日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2011年2月15日
答えは自分の中にある

 皆さまこんにちは。
 2月の半ばになりましたが、全国で雪が降ったりと寒い日が続いていますね。
 
 熱海は比較的暖かい気候で、今年は去年に比べても雪が少ないように感じます。
 熱海の川沿いには熱海桜もすでに咲いています。少しずつですが春が近づいているのを感じ待ち遠しい今日この頃です。 
 

 さて、何か問題に遭遇したとき、皆さまはどのように対応されますか?
 
 ある日、船井に「会長は、疑問に思ったことや問題に遭遇したとき、人に相談したり、人と話しながら答えを見つけることはありますか?」と聞いてみました。

 すると船井は、
「僕は人に話したり、相談することはあまりないなぁ。
いつも自分の中で『なぜだろう?』と問いかけながら過ごすクセがついているから、
自分の心の中に答えを見つけるよ」
 と言っていました。


 問題には、外からの情報(例えば識者の意見や過去の検証など)で答えを見つけられるものと、自分で検証できる事実を超えたものや、過去にもいっさい例がないような新しい分野の展開がある場合や、人の気持ちや愛情といった理屈ではなかなか通らないようなことがからんだ問題などがあるようです。それらは「難問」とよばれています。
 
 船井は、「人は難問に遭遇したとき、答えを自分の外に求めるのではなくて、自分の内側に求めるのが正しいんじゃないかな」と言っていました。

 自分の思考では到底答えに行き着くことができないと思われる場合、結局のところ最後の最後の決断は自分の心にまかせることになるようです。
 
 
 自分の心に聞いて出てくる答えというのは、自分にとっての答えであり、自分をよく知らなければ出てこないように思います。

 例えば、自分のまわりに「いやだな」と思う人がいる場合、自分でもどうしてか分らないけれど、その人を見ているといやな気持ちになる場合など、「どうして、私はあの人に対してこんな風に思うのだろう。あの人のどんなところがいやだと思うのだろう‥‥」と問い続けていると、
その人のいやな部分は、自分の中にも同じものがあり、自分のいやな部分をその人を通して見せられていたから、いやだと感じていたのだと気づきます。
 また、同じようにいやなことがあったとしても、自分がウキウキした気分でいるときは全然気にならなくて、逆に自分が元気がないときには、いやなことにばかり目がいってしまうということもあります。
 そう考えると、「あれ? まわりでおきていることはあまり関係なくて、だいたいは自分の問題なのだな」と感じます。

 船井に言われてみて、「なぜ? なぜ?」と考えてみると、「自分はこのように感じているのだな」とか、自分の心のクセなど、自分について少しずつ分ってきた気がします。
 そして自分のことをよく知ると、自分の深層からの返事は早く正確になってくるように思います。

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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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