日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2011年8月23日
大人になると時間が早く感じるのはなぜ?

   熱海事務所に咲いていた花
 皆さまこんにちは。今月もあっという間に8月の後半になろうとしています。
 もうすぐ9月。月日が経つのはほんとうに速いですね。
 
 子供のときは、夏休みは永遠続くのではないかという感覚でしたが、年々、時間が経つのが速くなっているような気がします。皆さまはいかがでしょうか?

 「歳を取るたびに時間が経つのが早くなる」という言葉をよく耳にしますが、これはなぜなのでしょうか。

 気のせいなのかなぁと、ずっと不思議だったのですが、どうやらこれは、人の脳の仕組みに関係があるそうです。


 私たちの脳は、新しい情報を受け取ると、まず、情報を理解しやすい形に整理しなおします。
 今までに体験したことなど、既になじみのある情報を処理するときは、それほど時間がかからない一方、新しい情報の処理はこれよりも遅くなり、これによって時間が長く感じるのだそうです。

 子供の時は、初めて体験することがたくさんあり、いろんなことに感動したり、印象に残る出来事がたくさんありますね。小さい頃は思い出もたくさんあります。一年がとても濃いですね。

 歳を重ねて、世の中をある程度知り、普段慣れていることを繰り返してばかりいると、脳に書き込まれる新しい情報も減り、時間がより速く過ぎているように感じるのだそうです。
 
 またある実験で、4〜82歳の約3500人に、自分が「3分」と感じた時点でボタンを押してもらったところ、年齢が高くなるほど、実際の3分より長くなる傾向が出たそうです。

 分析によると、2〜4歳年齢が上がるごとに1秒長くなり、70歳代では1割増しになったそうです。70歳代の人は、「本当は3分18秒もたっていたの?」と驚く結果になりました。

 年をとるほど、「実際の時計」より「心の時計」の進み方が遅くなるため、時が経つのを速く感じるようです。
 その他に、感情によって時間の感覚が違ったり、時間に注意を向ける頻度によっても違いなどもあるそうです。

 大人になり、慣れたことばかりをしていると、時間はあっという間に過ぎてしまうようです。
 確かに、いつまでも若々しく、イキイキ過ごしている人は、好奇心を持ち続け、いろんなことにチャレンジしている人ですね。このような人は、他の人と時間の感覚が違うのかもしれません。


 ぼやっとしていてはもったいない!子どものときのような新鮮な気持ちで、充実した時間を過ごしたいですね。

 
   熱海事務所に飾ってあるこけし^^
 
   雨の日の水玉
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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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