
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

「食べないと死ぬと思うのは集団催眠にかかったようなものです。もし、食べたくても食べられない状態の時が来たとき、死なないと思っていたら気が楽ではありませんか」。 以前、そんなユニークなことをおっしゃっていたのは画家で作家のはせくらみゆきさんです。
私は「舩井フォーラム2105」が本当に大きな役割を持っていると感じています。だから、その主宰者の役割を舩井幸雄から引き継いだ私はよほどの覚悟を持って望まなければいけないと思っているのです。だから身を清めるために断食はとても有効だと感じたので、取り組ませていただきました。少しだけ、専門家の意見を聞くと「まあ、舩井さんだったら大丈夫でしょう」と中途半端な太鼓判を押してくれたので、安心して取り組みました。
決心したきっかけは、春に、俳優の榎木孝明さんが3週間の不食を達成され、日々の心のコンディションから便の状態まで克明にFACEBOOKにあげられていたものを毎日読んでいたことです。
前述のはせくらさんはじめ、毎日青汁1杯で18年間過ごしている森美智代さんや水もほとんど飲まない不食を実行している弁護士の秋山佳胤さんなど、常に私の周りでは不食が話題にはなってはいましたが、以前から、毎日ほぼ1食で過ごしていましたが、断食はちょっと恐怖感がまさって挑戦していませんでした。
しかし榎木さんのとてもニュートラルに取り組まれている心の様子が、日々文章から伝わってきて、(専門家の指導が入っているという前提はありながらも)「毎日忙しく働いている方でも、こんなに穏やかな心で長期間不食に向き合うことができるのか」とがぜん断食に興味がわいてきました。
また榎木さんが飲まれていた水が小川雅弘さんの住んでいる高知の裏山で出るA-rayウォーターということにもご縁を感じ、私も夏前からデトックス週間の準備を進めてきました。不食初心者ゆえ、比較的忙しくない時期であること、そして10月17日、18日の「舩井フォーラム2105」を成功させるために、心身ともクリアにリセットしておきたいという気持ちでこの時期を選びました。本当は3週間にチャレンジしたかったのですが、はずせない会食もあり、今回は1週間の期間を定めました。
不食をしていた時に感じたことは、先週のにんげんクラブのウィクリー・レポート、そしてFACEBOOKに書かせていただきましたが、不食中に感じたことや不食後の変化は以下のようなことでした。
・ひたすら眠くなるが熟睡できるので早寝早起きになる
・感覚が研ぎ澄まされてくる。いい磁場の空間にいたくなる
・断捨離に興味がわき、自分にとって必要なもの、相性の良いものに敏感になる
・後半に向けて、直感力が高まり、自分の中で余計な力を入れなくても意識に透明感が増し中庸に整えることが容易くなる
・5キロ近く痩せた
というような変化がありました。
少しふらつきを覚えた日が半日だけあり、父が長年愛用していたカリカセラピの粉末スティックを口に一口入れましたら、エネルギーがまたたくまに回復しました。以前からカリカセラピについては信頼していましたが、改めて万能な健康食品だと実感しました。
始める前に一番不安だった空腹感ですが、ファスティングのエキスパート、甲田医院の甲田光雄先生の本で、偽腹(本来物理的に胃にものが入っている時間にも、長年の習慣でおなかがすいたという感覚がある)という言葉を知りました。これは長年の暴飲暴食にて胃が荒れている人ほど、起こりやすい状態だそうです。
このことを頭においていましたら、今までずいぶん食欲に振り回されていたことを実感し、断食がスムーズに進みました。そして、いまも続けている少食の悩みがついついその1食、私の場合は夕食ですが、そのときに食べ過ぎてしまうことや、お昼をいただいても、やっぱり夜は抜けなくて食べていたのですが、それも改善できるかなと思っています。現在は、回復食のあと、ゆるやかな通常食に戻りつつありますが、また来週も気付きを書かせていただきたいと思います。
これから、断食や不食に挑戦される方には、はせくらみゆきさん、鳴海周平さんの共著『「小食・不食・快食」の時代へ』(ワニブックス)と秋山佳胤さん、森美智代さん、山田隆夫さんの共著『食べない人たち ビヨンド』
(マキノ出版)がおすすめです。どちらの本も断食(本当は食べたいのに我慢するというイメージがありますよね)に挑戦するのではなく、自然と慣れて不食になることを説いている本で、食べても食べなくてもどちらでもいいという境地に至ることが大切だと書かれています。
=以上=
◆□◆ 舩井フォーラム2015 ◆□◆
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2015.09.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】断食 (※舩井勝仁執筆)
2015.09.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】この国を縛り続ける 金融・戦争・契約の正体 (※舩井勝仁執筆)
2015.09.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】新涼の候 (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

