
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

毎日、多くの人が、私のところへ訪ねてきてくださいます。
去年12月の19日に、坂本政道さんが見えました。「ヘミシンクによる体脱者が知ったこれからの地球と地球人」について、いろんな話しを聞きました。
その中に、いよいよ「ポジティブ人間の時代に、地球もなりますよ」と彼から言われ、それを中心に2時間余も話しこみました。有意義でした。それからわくわくしています。
また、12月22日に中矢伸一さんが見え、「いまの大不況は、いい世の中のためのプロセスですね。日月神示やT少年の言っているとおりですよね」というような話しになり、これまた2時間余、たのしい一刻を過しました。自信がつき、元気になりました。
さらに12月26日には、羽生善治さんと、早朝から夕方まで、7時間くらいも話しこみました。将棋の話しよりも生き方の話しが中心でしたが、オールポジティブシンキングのたのしい一日でした。非常に参考になりました。
12月25日には、二十数人のお客さまと会いましたが、その中には日本一と言ってもよい人が何人もいらっしゃいます。具体的にお名前をあげますと、
・「いきいき」編集長の片寄斗史子さん(雑誌づくりの名人)
・プレジャーグループ代表の加藤友康さん(ホテルの実践経営コンサルタントの達人)
・登山家の栗城史多さん(酸素ボンベなしの高山登山の世界の第一人者)
・人づくりの名人の苗木邦生さん(若い人たちの能力引き出しの日本の第一人者)
・大道芸人世界一の野尻博さん(クリントン前アメリカ大統領が折紙をつけた元気配達人)
などです。
考えてみれば、このような人たちとは、会うだけで気分がほのぼのしてくるのです。
いうならば、彼らはポジティブ人間なんです。どんなことも肯定し、よい方に考え、人にも言う人です。
もちろん私のところへいらっしゃる人には、ネガティブ人間の人も何人もいらっしゃいます。しかし、いまの地球人は、ポジティブ人間1人対ネガティブ人間99人の比率だと言われているくらいですが、私のところへ来る人は、ポジティブ人間8人対ネガティブ人間2人くりの割合なのです。
これは私がポジティブ人間であり、ネガティブ人間の人を決して否定はしないのですが、話しが合いにくいのでほとんど来ないのでは?…と思っています。
ネガティブ人間の人は、人のいやがることを言ったり、したり、マイナス発想することが、どうも好きなようです。それは欲求不満で自己顕示欲が強い裏がえしのようでもあります。
不安を与えたり、批判をしたり、悪口もつい出てしまうようです。
私は、人はそれぞれちがいますし、ネガティブ人間も、それなりに肯定はしていますが、彼らと話していても、どうしても楽しくないので、彼らの言動を否定しないように気をつけているのですが、それが彼らに対する態度やコトバに出るようです。
坂本政道さんの研究では、ふつうは、なかなかポジティブ人間もネガティブ人間もその基本的な性格は変えられないようだ…と言うことでしたが、これは正しい見方のように思います。
ところで正月休みを終え、今年1月5日、6日に船井総研の全社員研修会が大阪であり、参加しました。
創業者として、2日間とも彼らにいろんなことを話して来ましたが、私がもっとも強調したのは、「これからの経営コンサルタントや経営者はポジティブ人間でなければならない。いまネガティブ人間の人もいるだろうが、努力してポジティブ人間に変ってほしい。変れると思うからたのむよ」ということでした。
本ホームページ上や私の著書内あたりで何回も述べて来ましたが、医師や経営コンサルタントや弁護士などは、決してクライアントに不安を与えたり、心配させてはならないのです。
しかも事実は客観的に伝えねばなりません。
そのためには「よい対処策を見つけ出さねばむつかしい」のです。
そして、そのために勉強し、経験をつみ、性格をポジティブ型に変える必要があると思うからです。
これは、これからの経営者にとっても、リーダーにとっても同様なのだと思います。そして、これがこれからの時流と言えるでしょう。
私の話しをきいた船井総研の数百人の社員は分ってくれたようなので、「ほっ」としているのですが、このホームページの読者にも、ぜひ勉強し、時流を知り、ポジティブ人間として生きられるように、お願いしたいと思っています。坂本さんの研究と反しますが、否定的性格は変えたいものです。
それさえできれば、これからの不況も決して心配不要といえるようになる…と思うのです。
=以上=

2009.01.26:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】船井総研社員研修会で言った、もっとも大事なこと
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2009.01.09:【先週のびっくりより】『2009年 資本主義大崩壊!』への読者の感想
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ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

