はでさ」はありませんが、選挙で与党の圧勝の見込みが報道されたことなどを安心材料に、海外勢が本格的に日本株への投資の姿勢を見せてきていることが大きな原因だと思います。それに対して、国内勢はなんとも言えぬというか何に対するかもよく分からない不信感を微妙に感じていて、何か材料を探して買い上げていこうとは思うのですが、どうも本気で上昇気流を作って乗ってしまうと大変な目にあってしまうかもしれないという漠然とした不安からぼちぼちの水準で推移するのでは感じます。
引き続き気になるのは10年物の長期国債の金利がじわじわと上がっていることです。まだまだ安全圏の水準ですが、日本の場合は他国に対しても圧倒的に財務状態が悪く、かつ与野党とも財政規律とは反対の政策を掲げて選挙を戦っていることに対する警鐘の意味があるのかもしれません。個人的には景気を冷やすので消費税を上げることは反対ですが、対金融マーケットということを考えると変数のひとつとしてバランスを取ることは考えていておいた方がいいと思います。
もちろん、国債(債権)から株式へのグレートローテーションが進んでいるとも見ることができますので、当面はポジティブにとらえておいてもいいと思いますが、朝倉慶先生などの財政破たんを危惧している専門家の意見も参考にしておくのも忘れない方がいいと思います。でも、選挙の情勢を見ていると少なくとも来年の秋までは安倍政権が続く可能性が高いと思いますので、相場は大きく見るとゆるやかに上昇するのではないでしょうか。
急にぐっと冷え込む10月です。私の住む東京では気温の変動が激しすぎて、身体のコンディションを崩す人が続出です。日中外出していて、暑さがぶり返すというより、初夏の気候になったかのような錯覚を起こすことがあったり、そうかといって夜には毛布を重ねても寒さに目が覚めたりして、長年身体にしみこんだ四季のゆるやかな変化に合致せず、心身ともに戸惑うことが多いこのごろです。私の場合は物理的な原因だけではなく、意識の変容に体がついていけないことも体調のすぐれない原因になっている可能性があるので、あせらずじっくりと自分を見つめる時間を作りたいと思っています。
健康の超プロは皆さん「冷えに気をつけてください。真夏でも腹巻ですよ」とおっしゃいます。私の周りの冷え性体質でハマる人続出なのが、オーラストーンシリーズの「レンジでチンする岩盤」と「オーラ岩盤浴マット」です。「レンジでチンする岩盤」こと、石の湯たんぽは、電子レンジにかけるとわずか60秒程で、70℃近くまで 温度が上がるといった特性を持っています。湯たんぽの代わりに使うことや、気になる部分に直接あてることができ、遠赤外線の効果を発揮し体を芯からあたためてくれます。
人の体温は37度弱ですが、快適な皮膚の表面温度は30度くらいで、身体からの放熱と放湿を維持するために季節にあわせた衣類・寝具が必要になります。つまり、温めながらもある程度の湿気を保つか・逃すか・コントロールする事が必要になります。「オーラ岩盤浴マット」は寝ていても蒸れずに温かいので、子どもや高齢者の方にも安心して使っていただけます。
どちらも、本物研究所で取り扱っています。お値段も、比較的手が届きやすい価格になっていますので、是非HPをご覧いただいて、ご不明な点はお問い合わせいただけたらと思います。
本物研究所の代表取締役であり、私の義弟でもある佐野浩一が、新しい本を出しました。『幸せになる働き方の法則 『幸働観』による13の考え方!』(創藝社)というタイトルです。本書は佐野浩一が経営する本物研究所の社員向けにメール配信したものをまとめた「気づき集」です。
ご存知の方も多いと思いますが、佐野は父・舩井幸雄のもとに来るまで、13年間神戸で、教師をしていました。たとえば舩井幸雄が提唱した「長所伸展法」ひとつにしても、私とは違った視点で、父の教えを咀嚼し、経営に生かしてきたと感じます。教育者として指導のプロだった佐野の想いが、たくさん詰まった本です。
本書の中で登場した「好かれることより大事なことは、与えること」という佐野の言葉に私もハッとさせられました。父の教えを「守破離」した佐野ならではの考え方、舩井幸雄からたくさん学んでくださった経験のある読者の皆さんなら、きっと共感し、お役に立つことと思います。ご一読いただけたら幸いです。
=以上=

2017.10.23:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】動物と人間の違い (※舩井勝仁執筆)
2017.10.16:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】幸せになる働き方 (※舩井勝仁執筆)
2017.10.09:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】エソテリック (※舩井勝仁執筆)
2017.10.02:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】大きなうねり (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

