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船井幸雄の今月の“ほんもの”
■「ほんもの」とは?
1. 付き合うものを害さない
2. 付き合うものを良くする
3. 高品質で安全。
  そして安心できる
4. 単純でしかも万能
5. 経済的である

※ 本物の見分け方 
  • たいていの人の気持ちと気分がよくなるもの
  • それと付き合うと力が強くなり、筋肉が柔らかくなるもの
  • たいていの人は、“指テスト”と前屈で分かります
 
今月のほんもの

あなたの食生活、見直してみませんか?

〜『マクロビオティック』を生活に取り入れてみよう!〜

 前回のこのコーナーでは、腸内の宿便を取り除き、腸内を健全に保つことが、健康のためにどれだけ大事かについて取り上げました。
 そして今回は、それをもう一歩進めて、食生活全般について見直し、体質改善(リセット)をしてみよう・・・ということで、『マクロビオティック(以下マクロビ)』についてご紹介したいと思います。
 皆さん、マクロビについて聞いたことはあるでしょうか? 最近ではハリウッドスターの間で実践されていたり、ダイエット方法として注目されたりと、その名前を聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
 しかし、実際「マクロビってどんなもの?」と聞かれると、はっきりとは分からない人も多いのではないでしょうか。
 マクロビを、制限の多い厳しいもの、何やら難しいもの・・・というイメージを持っている人も多いと思います。しかし、知れば知るほど、マクロビは、それほど特別なものでもなく、誰でも気軽に取り入れられるものなのです。そして、楽しみながら健康になれる素晴らしい方法のようです。
● 『マクロビオティック』とは・・・
 『マクロビオティック』とは、主食に玄米、副食に汁ものと旬の野菜や豆類、海藻を組み合わせた食事法のことです。基本は和食で、日本の昔ながらの、伝統的な食事と考えてもいいと思います。
 マクロビの理論の権威として久司道夫先生がいます。久司先生は、アメリカで50年にわたってマクロビの食事指導をしてきて、97年に、東洋人で初めて国立歴史博物館(通称スミソニアン博物館)に殿堂入りしたことで有名です。マクロビは久司先生がアメリカで広め、ハリウッドスター達も実践するほどの人気となりました。そして今度は、日本に逆輸入の形で、日本でも知られるようになったのです。 
 マクロビの理論の根底にあることの一つに、"陰陽理論"があります。物事はすべて陰と陽という相反する性質を持っていますが、食べ物でも同様です。
 例えば、辛いもの、酸っぱいものは陰性で、塩辛いものや苦いものは陽性
です。また、夏は陰性、冬は陽性の影響を与え、暑いところでは水っぽく冷たい陰性の作物が育ち、寒いところでは実がしまって固い陽性の作物が育つといった具合です。そして陰と陽のバランスのとれた食事をとることが健康のためにとても大切だというのです。
 比較的、陰陽のバランスがとれたものが穀物です。マクロビは穀物を中心としており、マクロビの食事法は、陰陽の中心近くに成り立っているのが特徴です。

船井幸雄のオススメポイント!!

 私はもともと食事にはあまり興味がなく、また、自由に好きなものを食べたいと思う方です。だから制限の多いマクロビオティックにそれほど興味があったわけではありません。
 しかし、久司先生の話をきくと、自然に任せてとっていた私の食事内容は、マクロビの観点からみて、わりといいものだったようです。例えば、好きではないという理由でこれまでパンと牛乳をほとんど口にしませんでした。また、米が好きで、家では五分づきの米を食べています。それらはマクロビの観点からはよかったようです。
 また、実家が農家で神社にも深く関わっていたので、子供の頃の食事内容も大きく影響しているのでしょう。私がいまも非常に健康なのは、自然にマクロビ理論に近い食事内容をとってきたことも理由の一つかもしれません。ただ肉は好きです。幸いなことに、久司先生は非常に頭の柔らかい人です。「肉が好きならお喰べなさい」と私に言ってくれた人なので、久司先生の提唱するマクロビは、誰にとっても、取り入れやすいと思います。

久司 道夫氏 プロフィール

1926年和歌山県生まれ。東京大学法学部卒業、同大学大学院修了後、1949年渡米。1980年ボストンに「クシ財団」を設立。パークシャーマウンテンに「クシ・インスティテュート」を開設。マドンナやトム・クルーズなどもマクロビオティックを実践。1997年スミソニアン博物館に東洋人として初めて殿堂入り、実績や所有物を永久保存されることが決定した。

● マクロビのルールは?
 マクロビの基本はまず、よく噛んで食べること。
そして、『一物全体(いちぶつぜんたい)』といわれるように、一つのものを丸ごと食べることを推奨しています。普段捨てられている皮や根の部分にこそ大切な栄養素が含まれています。穀物なら精米せず、米なら玄米、小麦粉なら全粒粉というふうに。
 また、次に、『身土不二(しんどふじ)』という考え方も大切にしています。これは、身体と生まれ育った土地は一つであって、切り離せないという考え方から来ています。つまり、住んでいる土地で、その季節にとれた旬のものを食べることによって体のバランスが整うということです。例えば、熱帯でとれるバナナやコーヒーは、体を冷やす作用があるので、そこに住む人がとるのはいいのですが、冬の日本では体が冷えてしまいます。
 そして、農薬も不使用、または極力使用をおさえた農作物を使い、食品添加物や化学調味料などもできるだけ控えた、無添加の食材を使うのが望ましいとされています。
 また、電子レンジを使った調理は極力避けた方がいいということです。

● 世界で最もバランスの取れたよい食事が和食
 戦後、急速に欧米スタイルの食事が日本に普及されましたが、久司先生が世界中の食文化を比較検討した結果、結局、日本の伝統的な食事こそが世界で最も理想的だという結論に達したようです。お寺の精進料理や神道に伝わる料理、それに田舎料理です。味噌、しょうゆ、梅干しや海藻などをふんだんに使った和食は、体に最もよい食事だということなのです。
● 気軽にマクロビを取り入れるだけでも効果あり!
 とはいえ、マクロビが勧める食事は穀物や野菜が中心であり、肉や魚介類、卵や乳製品や甘味は奨励していません。現代の生活に慣れている私たちにとって、これを日常生活で徹底させるのは、かなり難しいことです。しかし幸い、久司先生は頭の柔らかい方のようで、ガチガチの修行僧のようなマクロビを勧めているわけではありません。久司先生は、まず楽しく食事をすることが第一だと考えます。
 だから、その人その人に合ったペースで、マクロビを生活に取り入れていければ十分だというのです。例えば、肉が好きな人は、いきなり肉を止める必要はなく、週末だけ、マクロビメニューを実行したり、人によっては年に1〜2回だけマクロビ実践期間を設けるだけでも、効果ありとのことです。
 また、仕事などで昼食にマクロビメニューを取り入れるのが難しいというのなら、昼は普通の食事をとり、夕食をマクロビメニューにしたり、普通の食事にマクロビメニューを少し加えるなど、自分ができる範囲で実行するだけでもOK。
 そしてマクロビを一度でも体験すると、その後、食材に以前より気を遣うようになったり、インスタント食品や脂っこいものをあまり好まなくなったりと、思った以上に意識や味覚に変化が現れることも多いそうです。
 言ってみれば、マクロビがきっかけで、体内環境が"リセット"されるといってもいいくらいなのです。
 あなたも、気軽にマクロビ体験してみませんか?

◆◆ 久司先生いわく・・・ ◆◆

〜食物の陰陽のバランスを取れば、心身と生活が自然と調和してきます。宇宙の運行のリズムや天然自然の法則に則った食生活を行うことで、人間の持つ自然治癒力を呼び起こし、それによって病気を回復させ、健康を保持するのがマクロビの目的なのです。〜
【オススメ情報】
◆久司道夫完全プログラム『MACROBI DELI』(8日間セット)◆
〜ダイエットにもオススメ〜
★ 実際に体験してみての感想★
 実際に、私(「船井幸雄.com」担当の藤原)も、この『MACROBI DELI』を試してみました。8日間キッチリというよりは、『MACROBI DELI』を普段の食事に取り入れたという感じでした。『MACROBI DELI』は、味もおいしく、レトルト食品によくある化学調味料や保存料臭さがまったくなく、本当に健康に良い食事メニューでした。また、普段は玄米を食べていなかったのですが、この『MACROBI DELI』の玄米は、パエリアやチャーハンなど、いろいろと工夫してバリエーション豊かに調理されていることもあって、とてもおいしく、玄米ごはんにも興味が持てるようになりました。

『MACROBI DELI 8days SET』
26,250円(税込)

ある日の夕食メニュー。玄米ごはん(国内産ごま塩付き)、くるま麩のすきやき風、黒豆あまぐり

 ただ、このプログラムはダイエットメニューということもあり、少し私には量が少なかったので、これに、普通のサラダや味噌汁などを付け加えて食べていました。
 また、このプログラムのメニューにはすべて『BEGOD(ビゴッド)』が含まれているのもあってか、腸の具合もとてもいい感じです。健康にもダイエットにもぜひオススメだと思います!

久司道夫完全プログラム『MACROBI DELI』(8日間セット)のより詳しい情報はコチラ
◆BEGOD(ビゴッド)◆
 マクロビを始めるにあたって、大切になってくるのはやはり、栄養を吸収してくれる腸の環境です。そこで、マクロビを始める前にぜひ、"BEGOD(ビゴッド)"(昨年7月にこのコーナーで紹介)の摂取をオススメします。"BEGOD(ビゴッド)"は、久司先生が選択した80種類の果物、穀物、ハーブで作られた酵素サプリメントです。体内酵素を補い、マクロビのスタートラインとしてもぴったりです。  
また、"BEGOD(ビゴッド)"の中には、マクロビに必要な食材も十分含まれているので、忙しい人にとっては、うれしいことにこれを摂取するだけで、食事内容を変えなくても、マクロビ効果もあるようです。

●液状30パック 6,300円(税込) 
●液状60パック 12,600円(税込)
●粒状300粒 7,140円(税込)
●"BEGOD(ビゴッド)"ご購入希望の方はコチラ
"BEGOD(ビゴッド)"は、アニュー(以下でご紹介)では、『クシ酵素』という名前でお取扱しています。内容は同じものです。
◆安心やさい◆
 マクロビでは、有機栽培の食物をとることを勧めています。しかし、すべての食材を有機栽培のものにするのは難しいもの。そこで船井幸雄がオススメしているのが"安心やさい"です。
 "安心やさい"は、100%天然素材のホッキ貝殻の粉末でできており、原料に化学物質は一切含まれていません。
 米、野菜、果物などを、"安心やさい"を溶かした水に10分間漬けておくと、除菌効果、汚染物質除去、日持ち効果があるなど、手軽でうれしい効果がいっぱいです。

●"安心やさい"ご購入希望の方はコチラ

(左)安心やさい箱タイプ(30包入)
1000円(税込)
(右)安心やさい袋タイプ(30包入)
1000円(税込)
◆アニューホームページ◆
●マクロビオティックやマクロビメニュー、久司先生についての詳しいアニューの情報はコチラ

 (文責:藤原)

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