photo

トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄の遺志を引き継ぐ舩井勝仁と佐野浩一が、“新舩井流”をめざし、皆様に「いま、伝えたいこと」を毎週交互に語っていきます。
毎週月曜日定期更新
2020年11月2日
現金が王様 (※舩井勝仁執筆)

 欧米での新型コロナウイルスの感染拡大やロックダウン、さらに明日投票が行われるアメリカ大統領選挙が大混乱に陥るのではないかという見方が浮上してきて、アメリカの株式相場に大波乱の兆しが見えるようになってきました。こういう時に一番話題になるVIX指数(危険指数、恐怖指数とも言われています)が平常時なら20台ぐらいまでで推移するのですが、危険水域と言われている30台を突破して一時40台に上がったというのが話題になっていました。
 相場の本音はどちらが勝ってもいいのであっさりと結果が決まって欲しいということ。アメリカの大統領選挙は負けた候補が敗北を認め相手に対して勝利おめでとうというメッセージを送った時点で決定するというよき伝統があります。日本なら、得票数が1票の単位まで正確にカウントされるのですが、アメリカの大統領選挙はわざと複雑な間接選挙にしていることもあり接戦になったときは、いろいろ文句が付けられる余地があるようで、特にトランプ大統領はごねるに違いないと思われているので、今回は大混乱が予想されるというわけです。
 何でも正確を期する日本は、投票の前日にはほぼどの候補が勝つか分かっていると言います。まれにみる接戦であっても、当日の出口調査と投票率が分かれば投票が終了した時点では、ほぼ当確(当選確実)が打てるそうです。アメリカの選挙も同じだと思っていたのですが、こちらは実はあまり分からないそうです。
 だから、マスコミはフェイクニュースばかり流すと言われていますが、一面の真実はありますがそれだけで片づけることはできないようです。国柄の違いがありリニア(線的なもの)なことをさせたら新幹線の運行(なんと一番密な時は高速鉄道なのに3分毎に列車が発着しています)から選挙の予測までほとんど間違いなくできるのですが、他の先進国でもここまでできる国は他にはありません。この辺りが日本の一番の強みなので、ここを活かす政策を考えればいいのではないかと思います。

 7−9月期のアメリカのGDPは前期比年率換算で33.1%増。トランプ大統領は史上最大の伸び率だと実績を誇りますが、日経新聞は冷たくコロナ前には戻らずと報道していました。少し前までのマスコミや市場関係者の論調は「バイデン圧勝だから大丈夫だ」、だったのですが、さすがトランプ大統領の底力は強烈で猛然と巻き返しを図っていて、彼らが一番恐れた事態になりそうな気配が濃厚になってきました。
 新型コロナウイルスは、寒くなってくると感染が増加するのではないかと言われていて、欧米や日本でも北海道で感染が拡がってきているのには、このような背景があるのではないかと思われます。本来であれば、強力なリーダーシップの下、明確な対策が打たれなくてはいけないのですが、アメリカは次期大統領がはっきりするまで政治的な空白が出てくる可能性があり、市場は慌てはじめているようです。
 こういう時は、とにかく現金化(現金に近い形)しておくのが安心という事で、すべての投資商品が売られる傾向があります。いざというときは、現金に勝るものはないということなので、事態が落ち着くまではこの傾向を頭に入れておいた方がいいのかもしれません。思い起こしていただきたいのはリーマンショックの時のこと。一瞬ではありますが、株式からコモディティ(商品相場、石油や金銀や産業に使う銅のようなもの、さらにはレアメタル等も含みます)から不動産投信まですべて叩き売られたことがあります。
 不動産などは、その局面が来るのを虎視眈々と狙っているハゲタカファンドの人がいますので、リーマンショックぐらいのインパクトであれば長い目で見れば瞬間のことと言えるかもしれませんが、今回のコロナショックはリーマンショックをはるかに超えるのではないかという見通しもあるので、油断しないことが大切です。何事もバランスなので、私は資産の中の現金の割合を50%ぐらいにしておけばいいのではないかと思っています。
 ただ、現金が必ずしも安全とは言えなくなってきているのも現実で、これだけキャッシュレス化が進んでくるとある日突然、キャッシュの使用を禁止するといった事態が起こる可能性もあります。ちょっとびっくりしたのは、先日、家の近所に最近できたレストランに行った時に、注文はバーコードを読んでスマホでしなければいけなくて決済も新型コロナ対策で現金は受け付けずにキャッシュレス決済のみだったことです。店員さんに指導してもらいながらなんとか注文と支払いができましたが、私たちの世代にとってはとんでもない世の中が来たものだと感じました。
 よく考えると、現金での決済がなければお店でのオペレーションはずいぶん楽になりますし、コスト削減も図れます。都心のほとんど若者というか外国人の方が多いようなお店でしたが、時代はドンドン進んでいきます。現金が王様であることはまだ事実ですが、それがいつまで続くか、その辺りも考えながら生きていかなければいけない世の中がやってきているようです。
                                 =以上=

バックナンバー
2020.11.23:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】スピリチュアルのようなつまらないこと (※舩井勝仁執筆)
2020.11.16:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】金運上昇 (※舩井勝仁執筆)
2020.11.09:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】ビッグママ (※舩井勝仁執筆)
2020.11.02:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】現金が王様 (※舩井勝仁執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長
1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。
2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けている。
著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。
佐野 浩一(さの こういち)
株式会社本物研究所 代表取締役社長
株式会社51コラボレーションズ 代表取締役会長
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。
ほんものワイン原産地ジョージア 舩井幸雄 永久不滅9つの金言 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note