日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2011年4月13日
日本人の包みこみの考え

 皆さまこんにちは。


 船井は今年1月に『2011年からの正しい生き方 〜天災、人災などの大激変が予想される今年数年間の対処法が分った〜』(ヒカルランド刊)という著書を出しました。

 その中で船井は、
「これから地球とわれわれに大激変があるようです。それらは2011年から本番を迎えます。だから本書を出したくなったのです。
 それとともによい未来の創り方は、われわれ人間にかかっていること。それも日本人に大役のあることも分りました。
 また『日月神示』という聖典が大事なことも分ったのです。」

 と書いています。

 日月神示は、画家の岡本天明さんに突然自動書記の現象がおこり、1944年6月10日から16年間にわたって記された神示です。
 その原文は、文字や記号、かな文字など難解な文体で構成されています。これらの神示は「天のひつくの神」を名乗る高級神霊によって降ろされたとされています。
 日月神示には、日本と世界がこれから直面するであろう今後の未来展開や、宇宙の真理、人としての正しい生き方などが書かれてあります。
 そして船井は「今後の正しい上手な生き方の指針が日月神示に書かれてあるので、ぜひ皆さんに読んでほしい」と思っているようです。

 私は同書内の第4章で、日月神示研究家で船井とも親しい中矢伸一先生に、担当編集者の小暮周吾さんとともに日月神示についての質問をさせていただきました。

 そして日月神示について少し勉強をして、感じたことがあります。
 
 日月神示のよいところは、「他のものを排除しないこと」です。

 よく宗教の中では、「自分が一番正しい」という姿勢で、他を否定するような考え方をすることがありますが、日月神示では他の宗教を全然否定しません。
 おもしろいことに釈迦もキリストも、ムハンマドも出てきて、「みんなを祀れ」と書いてあります。日月神示を降ろしてくれた神さま(?)は、「世界を赤一色、青一色に染めるのは間違いである。色とりどりのものがあっていい。それをお互いに尊重しあうことが大事である」といっています。
 そして日月神示を降ろしてくれた神さま(?)は、「日月神示が絶対に正しい」とか、「ああしろ、こうしろ」と細かいことまで言っていません。その人が本当に心からそう思い、自ら行動することが大事だということを言っています。
 これがとてもいいことだと思いました。

 日本人はあまり宗教にこだわりがありません。キリスト教も仏教も、神道も身近なところにありますが、特にけんかをしたりせず共存しています。

 この「包みこみ」という考えは、外国の人に比べ、日本人のほうがよく理解しやすいのではないかと思います。そして、これから世の中が大きく変わる中でこの考えがとても大事になってくるようです。

 日本人は外国人に、自己主張ができないとか自己犠牲をしているように見える、などとよく言われますがそれは、日本人の「和」を大切にする気持ちからきているようです。
 自分を強く主張し、個として力を出すのではなく、「和」の中からより大きな力を生み出すことを日本人は得意としているのだと思います。
 
 『私を劇的に変えた 日本の美風』(李白社刊)を書いた呉善花さんは、「日本人が持つ素晴らしい技術や、物事への細やかな視線は、対象を外から眺めるのではなく、対象の内側へ入っていこうとする意識の強さ、『対象との同化意識の強さ』からきている」と言っています。

 だから日本人は、相手のことを自分のことのように考えることができたり、他者を思いやることができるのだと思います。外交などは下手だとよく言われますが、これは日本人のよいところでもあるようです。
 この「他と一体化すること」や、「包みこみの精神」は、他の国にはない日本の強さです。この日本人の良さを、自分たちも自覚しこれから発揮していきたいものです。


『2011年からの正しい生き方 〜天災、人災などの大激変が予想される今年数年間の対処法が分った〜』(ヒカルランド刊)のあとがきに船井の考えが書かれてありますので、ご紹介いたします。
 よろしければ、同書をぜひお読みください。


あとがき

―いま一番大事なことは、予想される2011年から4〜5年間の大変化を乗り切ること

 本書は、もともと『「聖書の暗号」と「日月神示」』という題名で、12月20日すぎに書店に並ぶように2011年11月のはじめから書き始めたものです。
 その予定していた本の「まえがき」などは、『「聖書の暗号と「日月神示」」』の出版予告とともに、11月15日に、私のホームページ(船井幸雄.com)に一部紹介しました。
 ただ原稿を書き進めている間に、いまからわれわれ人類にとって、もっとも大事なのは「いまから高い可能性で予想される2011年から4〜5年間の大天災と大人災を、どうやって乗り越えるかだ」と思うようになりました。
 多くの人は、そのような天災や人災が来そうなことすら考えたこともないようです。
 ただ勘のよい人は今年あたりから、世の中が急変してきたのに気付きはじめたくらいでしょう。
 そこで、11月20日になり、急遽、本の題名を変え、それまでに執筆した原稿の大半を没にし、書きなおしはじめたのです。
 まず、いまがどんな時であり、なぜ大天災や戦争などの大人災が来そうだといえるかなどを紹介しながら、われわれがどう対処すればよいかも分りやすく書こうと思って、あらためて原稿執筆に取りかかったのです。
 本書の「まえがき」や本文中にも書いていますが、私は、いまかなりの自信を持って、2011年からいよいよ世の中は大変な時に突入する可能性が強いと思っています。
 世迷いごとと思ってもらってもけっこうですが、ともかく本書を読んで、変化への準備と、できるだけ「大難を小難にする」ように努めてほしいとだけこの「あとがき」でお願いしたいのです。
 ‥‥よろしくおねがいいたします。
                       2010年12月5日、夕方(自宅書斎で、著者)

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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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