船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
教育の場にカウンセリングを
2014.8.22(Fri)
社名:(株)本物研究所
名前:星 祐作

 『舩井幸雄.com』をご覧の皆様こんにちは。私は、(株)本物研究所で“ほんもの”と呼ばれる商品や情報の発掘・普及を目的に毎日働いております。
 今回は、教育について書かせていただきます。

 先日、「都立高入試にマークシート方式導入」というニュースが飛び込んできました。 昨シーズンにおける採点ミスの多発を受けての措置ということでした。
 私も今から20年前に都立高を受験した経験があります。その数年後には大学入試の受験も経験しました。受験は、一年間頑張ってきた実力を発揮する機会です。
 時間の感覚というのは、人それぞれですが、若いうちの一年というのは結構長く感じます。多感な時期の時間を費やした結果、採点ミスで合否が決まってしまっては何ともやりきれないものです。そのためにも、マークシート方式の導入というのは受験生の立場からすると安心できるのではないでしょうか。もちろん、さまざまな意見があるとは思いますが、人は必ずミスをする生き物ですから、公平性を保つ上では、機械に頼るのは必要だと思います。

 一方、生徒の普段の学校生活に目を向けると、さまざまな問題が存在します。
 文部科学省が発表している、平成24年度の不登校者の数は、小中学生では11万人、高校生では5万人を優に超えています。これは、全生徒数の1%を軽く超える数です。この数を多いか少ないかと言われると、そんなものかなあ、という感想を持ちますが、不登校をしている本人や家族からすると深刻な問題と取れます。

 もちろん、学校を卒業しなければ立派な大人になれない、という訳では必ずしもありません。しかし、学校生活になじめずに、不登校に陥ってしまう生徒は、なんらかしらの負い目を持ってしまう人が大半ではないでしょうか。

 私は、仕事柄、カウンセリングに多少携わっています。カウンセリングで大切なことは、相手の言葉をとにかく一生懸命聞くということです。聞いたうえで、自身のクセや考え方の傾向などを、クライアント自身が把握することが大切です。

 私が携わっているライフカラーカウンセリングでは、50の質問を解くだけでその方の思考や体のことなど事細かに分かる便利なツールです。
 そうやって、誰かに聞いてもらうことで、安心感や人とのつながり、信頼感が構築されていき、自身が癒され、自分に自信が持てます。そのサポートをするのが、カウンセラーの役割だと思います。

 先日の長崎県佐世保市で起きた、15歳の少女による同級生を殺害した事件では、同校の生徒・教職員・保護者を合わせて170名がカウンセリングを受けたとのことです。まずは、誰かに聞いてもらうことで、自分は一人ではないということがわかります。人は、人に受け入れ、認められることへの欲求が強い生き物です。

 冒頭の受験についても、生徒には大きな問題と言えます。それは失敗に対する恐怖があげられると思います。「もし、失敗したら……」と考えるとそれが心のストレスにつながります。そんな個人の心の中の調和を整えるのは、親であり、教員であり、周囲の大人の協力が欠かせません。

 先日、現役の塾の講師をされている辻健章さんという方にお会いし、いろいろとお話を伺う機会がありました。
 「最近は、個別指導の依頼が増えた」とお話されていました。辻さんは25年にわたり、塾講師をされています。授業時間は、生徒によってまちまちですが、その中身は、勉強のことを教えるのはもちろんのこと、いわゆる人生相談を受けることもあるそうです。

 「いろんな生徒がいますが、勉強する動機がグラグラしてきたと言った話を聞くこともあります。メンタルを維持するような相談事が増えてきました。生徒との距離感が近くなってきたので、そのような状況になってきました」とお話されていました。
 辻さんは、ここのところ終電で帰宅することが多いそうです。つまりそれだけ、辻さんのように個別で親身に話を聞いてもらいたい生徒が増えたということです。

 「そのような問題の解決には、生徒の環境を改善することが大切です。親・友人・講師など外部の環境も大事ですが、特に自分の(心)環境を改善することが何よりも大事です。心が元気でないと、たとえ一生懸命何時間も勉強したとしても、非効率な結果に終わってしまいます。」

 辻さんとお話をしていて、ふと舩井幸雄の言葉を思い出しました。舩井幸雄は、企業で大事なことは個々の成員である「人」が何よりも大事、ということを書籍の中や、講演などで発信し続けてきました。心がすっきり整うことで、生徒も思う存分集中して勉強に取り組むことができます。そうすることで、集中力が増し、効率も上がり、ますます楽しくなり、自身の役割や使命に気づくスピードが速まると言えます。

 私が担当しているほんもの商品の販売店さんにも、さまざまな方がいらっしゃいます。 大きくみると、そのような人との交わりを通じて、自分自身が磨かれていっている感じがします。ほんもの商品の販売を通して、その方の心身が健康に、そしてより幸せになってくれたらと思います。

 先ほど、ご紹介した辻さんは、塾の講師以外にも、独自でセミナーを開催するなどさまざまな活動をされています。
 もし、ご興味ある方は、こちらをご覧ください。
http://www.funaiyahonpo.biz/contents/cat23/post-31.php

 どうぞ、ご自身の心を整えて、周りの人(特に若い方)をサポートしていただき、自身も周りも幸せな人生をおくっていただけたらと思います。そのためにも、まずは、自分で自分のことをきちんとできるような大人になりたいと、辻さんと話をして、私自身がかんじました。
 最後までお読みいただきありがとうございました。


2周目:「働くことに関する本音」
3周目:「人間としての性質」
4周目:「自動反応について」
5周目:「国会答弁を聞いて感じたこと」
6周目:「1日のリズムをスムーズに進めるには」
7周目:「自分を受け入れる」
8周目:「食事について」
9周目:「スターウォーズを見て思ったこと」
10周目:「6/2(土)にんげんクラブ関西大会(in京都)に遊びにきませんか?」
11周目:「健康と夢を叶える蘇生の風」
12周目:「ゆるすということ」
13周目:「楽しく仕事をするために」
14周目:「カウンセラーが一番お得なんです」
15周目:「薬を使わない医師 宮島先生」
16周目:「心と身体の処方箋」
17周目:「人前で話すことの効用」
18周目:「カウンセリングで大切なこと」
19周目:「自分の再発見」
20周目:「私のおすすめ断食健康法」
21周目:「年初に感じた、自然の偉大さ」
22周目:「自然に融合する東洋医学の叡智」
23周目:「電磁波と陰陽五行」
24周目:「ココロの病の対処法」

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