
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

約26年ぶりに23,000円台を付けた後、調整で1,000円近く下がった日経平均ですが、どうも調整も終わって再び23,000円台に向けて上がっていくようです。
安倍政権が選挙で大勝して政治的な安定感が好感されていることと、好調な企業業績が評価されていて、海外のヘッジファンドなどの短期資金が買いに入っていること、最近では年金などの長期資金も買いにむかっているのではという観測もあるようで、しばらくはこの相場は続くのではないでしょうか。
その背景には、相場が下がった時には最後の買い手としての日銀の存在があり、こんな安心できるマーケットは他にはないということが大きいようです。中央銀行がETFという形ではあれ、株式を購入するということはあまり健全とは思えないし、アメリカやヨーロッパが曲がりなりにも金融緩和政策からの出口を模索する中で、まだまだ金融緩和を続けるという日銀の突出した姿勢が目立っているわけですが、少なくとも来年の春ぐらいまではこのトレンドは続くような気がします。
大事なことはアメリカに引きずられてあまり上げ過ぎないことだと思います。せいぜい、25,000円程度の相場で止まれば、反動が起こった時の傷が浅いのではないでしょうか。とはいっても、百戦錬磨のヘッジファンドが何をしかけてくるかは分かりませんので、油断は禁物です。11月9日には1日の値幅が860円になるという乱高下が起こりました。市場の脆弱性を表す証拠だと言われています。
多分、きっかけは日経VI指数(危険指数ともいいます)が久しぶりに20台を付けたことです。普通は株式が暴落するときに危険指数が高くなるのですが、あまりにも上昇のペースが早かったので上げているにも関わらず高値を付け、多分、主流になっているAIによる売買のアルゴリズムが自動的に20台になれば売るというプログラムになっていて、それが作動したのだと言われています。何がきっかけで相場の調整が起こるのか本当に予想できないようになってきました。
うまくいけば、2021年頃までは世界の金融経済は安定させることができるのではと思っていますが、いますぐにでも何が起こってもおかしくないだけのマグマはたまっていることも事実なので、相場をされる方はアンテナを高くしておくことをお勧めします。
先々週に書きました「龍の水晶」のお話、お問い合わせだけでなくさまざまな方から質問をいただきました。父 舩井幸雄はいわゆる「縁起物」に関しては生涯、一貫して客観的なスタンスを崩しませんでした。波動の良し悪しは瞬時に察知する父なので、愛のあるものかどうかは一瞬にして見抜きました。いわゆる「まがい物」に関しては、「原価このくらいやな」とコンサルタントらしい明晰な判断で一蹴していました。
私は、スピリチュアル自体にはあまり関心がありませんが、普段から直感を信じて、流れには自然に乗ろうと思う主義なので自分の無理のない範囲で、目の前のご縁を大切にしたいと思い、今回の水晶も購入しようと決断しました。最近出合った言葉で印象に残ったものがあります。レイモンド・チャールズ・パーカーの「豊かさとは、そうしたいと思ったことをその瞬間に実行できる能力である」です。この言葉の意味するところをお金と取るか、才能と取るか、これまで培ってきた知識や教養と取るか その人によってさまざまだと思いますが何も1つでなくてもいいような気がします。豊かな人間性を土台として、さまざまな豊穣を実現していきたいと私は思いました。
「元気が出る本を紹介してください」というリクエストがあったので2冊ご紹介します。
1冊目は、「龍の水晶」仲間のヒカルランドさんから出ている『「愛と微生物」のすべて』です。父の代からご縁がある比嘉 照夫さん&森 美智代さん& 白鳥 哲さんの共著でEM菌の提唱者の比嘉先生、EMを映画「蘇生」でとりあげた白鳥さん、そして不食健康の大家の森さんのトリプルコンビ、面白くないわけはありません。EM菌の話も最近の国内事情にアップデートしていて目からうろこなトピックが満載でした。一見ミスマッチな「思いは一瞬で宇宙の果てまで届く」というサブタイトルの意味は是非本書を読んで楽しんでいただけたらと思います。
2冊目は、本田晃一さんの『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』(SB creative)です。あの竹田和平さんが自分の後継者にしたいとほれ込んでいた本田さん。心屋仁之助さんも推薦文を書いておられますが、肩の力が抜けたやさしい文章でつづられる幸せの魔法のルール、私はとても好感を持ちました。文中にも登場しますが、竹田和平さんがおっしゃる「真心と真心がつながると、大きく成長してみんな楽しい」を、人生で実践されているかただと思います。
=以上=

2017.11.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】元気が出る本 (※舩井勝仁執筆)
2017.11.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】幸せサプリ (※舩井勝仁執筆)
2017.11.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】週刊ヒカルランド (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

