船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
車窓の思い出
2014.8.19(Tue)
社名:(株)にんげんクラブ
名前:江尻 みゆき

現在の ハーツデールの駅

 にんげんクラブの江尻です。
 今から約24年ぐらい前でしょうか、主人の仕事の関係でニューヨークに住んでいたことがあります。私が住んでいたのはウエストチェスター郡のハーツデールという小さな町でした。
 グランドセントラル駅からメトロノース鉄道でだいたい30分ぐらいで着く距離です。
 その当時のマンハッタンはとても物騒で治安も悪く、街に出る時や、車でホワイトプレインに行くときはかなり気を引き締めていないといけませんでした。トイレも人影が少ないようなところはさけ、安全そうなところを選んだものです。

 私の住む町は比較的穏やかな治安のよいところでした。隣町のスカースデールはかなり裕福な方が住んでいて日本の田園調布のようなところでした。その当時の私は、時間がたくさんある主婦でしたので、マンハッタンの語学学校に通っていました。語学学校に通うのにはハーツデールの駅からメトロノース鉄道で通っていました。
 ハーツデールの駅はとても華奢で小さな家みたいな駅で、とてもマンハッタンから電車で30分のところとは思えないようなところでした。
 ある日、いつものように学校に行くため、メトロノース鉄道の電車に乗りました。車内は向かい合わせのゆったりとした座席が並んでいます。乗車している人も少なく、ぼーっと外の風景を眺めていると、次のスカースデールの駅から一人の男性が乗り込み、私の席の反対側に座りました。髪の毛は真っ白、なぜか不思議なオーラを放っている感じがしました。

 はっとしました。なぜならその人は日本人。しかも坂本龍一さんだったのです。
 とても物静かで落ち着いた雰囲気で、話しかけたかったのですが、何故かだまっていようと思いました。だって、、、、その空間が神聖な感じがしたからです。

 先日、ニュースで世界的音楽家・坂本龍一さんが喉頭がんで、治療に専念するため海外を含め全ての演奏活動が休止されることになったと知りました。
 創作活動は病床でも続けるとみられていますが、放射線治療は反原発活動の先頭に立ってきた立場から拒否する考えを主治医に伝えているということを聞きました。
 そのニュースを聞いたとき真っ先に、あの時の光景がよみがえりました。あの穏やかな
電車の車窓から見る光とかぶっている坂本龍一さんは、何故か日本人の誇りだなって。
 その時思ったような気がします。ご自分の意思を貫かれるのは並大抵のことではないことでしょう。陰ながら坂本龍一さんが一日も早く復帰されることを応援したいと思います。


12周目:「私の自立への第一歩……」
13周目:「世界中の石は繋がっている」
14周目:「2012年変革の年」
15周目:「朝の集団行進」
16周目:「感謝」
17周目:「電車の中での出来事」
18周目:「愛と光のセッション」
19周目:「凛々しくなった先輩である、次男の親友のお兄ちゃん」
20周目:「いい本との出会いは人生を変える」
21周目:「天恵を受けながら生きる」
22周目:「愛と光に包まれて、、、」
23周目:「亡き叔母(ちいこばちゃん)を偲んで」
24周目:「輪廻転生」

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