日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書　相澤智子-

このページは、２００９年１１月から（株）船井本社　熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子（あいざわ　さとこ）によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。

熱海に雪が降ったので、雪だるま 　　　と雪うさぎを作りました＾＾

　こんにちは。
　厳しい寒さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

　熱海では今、インフルエンザが流行っていて、小学校のクラスでは学級閉鎖になったところもあるそうです。
　熱海に住んでいると、人ごみに行くことがあまりないので、マスクをすることが少ないのですが、船井会長にうつしたりしては大変なので、気をつけて過ごそうと思います。
　都会にお住まいの方は特にですが、電車や人ごみに行く時はマスクやうがいをして、風邪やインフルエンザには気をつけてお過ごしくださいね。
　
　先日、熱海では雪が降りました。熱海事務所のまわりも真っ白になり、遠くの山々も雪に覆われ、辺り一面美しい雪景色になりました。

　熱海事務所には、門を入ると玄関の前に小さなお庭があるのですが、そこにはナンテン、センリョウ、ツバキなどが様々な植物が植えられており、その日は雪が積もって何とも風情のあるお庭になりました。

　熱海では積もるほど雪が降ることはめずらしいので、なんだか嬉しくなって、小さな雪だるまと雪ウサギを作り、お庭の芝生の上にちょこんと飾ってみました。

　船井はよく、事務所に来るときにお庭の植物などを眺めています。ときどき、私が気づかない花が咲いているのを、教えてくれることもあります。
　この日も船井はお庭を眺め、雪だるまと雪うさぎが置いてあることにちゃんと気づいてくれました。そしてニコニコ＾＾それを指しながら、玄関に入ってきました。
　船井が気づくとは思っていなかったので「会長は繊細でいろんなところに気がつく方なんだなぁ」とびっくりしました。

　忙しかったり、体調が完全でなかったりすると、なかなか自然に目を向けたり、細かい部分に心が行かなくなってしまいがちですが、細やかな感性でいろんなことに気づけることは、とっても素敵なことだなあと船井を見ていて感じました。
（ちなみに、その後に来た他の社員たちは、誰も雪だるま達に気がつきませんでした。笑）

　最近、船井は、
　「病気になってから、最近は人（相手）が考えていることが、よく分かるようになった」
　と言います。
　相手の顔を見れば、その人がどんなことを考えているか、自然と伝わってくるのだそうです。
　近くにいる私としては少しドキッとしますが、船井を見ていると何となく分かるような気がします。たとえば、船井は現在口内が痛いため、あまり多く話せないことがあるのですが、話す言葉や回数が少なくても、私のたった一言で、船井は包みこんでくれるように、私が何を言いたいかをきちんと分かってくれることがよくあります。とても不思議な感覚です。
　病気を体験し、より自分の中がクリアになり、繊細な感覚になったのかもしれません。最近船井に接していて、そんなことを感じました。