“超プロ”K氏の金融講座
このページは、舩井幸雄が当サイトの『舩井幸雄のいま知らせたいこと』ページや自著で、立て続けに紹介していた経済アナリスト・K氏こと
朝倉 慶氏によるコラムページです。朝倉氏の著書はベストセラーにもなっています。
韓国のサムスン電子が驚くほどのボーナスを支給することが話題となっています。何と平均ボーナスが5400万円になったというのです。平均ですよ、もらう人は当然1億円を優に超える額をもらっていることでしょう。普通に考えれば、にわかには信じられない金額です。「そんな世界は一部の特殊な人たちの話だ」と感じる人も多いでしょう。
しかし私は、このニュースを単なる“景気の良い話”として見てはいけないと思っています。これは、世界が完全にインフレ時代へ入り始めたことを示す象徴的な出来事なのです。しかも問題は、「物価が少し上がる」というレベルではありません。お金の価値そのものが変わり始めている。そこが極めて重要です。
●「昔の感覚」で考えないことが大事
今、世界ではAI投資、半導体投資、防衛投資、エネルギー投資が爆発的に拡大しています。そこに人手不足、資源不足、物流混乱まで重なっている。すると何が起こるでしょうか?
勝ち組企業には、信じられないほどお金が集中するのです。サムスン電子の5400万円というボーナスは、単に「儲かっている会社」の話ではありません。“インフレ時代の勝者”には、お金が際限なく集まり始めている。その現実を示しているのです。一方で、動かない人、資産を持たない人、現金だけを持ち続ける人はどうなるか。物価上昇によって、徐々に苦しくなっていく。実際、日本でもその兆候はすでに出ています。
東京都内の新築マンション価格は前年比で39%も上昇しました。これほどの上昇は、普通の感覚では異常です。しかし現場では、「資材が高い」「職人がいない」「建設費が合わない」ということが起きている。つまり、価格を大幅に上げなければ、そもそも建てられないのです。これは単なる不動産バブルではありません。供給制約型インフレです。モノが足りない。人が足りない。だから価格が跳ね上がる。しかもこれは、マンションだけの話ではありません。これから、食料、電気ガス、物流、外食、保険、家賃と、あらゆるものに広がっていく可能性があります。
ここで最も重要なのは、「昔の感覚」で考えないことです。多くの日本人は長年デフレ時代を生きてきました。「貯金していれば安心」「物価はそんなに上がらない」「給料は大きく変わらない」そういう世界です。しかし、世界は変わり始めています。サムスン電子の5400万円ボーナスというニュースは、“遠い国の話”ではありません。インフレ時代があなたのところへ近づいている前触れです。そしてインフレ時代とは、残酷な時代でもあります。動いた人と動かなかった人の差が、一気に広がるからです。
「資産を持つ人は、株や不動産の上昇で豊かになる。一方で、現金だけを持つ人は、物価上昇に押し流される。だから投資が必要だ」朝倉は一貫してこのような事態になる、そして加速していくと言い続けてきました。これは綺麗事ではありません。現実です。これからの時代、好むと好まざるに関わらず「投資は必達」なのです。もちろん無理な投機をしろという意味ではありません。しかし、インフレ時代に何も持たず、何も動かないことは、極めて危険です。
時代が変わるとき、一番危ないのは、「昔と同じ感覚」で生き続けることです。今、日本人に必要なのは、“現実を見ること”です。サムスン電子の5400万円ボーナスは、その現実を私たちに突きつけているのです。
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★『大恐慌入門』
(2008年12月、徳間書店刊)に引き続き、『恐慌第2幕』
(ゴマブックス刊)が2009年5月に発売。その後 家族で読めるファミリーブックシリーズ『日本人を直撃する大恐慌』
(飛鳥新社刊)が同年5月30日に発売。さらに2009年11月には、船井幸雄と朝倉氏の共著『すでに世界は恐慌に突入した』
(ビジネス社刊)が発売され、2010年2月『裏読み日本経済』
(徳間書店刊)、2010年11月に『2011年 本当の危機が始まる!』
(ダイヤモンド社)を、2011年7月に『2012年、日本経済は大崩壊する!』
(幻冬舎)を、2011年12月に『もうこれは世界大恐慌』
(徳間書店)を発売、2012年6月に『2013年、株式投資に答えがある』
(ビジネス社)を、2012年10月に朝倉慶さん監修、ピーター・シフ著の『アメリカが暴発する! 大恐慌か超インフレだ』
(ビジネス社)を発売。2013年2月に『株バブル勃発、円は大暴落』
(幻冬舎)を、2013年9月に『2014年 インフレに向かう世界 だから株にマネーが殺到する!』
(徳間書店)を 、2014年7月に『株は再び急騰、国債は暴落へ』
(幻冬舎)を、2014年11月に舩井勝仁との共著『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』
(ビジネス社)を発売、2015年5月に『株、株、株!もう買うしかない』
を発売、2016年3月に『世界経済のトレンドが変わった!』
(幻冬舎刊)を発売、最新刊に『暴走する日銀相場』
(2016年10月 徳間書店刊)がある。
★朝倉慶 公式HP: http://asakurakei.com/
★(株)ASK1: http://www.ask1-jp.com/
経済アナリスト。
株式会社アセットマネジメントあさくら 代表取締役。 舩井幸雄が「経済予測の“超プロ”」と紹介し、その鋭い見解に注目が集まっている。早い時期から、今後の世界経済に危機感を抱き、その見解を舩井幸雄にレポートで送り続けてきた。
実際、2007年のサブプライムローン問題を皮切りに、その経済予測は当たり続けている。
著書『大恐慌入門』(2008年12月、徳間書店刊)がアマゾンランキング第4位を記録し、2009年5月には新刊『恐慌第2幕』
(ゴマブックス刊)および『日本人を直撃する大恐慌』
(飛鳥新社刊)を発売。2009年11月に舩井幸雄との初の共著『すでに世界は恐慌に突入した』
(ビジネス社刊)、2010年2月『裏読み日本経済』
(徳間書店刊)、2010年11月に『2011年 本当の危機が始まる!』
(ダイヤモンド社)を、2011年7月に『2012年、日本経済は大崩壊する!』
(幻冬舎)を発売。2011年12月に『もうこれは世界大恐慌』
(徳間書店)を、2012年6月に『2013年、株式投資に答えがある』
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(ビジネス社)を発売。2013年2月に『株バブル勃発、円は大暴落』
(幻冬舎)を、2013年9月に『2014年 インフレに向かう世界 だから株にマネーが殺到する!』
(徳間書店)を 、2014年7月に『株は再び急騰、国債は暴落へ』
(幻冬舎)を、2014年11月に舩井勝仁との共著『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』
(ビジネス社)を発売、2015年5月に『株、株、株!もう買うしかない』
、2016年3月に『世界経済のトレンドが変わった!』
(幻冬舎刊)を発売、最新刊に『暴走する日銀相場』
(2016年10月 徳間書店刊)がある。
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