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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2012年4月9日
興味を持って直感力をつけよう。予測も対処法も正しく分る。

 体調が少し回復して来ましたので、4月に入って体調不良の私としては、忙しい日々を送っています。
 4月2日に船井総研の大卒新入社員の入社式に創業者として参加、30分ほど「人間の長所である知的能力の磨き方、活用法」について講話をしました。自分の経験を述べただけですが、聞いてくれた役員や、大卒新入社員(46人)は、ほぼ理屈だけは分ってくれたもようです。それにつきまして、あとで説明いたします。
4月5日は「船井塾」で最近の「びっくり現象と、それから分ること」を1時間余り講演しました。
 一方、4月5日の「船井メールクラブ」で発信しました「タングステン酸ソーダ水」については、読者に大ショックを与えたもようですが、4月3日に、日本の某大学関係者より今年1月以降に発表されたタングステン研究の資料、論文など(主として英語)十数編を送っていただき、いま読んでいます。これは参考になります。
 それ以外に、3月末日から書きはじめた『大事なことは知っておきましょう』(仮題、4月中に脱稿予定、ビジネス社6月刊予定)の原稿執筆、さらに毎日見える来客などへの応対などと、元気だった時の1/5〜1/10くらいですが、仕事(?)をしつつあります。
 桜をはじめ春の花々を愛でながらの早朝の勉強も復活しました。
 まだ本格的な体調にほど遠いとは言え、健康になっていくっていいものですね。
 自分でそれを如実に知り、今後は病気の予防、医療費のかからない治療法の研究なども興味のある方とともに進めたく、前記タングステン療法やMMS法(ミラクル・ミネラル・ソリューション)、それにサーフセラ法(これは、私が特許をもっていますが、事業化しようとした矢先に病気になり、開発費約10億円は、このままでは捨てることになりかねません)などを、世間の人々に知ってほしい……と、まじめに考えはじめました。
 病気時は、後ろ向きの考え方になり、健康とともに前向きになるのを、自ら経験してよく分った最近の1−2ヵ月です。その意味では、もう永らく生きられないと思って出した『船井幸雄の大遺言』(3月末から書店に並んでいます。青萠堂刊)は、よい思い出の本です。この本を創っている途中から元気になり出したのです。
 ところで4月2日の船井総研の入社式当日の講話の説明に入ります。大好評だったようなのです。
 まだネクタイをしめて人並みにかっこうをするのはカラダがきついので、開衿シャツで、気楽な姿で参加しました。次は講話のポイントです。
 「僕は79才という年齢のせいと、記憶力が良すぎるという欠点もあり、いろんなことを知っている。しかし、予測や経営のプロになれたのは、それなりのプロセスがある。正直にストレートに言うから、おぼえておいてほしい。後天的に身につけたのです。
 およそ、この世の存在は、秀れた能力をより伸長し、活用して、“世のため、人のため、そして自分のため”に尽力するために生まれてきたようです。
 人間のすぐれた能力は、知的能力だ。
 知的能力には三つある。一つは知識、二つめは知恵(応用力)、三つめは直感力(ほとんど瞬間に、考えないで正しいことが分る能力)だ。私は予測するということと、人の気持や、経営については、直感力が働くようになった。ほとんど外れない自信があります。これを図示するとつぎのようになる。

知識(Intelligence)→単に知っているだけ。これだけでは実生活にムダです。
知恵(Intellect)→知ったことをルール化すると応用力が出る。少し能力を使えます。
直感力(Intuition)→いろんな経験をし、また他人と一体化してそれを自らのものとして増やしていくと、あるレベルから直感で分るようになります。
 分りやすく言えば、“百聞一見に如かず”、“百見一験に如かず”です。

 私には50年のコンサルタント経験がある。この間に付きあった会社、大事なお客さんは1万人強、件数では数万件にもなります。
 この貴重な経験を、客と一体化(親身と生命がけになるとできる)して、他人の経験もほとんど体得しました。
 そうすると、経営者というか人にとってもっとも大事な問題であると思える正しい予測と、正しい対処法が直感で分るようになったのです。
 だれでもそれのできる条件を船井総研では備えている。というより、そんな会社です。
 社風は、@自由 Aよく働く B徹底した客志向であり、そのためにだれもが人間として伸びられるように、@自由 A正しい哲学 B大志 を最大限に与えるようになっています。
 また、Cだれにでも親身になり、D仕事には、どんなことにも生命をかけるような社風になっています。
 ……ゆっくりこれから考えて経験して、一つ一つを自分のものにしてほしい。たのみますよ」
 ……というような話しをしたのです。
 これを現実に実行するのは非常にむつかしいようですが、私などは長年、船井総研のトップとして、また経営コンサルタントとして、やむをえずにこれらをやらねば生きていけなかったから、やっただけのようなものです。平凡な私でもできたのだから、若い元気な人ができないはずはないと思う。たのみますよ。

 ……で話しは終りました。
 ぜひ、このホームページの読者も少しでも興味を持たれたら、また、やむを得ずに追いこまれたら実行してみてください。
 一つ、よろしくお願いいたします。
 ともかく興味を持って直感力をつけますと、予測も対処法も正しく分るようです。まず外れません。また、健康がいかに大事かも分ります。前向きにもなれます。ぜひやってみてください。お願いしておきます。
                                          =以上=

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