photo

トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2020年1月27日
二代目の役割 (※舩井勝仁執筆)

 世界のマーケットは新型コロナウイルスによる肺炎についての感染がどこまで拡がるのかを固唾を飲んで見守っています。この原稿を執筆時点(1月24日(金)の午前10時)では、世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言することは次期早商と見送ったというニュースが流れています。一方で、国内で2例目となる感染も発見され、予断を許さない状況が続いています。
 ちょっとだけ面白いのは、金曜日の日経平均は前日比で少し上げて推移しています。ひがみかもしれませんが、いままでのパターンでは欧米市場でいいニュースが出て株価が上がっても、日本市場が開くときにはインパクトが少なくなっていて日本株はあまり上げないか逆に下げてしまいます。もしくは、悪いニュースが日本市場を直撃して急落させる時は、アメリカ市場が開くころには問題が意識されなくなってきていて下げ渋るか少しあげるぐらいで終わるケースが多かったような気がします。
 ところが、最近、どうも下がるときは日本市場がストッパーの役割を果たすようになってきて、逆に上げる時はまず先頭を切って上げに転じているように感じる機会が増えてきたような気もします。1月23日に発信された新・舩井メールクラブの朝倉慶先生のメルマガでは日本株は上げるしか考えられないという力強い内容でしたが、私たちがバブルの崩壊で損をした記憶を乗り越えることができれば、日本株は上がっていってもいいのかもしれません。
 私のお金の師匠は故・竹田和平さんです。小川雅弘さんを含めた3人の共著「智徳主義【まろUP! 】で《日本経済の底上げ》は可能」(ヒカルランド)で和平さんは、日本株がバブルになっていた時、相対的に割安になっていたアメリカの株にシフトして、ほとんどバブルの崩壊を無傷で乗り切ったという話をしてくれています。私には、いまのアメリカの株価はバブルに思えて仕方がないのですが、普通で考えれば日本株も一緒に売られてしまうと考える人が多いと思いますが、かなり割安に放置されている日本株に資金が移ってくることも考えられると思います。
 そのためには、株で損をした記憶をいつまでも忘れられない日本人のマインドを変えなければいけないのかもしれません。元々の資金の出し手は日本人なのに、それを外国人のファンドにゆだねて、そのおかげで日本株がさえないという現状を打破する方法を考えていくことが大事なような気がします。
 
 皆さんは、人生でいつも傍に置いておきたいと思える本はどんなものでしょうか。日常の局面にページをめくると、迷っていた足元を照らし、活力をくれる1冊。昨秋に出た「水からの伝言 ザ・ファイナル MESSAGES FROM WATER THE FINAL」は私にとってそんな大切な書になりました。故・江本勝先生がライフワークとされた水の結晶はあまりにも有名です。水に言葉や音楽を聴かせたり、写真を見せたりして、いい波動のものに水が触れると美しい結晶ができ、その逆は・・・という写真の数々は、世界中で様々な議論を巻き起こしました。
 自然科学と超自然科学の間で、果敢に研究を続けた江本先生ですが、私も父も、先生のことを『見えないものを見る力』を、世の中に問うことを世界一ひたむきに挑戦したすごい研究者だと思っています。今まで幾度となく見た水の結晶の写真ですが、毎回そこにある清冽なものが私に語りかけてくるような気がします。
 今回の写真集のあとがきはご子息の博正社長が書かれていますが、各国の科学者が勇気を持って寄稿してくれていること、オノヨーコさんはじめ著名人がエールいっぱいのメッセージを寄せていることは、江本先生もとても喜んでおられると思います。写真だけでなく、水の最新科学についてもページを割いている構成になっており、ようやく、「水は情報装置を持ち、それを保ち続けている」ということが科学の世界でも少しずつ認められているようです。
 是非皆さんにも手にとっていただけたらと思います。博正社長は、最初の「水からの伝言」が20年前に出版されたのを機に、この本を出して江本先生の功績をしっかり残す役割を果たしました。同時に、いつまでも江本先生の遺産に頼るのではなく、自分たちの力で新しい社会的使命を果たしていくのだという決意も感じられる内容になっています。科学は確実に江本先生の業績を取り込んで発展しています。そのことをしっかり世の中に伝えるという責任を果たされたのだと思っています。
 それから、先週19日は、父の命日でした。毎年、とても寒い時期にも関わらず、熱海の父が眠る場所におまいりをしてくださったり、心を寄せてくださる皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
                                            =以上=

バックナンバー
2020.01.27:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】二代目の役割 (※舩井勝仁執筆)
2020.01.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】人間関係のトレーニング (※舩井勝仁執筆)
2020.01.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】健康能楽 (※舩井勝仁執筆)
2020.01.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】欲望の資本主義 (※舩井勝仁執筆)
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
健康の超プロ4名が語った「じぶんでつくる健康未来図」の動画をプレゼント 数霊REIWA公式サイト 佐野浩一 本物研究所 本物研究所Next C nano(ネクストシーナノ) 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note