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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2014年6月2日
読んでいただきたい本 (※舩井勝仁執筆)

 今回はご要望の多い、私が読んだ本の紹介をさせていただきます。先月から読んだ本の中から面白かったものを紹介します。書評の回数を増やすために、簡単なものにさせていただきましたが、どれも本当に勉強になった本ばかりです。よろしかったらご参考にしていただければ幸いです。
 さて、書評の前に、先週のにんげんクラブのウィークリー・レポートに書いたものを一部修正させていただいたものを掲載させていただきます。特に、舩井☆SAKIGAKEフォーラムのワイルドカードの投票は本日6月2日の正午が締め切りです。簡単なご登録だけで投票していただけますので、ぜひ勇気を持って立候補していただいた有意の人(SAKIGAKE―BITO)に温かい1票を投じてください。

(引用開始)
 これからも毎週末にいろいろなイベントが入っていて、にんげんクラブの皆様とお会いできることを楽しみにしています。6月7日、8日は京都から神戸へのスピリチュアル・ツアーを企画しています。昨年行った長野の戸隠に続く、というよりも実はこちらが本番で、私が一番大好きな霊能力者ハニエルさんと一緒に、神戸の六甲山にある瀬織津姫様をお訪ねするツアーです。私は何回か六甲山に瀬織津姫様を訪ねて行きましたが、その度にこれからの日本を作り上げていく大事なエネルギーある場所だと感じてきました。

 最初にここを訪ねたのは、昨年の秋のことだったと思いますが、私はそれから人生が驚くほど変化しました。参加される皆様も、ただエネルギーをもらいに行くというのではなく、皆さまそれぞれが持つエネルギーを、自らの役割を果たすために瀬織津姫様のエネルギーと融合することが大事なのだと思います。ぜひ、イベントの詳細をみていただければと思います。
 ツアーといえば、6月21、22日は伊勢支部の皆さまが企画してくださった小川雅弘さんと私も参加する修養団ツアーがあります。修養団の伊勢道場長を長年務めておられた中山康夫先生の『すべては今のためにあったこと』(海竜社)は、心ある人たちの間でロングセラーになっていますが、本当に大事なことを教えてくれるすばらしい本です。私はもう20年以上前に一度だけ、修養団に宿泊させていただいて研修を受け、翌朝神宮に正式参拝をさせていただいたことがあります。
 中山先生は研修を受けられる方のすべてのお名前を覚えられて、研修の前後、参加者全員のためにお祈りに行ってくださっていたそうです。私が20年以上前に食堂のどの席に座っていたかまで覚えていらして本当にびっくりしました。そんな修養団でのツアーはいままでのにんげんクラブにはない厳かなイベントになります。今回の伊勢ツアーの目的は、そんな凛とした修養団を体験してから参拝をさせていただくことで自分を見つめ、それを仲間と共有すること。
 その凛とした空気の中で、小川さんや私が皆様にどんなメッセージをお伝えすることになるのかは、私にもまったく予想できませんが、私たち有意の人の役割を確認する場になるのだと確信しています。遷宮が終わってようやく落ち着きを取り戻した、神宮の地に有意の人が集まるすばらしいイベントになると思いますので、こちらも詳細をぜひご覧ください。
 イベントと言えば、11月1、2日にパシフィコ横浜で舩井☆SAKIGAKEフォーラムを開催するのですが、そこにご登壇いただくワイルドカード枠の投票(http://www.funaimedia.com/fsf/users/vote/)が現在行われており、その締め切りが6月2日までだということを皆様はご存知でしょうか。私たちの呼びかけに応じて、勇気ある有意の人(SAKIGAKE-BITO)がなんと15人も立候補してくださり、伝えたいメッセージを公開してくださっています。
 インターネットで簡単な登録をしていただくだけで、どなたでも投票していただけますので、ぜひ勇気を持って手をあげていただいた方の皆様に伝えたいと思っているメッセージをホームページでご確認いただき、一番フィーリングが合う人に投票なさってみてください。新しいにんげんクラブは皆さんと一緒に作り上げていくもの、私たちは舩井☆SAKIGAKEフォーラムをその第一歩としたいと考えています。皆さまも、ぜひ投票というかたちでこのイベントづくりにご参加くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
(引用終了)



1.佐藤芳直著『舩井幸雄の60の言葉 〜一流になりなさい。それには一流だと思い込むことだ。 』(マガジンハウス)


 佐藤さんは船井総合研究所の元・トップコンサルタントです。
 先日、佐藤さんの仙台の会社 S・Yワークスの主催の舩井幸雄追悼セミナーに呼んでいただきました。佐藤さんは「師・舩井幸雄の教え」、私は「父・舩井幸雄の教え」としてそれぞれお話をしました。佐藤さんは、「舩井幸雄を単に理解しているのではなく、もはや溶け込んでいる」気がいたします。
 この本の中に登場する父は、人間くさく、とても情緒にあふれていて、佐藤さんの優しい目線に泣けてしまいます。

(引用開始)
 「あるがままを受け入れる。すべては必然性があって起こるのだからね」
 あるとき、ぽつりと舩井先生が、この言葉に付け加えられたことがありました。
 「そう思ってすべてに臨むには、勇気が必要だけどな」
(引用終了)


2.副島隆彦著『金融市場を操られる絶望国家・日本』(徳間書店)


 副島先生は舩井幸雄が最も愛し、また最も影響を受けた現代の思想家です。
 本文中に、「わずか10日間で昼に夜に、突貫工事で書き上げた著作だ」とありました。しかし集中して執筆した姿勢からくる濃密な内容となっていると感じました。これまでの相当数ある著作をまとめた、いわゆる「副島分析」が満載されています。
 アベノミクスをはじめ消費税の値上げ問題などの美名の隠れた数々の問題点に、具体的に切り込んでいく筆者ならではの「攻めの姿勢」が見られます。これらの論旨の中で副島先生は、国家の経済問題と国民一人一人の財テクとその運用について、一つの大きなものの考え方を示していると感じました。いいかえるなら、その論旨の裏には、金に対する二面性、物質文明と心の文明を問いかけているのかもしれません。
 先に、私の最新作である『チェンジ・マネー』(はせくらみゆきさんとの共著 きれいねっと)でも多少触れましたが、創造的に崩壊する資本主義に対して、いかに経済というものがあるべきか、金の二面性その裏にある心の問題について、この本の中でも副島先生はまた違った目線で語りかけてくれている気がしました。
 本書の40ページに、私の文章を引用していただき、身に余るお言葉を賜りました。それだからと言うわけではありませんが、本当にいまの経済の現実を理解するには必読の書だと思います。

3.平野貞夫著『戦後政治の叡智』(イースト新書)

 筆者の平野さんは、現在79歳。大学時代に左翼学生運動の経験があって、その衆議院事務局に勤務し、当時の自民党小沢一郎幹事長に見出され、退職間際に参議院議員となり小沢の懐刀と呼ばれる存在になりました。私はにんげんクラブの小川前社長から高知県の大先輩としてご紹介いただいたことがあります。
 衆議院事務局に採用されるにあたって、元総理大臣の吉田茂との面談、そして吉田茂が左翼学生にかけた言葉「最近、日本共産党について過小評価する意見が多いが、それは間違っている……」当時の日本共産党の躍進と元総理の慧眼は、歴史的な秘話かもしれないと興味深く読みました。
 衆議院事務局職員となってから日常的に垣間見た政局の動向と人間模様には、様々な舞台裏のエピソードが書かれています。中でも、55年体制を形作った佐藤栄作(総理)と園田直(衆院副議長)に絡む話、田中角栄(当時の自民党幹事長)に絡む時局に展開された政治的課題には、読む人を唸らせる迫力があります。
 終章に野中広務先生との対談が載っています。しかし、この対談は「いま解決すべき喫緊の課題」(先人知恵とともに新たな日本へ)と題して、いわゆる現在の日中問題が語られていますが、読者の見方によっては、政界を引退した『回顧的親中派議員の思惑』とも取られかねないという意見もあろうかとは思いますが、私はやっぱり日本は中国や韓国などの隣国と仲良くしていかなければならないと思いますので、賛成票を投じたいと思います。
 そして、平野先生のいまの日本の司法制度が法の下の平等を順守できていないことに関して問題点を投げかけておられることに強く共鳴したので、特にこの本を推薦させていただきたいと思います。

4.飯島敬一著『耳をひっぱるだけで超健康になる』(フォレスト)

 著者に先日、にんげんクラブ会報誌のインタビューでお会いした時にいただいた1冊です。とてもシンプルですが万能で卓効で経済的な本物の手法だと思いましたので、まさに舩井幸雄がいつも探していた本物だと感じたので紹介させていただきたいと思います。
 耳もみは「脳」をマッサージするのと同じという飯島先生の「神門」メソッド。耳には100以上のツボがあるといわれていますが、「神門」は耳たぶ上部のくぼみのツボです。自律神経が整うことで、現代人の抱えている不調はほぼ解決すると飯島先生は提唱されています。
 先日お会いした時に、私の耳にスワロフスキー(スリムビズというそうです)でできた耳のツボを刺激するものをつけていただきました。とても疲れていたのですが、いつの間にか元気になりびっくりしました。また、過剰な食欲が抑えられ、また夜の会食の翌日もすっきり元気でいられたような気がします。
 思い出したら、耳をモミモミ。時間もお金もかからない健康法です。

5.カレン・フェラン著 神崎朗子訳
『コンサルタントはこうして組織をぐちゃぐちゃにする』(大和書房)


 キャッチコピーは「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です」。
 新聞広告のタイトルとコピーに、良くも悪くも惹きつけられて買いました。読んでみるとただのコンサルタント批判という次元の粗悪なものではなく、逆にコンサルタントが好んで使うメソッドの的確な解説書になっているので、とても参考になると思います。コンサルタントがクライアント企業にどのように向き合ったらいいのか、試行錯誤の上に「真ん中の線」で書かれているなかなかの実践書だと感じました。
 書店に行くと山のようにあるビジネス書、実用書ですが、特に「出口」のあるものが有益だと感じています。コンサルティング業の方だけではなく、リーダーシップの見直しなど、マネージメントにかかわる仕事の方はざっと読まれるとよいと思います。

 これからも、この欄でできるだけ読んだ本をご紹介していこうと思います。皆様もおすすめの1冊がありましたら是非教えてください。
                                            =以上=

バックナンバー
2014.06.30:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】舩井☆SAKIGAKEフォーラム (※舩井勝仁執筆)
2014.06.23:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】パワースポット巡り(2) (※舩井勝仁執筆)
2014.06.16:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】パワースポット巡り(1) (※舩井勝仁執筆)
2014.06.09:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】物理的なものと精神的なものの融合 (※舩井勝仁執筆)
2014.06.02:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】読んでいただきたい本 (※舩井勝仁執筆)
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