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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2005年6月29日
野菜は気をつけて喰べよう

 野菜はカラダによい喰べ物だと思われています。
 それは正しい考え方ですが、最近の野菜には危険なものがふえつつあります。
 それは栽培法に問題があるからです。
 たとえば世界保健機構(WHO)は硝酸塩の単独致死量は4gだと言っています。
 右の表は東京都の調整による硝酸塩の含有量です(これは河野武平著『野菜が糖尿病をひきおこす!?』=宝島社新書刊から引用したものです)。

 例えば、右の表のチンゲンサイ16,000mg/kgということは、このチンゲンサイを3株喰べたら4gになり、人間は死んでしまうということになります。
 ともかく硝酸塩が、どんなに人体に悪い結果をおよぼすかを皆さまに知ってほしいのです。
 ともかくできれば前記の河野武平さんの本は、ぜひお読みください。
 その中に次のような文章があります。

ハウス栽培野菜が危ない

食べてはいけない野菜
 表1(右上)は、健康な食生活と野菜の関係を語るのには欠かせないものである。1kg当たりの硝酸塩の最高検査値を見ると、チンゲンサイ1万6000mg、コマツナ9000mg、パセリ7569mg、ホウレンソウ6200mg・・・と、多くの葉野菜から高濃度の硝酸塩が検出されている。この数字をどう見ればいいのだろうか。
 EU(欧州連合)では1999年、野菜に含まれる硝酸塩濃度の統一基準を決めた。
 それによれば、ホウレンソウなどは2500mg/kg以下、加工、貯蔵される野菜の硝酸塩濃度は同じく2000mg以下としている。この基準を超えると「汚染野菜」とされるのだ。もう一度、表1と比較してほしい。ここに掲載された葉野菜は、平均値で見ても、軒並みEUの基準を超えている。
 ヨーロッパでは葉野菜の摂取は比較的少ないので、野菜を多く食べる日本の食生活から判断すると、日本独自の基準は1kg当たり1000mgを超えてはならないだろう。今こそ硝酸塩濃度の一定の基準を確立しなければならない。有機農産物の認証以上に重要な基準であり、有機農業の栽培以上に技術が求められ、ハードルの高い基準である。糖尿病の予防食として野菜は推奨されているが、ここに示したデータを見る限り、予防食として勧めるなどとんでもない。まさに食べてはいけない野菜なのだ。
 しかし、こういいきってしまうと身もふたもない。注意してみると、ある程度は解決の道筋が見えてくる。それは、硝酸塩の含有量は栽培方法によって違いがあることがこの表から分かるからだ。
 栽培方法とは、
@ 自然のサイクルで栽培する有機野菜
A 農薬や化学肥料は使っていても畑(大地)で旬に栽培する露地栽培
B 施設での短期促成栽培
の主な三つである。

 表1で高い濃度を示している野菜は、ビニールハウスなどの施設で短期促成栽培されるケースが非常に多いのだ。自然のサイクルで栽培されると硝酸塩濃度は低く、なぜ施設での短期促成栽培が、高濃度の硝酸塩を含有させてしまうのだろうか(抜粋ここまで)。

 みんな原因があるようです。
 野菜は、カラダにとっていいものです。
 こわがらないで、正しい知識を持ち、どんどんよい野菜を栽培し、食べようではありませんか? そのために前述の河野武平さんの本などはぜひお読みください。
                                            =以上=

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公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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