船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
魂の木
2014.10.14(Tue)
社名:(株)にんげんクラブ
名前:江尻 みゆき

 にんげんクラブの江尻です。
 先日、テレビで「アバター」という映画を見ました。
 2009年映画公開時はちょっと変わった風貌の登場人物になぜかあまり興味が湧かず、人気が高い映画だったのですが、見る気になりませんでした。

 「アバター」は私の予想を超える素晴らしい映画でした。

 環境破壊によって母星を瀕死の状態にまで追い込んでしまった地球人が、アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラに、希少鉱物を求めて進出しますが、そこにはナヴィという先住民族がいました。

 捜査員の神経をリンクさせたアバターとしてナヴィとの接触を図るアバター計画を遂行する主人公は、ナヴィの部族のリーダーの娘と知り合い、希少鉱物を対話ではなく力で奪い取ろうとする地球人に立ち向かいます。
 主人公は下半身不随のために多額の治療費が必要で、初めはお金のために計画に参加しましたが、自然を取り巻く雄大な連鎖の中で各々を位置づける原住民の生き方は、地球とはまるで異なるもので、一人前のハンターの証として手に入れることのできる翼竜(イクラン)も、家畜や乗り物として扱うのではなく、あくまでフィーラー(触覚)を介して心を通わす友人として彼らは扱っていました。

 「魂の木」は、ナヴィの神であるエイワの意思の宿る神聖な場所と考えられ、その信仰を一身に集める聖地である。パンドラに生息する木々は電気信号を出して交信し、それらが総体としてさながら神経細胞のように惑星全体を覆っている。ナヴィ達が崇める「母なる女神・エイワ」こそが魂の木であり、ナヴィはフィーラーを介してエイワの意思、惑星全体に宿る生命エネルギーの情報にアクセスするのです。
 空想や迷信などではなく、自然現象の一種として彼らの神は実在していたのです。
 「エ・イ・ワ」って「ヘ・イ・ワ」の響きに似ていませんか。

 先日、にんげんクラブ主催の「都心のイヤチロチ体感散策」という野外ワークショップにスタッフとして初めて参加させていただきました。川口哲史先生がナビゲートしてくださり、「六義園」を散策しました。
 大灌木に触れたり、竹に耳をつけたり、樹を見て色をイメージしたり、目を瞑って小道を歩いたり、地球の大地に宿る生命のエネルギーを思う存分に感じてきました。「アバター」の中に出てくる「魂の木」を重ねて思い返してみました。

 直観を磨き、樹木・銘石と友達になることによって、もともと潜在的に私たちの中にある力を自然の中に宿っているエネルギーを通し、自己治癒することができるそうです。  「アバター」の中でもナヴィ達は「魂の木」の根っこと一体になり病気や、けがを治していました。自然には不思議なエネルギーが宿っているのですね。

 次回の「都心のイヤシロチ体感散策」(10/24)は清澄庭園で開催されます。今度は、「お月見」です。平安貴族も夢中になり、江戸の庶民が愛してやまなかった名月。月を見上げるのではなく、池の水面に映った月を見て『お月見』としてきた感性と文化が日本にはあります。当日は新月ですが……きっとすてきなイヤシロチになると思います。

 ご興味がおありでしたら下記にクリックしてくださいね。
http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2014/07/92010241115.html


12周目:「私の自立への第一歩……」
13周目:「世界中の石は繋がっている」
14周目:「2012年変革の年」
15周目:「朝の集団行進」
16周目:「感謝」
17周目:「電車の中での出来事」
18周目:「愛と光のセッション」
19周目:「凛々しくなった先輩である、次男の親友のお兄ちゃん」
20周目:「いい本との出会いは人生を変える」
21周目:「天恵を受けながら生きる」
22周目:「愛と光に包まれて、、、」
23周目:「亡き叔母(ちいこばちゃん)を偲んで」
24周目:「輪廻転生」
25周目:「車窓の思い出」

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