船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

背中にある秘密　（テーマ：私が最近ビックリしたこと）

2007.11.26(Mon)

社名：（株）船井メディア
名前：山内　綾二

「推背図（すいはいず）」の第６０象（写真①）

三木野吉さんの著書（写真②）

　皆さん、こんにちは！（株）船井メディアの山内綾二です。
　今日からこの「船井幸雄グループ社員の　日々もの思ひ、考へる」ページは８周目を迎えます。いつもお読みいただきどうもありがとうございます！

　さて先日、本山博さんの『坐禅・瞑想・道教の神秘―天台小止観と太乙金華宗旨』（さみっと双書刊）という本を読みました。

　そのなかで、道教の書物のひとつである「太乙金華宗旨（たいおつきんかしゅうし）」の解説があります。それによりますと、人間の背中の部分に、光の出入口があるそうです。そして、背中から光を全身にまわす訓練法が紹介され、そのことにより覚醒ができると書かれています。

　この文章を読んだときに、中国の謎の古文書である「推背図（すいはいず）」の第６０象（写真①）を思いだしました。

　「推背図」とは、一般的には、全編６０象からなる預言書であり、唐の袁天罡（えんてんごう）と李淳風（りじゅんぷう）の二人によって書かれたと言われています。

　しかしながら、一部の太極拳や東洋医学の研究者たちは、「推背図」における預言はひとつの側面であり、本義は、世の中のルールや生命について説明したものではないかと推論しています。

　日本にも、「推背図」の預言書の側面でなく、生命原理の部分に着目したひとがいます。
　故・三木野吉（みきのきち）さん（写真②）です。三木さんは、故・高橋信次さんのお弟子さんで、自ら勉強して、背中に光の入口があることに気づき、その調和方法を伝えて歩いた人です。

　すでに、三木さんは亡くなられていますが、その哲学を引き継いでいる方がいます。
　月刊「フナイ・メディア」２００６年１２号のイヤシロチ探訪で登場した色彩研究家の杉原典子さんです。ご興味があるかたは、訪ねてみてはいかがでしょうか。

　人間の背中には、眼に見えない秘密が隠されているのかもしれません。
　もしかしたら、見えないチューブが宇宙から繋がれていて、生命に必要なエネルギーをいただいているのかもしれませんね。たとえば、宇宙遊泳をする宇宙飛行士のように。

１周目：「未来予想図を描くヒント　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
２周目：「未来予想図を描くヒント②　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
３周目：「自分一人からの出発　（テーマ：ひそかに続けている私の習慣）」
４周目：「未来を信じること　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
５周目：「宇宙船地球号　（テーマ：私が最近ビックリしたこと）」
６周目：「未来の住宅は、金属製？　（テーマ：私が日々思ふこと）」
７周目：「コズモグラフィー　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」