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舩井幸雄のいま知らせたいこと

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2019年2月11日
歴史の裏側 (※舩井勝仁執筆)

 トランプ大統領の一般教書演説が行われました。アメリカの大統領が年に1度、議会というか国民に向けて施政方針を演説する大切なものですが、従来の主張を繰り返しながらも妥協をするべきところは実はしているな、という内容でした。しっかりと読み込んだわけではないので、詳しい解説はやめておきますが、今年もトランプ大統領の一挙手一投足に振り回される相場になりそうです。
 当面は2月15日までとりあえず仮予算が認められ、政府機関の閉鎖が解除されている状態がその後どうなるかというところが焦点になるのではないでしょうか。野党民主党の方も、安易に妥協すると来年の大統領選挙に影響があるので、落としどころを探る動きになるようです。ただし、大統領も民主党もそれで景気後退があきらかになり、その責任を押し付けられる事態は避けようとするので、どこかで妥協点が見つかると希望的な観測をしたいと思います。
 アメリカの相場は大きく上がっていきますが、日本の相場は慎重な動きに終始しています。今年の後半にアメリカの相場がかなり悪くなるのではないかという見方もされるようになってきましたので、ネガティブに日本だけが取り残されているという見方もできますが、山高ければ谷深しということになりますので、当面は日本は賢く立ち回っていると言ってもいいのかなと感じます。年央に2万4千円を目指すというアナリストもいるので、自己責任でしっかりと楽しんでいただければと思います。
 いま、話題になっているのは12万部のベストセラーになっている個人投資家で主にデイトレーディングだけをやって大きな財産を築いたcisさんの『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(角川書店)です。私のお金の師匠である故・竹田和平さんと正反対の投資哲学ですが、本を読んでとてもマネはできませんが、これもありなんだなと思いました。ちょうど2月16日(土)愛知県犬山市の「お菓子の城」で「開運!まろUP! 竹田和平さん生誕86周年花咲祭」があります。私も出席させていただくので、よかったらお越しいただいて和平さんのエネルギーに触れていただければと思います。

 節分を過ぎ、新年の気分で気持ちをリセットしてお過ごしの方もいらっしゃるのではないでしょうか。上記のcisさんの本もそうですが、面白い本を読んで意識覚醒する、それまでの自分の概念を変える、というのは、毎日の生活の中で、私がしばしば行なっているリセット法です。ビジネス社から昨年12月に刊行された『副島隆彦の歴史再発掘』は、漠然と蓄えていた私の中での日本史の知識を大きく目覚めさせてくれました。
 副島先生の「闇に葬られた歴史上の出来事や自分の真実」を鋭くあぶりだすシリーズは、いつも面白いのですが、こちらは「ザ•フナイ」で連載されていたものを1冊にまとめたもので、タイトルの「歴史発掘」とは、先生の大好きだった松本清張さんが、晩年某雑誌に長期にわたって連載していた「昭和史発掘」から取ったものです。副島先生の並々ならぬ意欲作であると感じました。内容は、20世紀最大のスパイと呼ばれたキム・フィルビーに始まり、外相松岡洋右論から、江戸の花街の真実、そして、邪馬台国に終わるという、この歴史の流れをあえて無視してランダムに並べているところに、先生らしさを感じます。

 個人的に1番面白かったのは、外相として名高い松岡洋右のお話です。松岡はバイリンガルで世界水準の政治ができる超優秀な外務大臣だったのにも関わらず、根っから信頼していた昭和天皇と、近衛文麿、そして松岡の三人は、米英が仕掛けた罠に落ちて日本は戦争させられたと、また、はめられたのは、ヒトラーもムッソリーニも同じだと、副島先生は書きます。ひっくり返された日独伊ソ、の真実、そして、三国同盟が負けた理由についてこの辺は副島先生の筆舌鋭く冴え渡りますので是非読んでいただきたく思います。
 そういえば、15年前ほどの本になりますが『昭和天皇・マッカーサー会見』という岩波現代文庫も、戦後史を知るのに実にわかりやすい1冊です。著者は豊原楢彦さんという元関西学院大学法学部の教授です。昭和天皇とマッカーサーは11回会見されたと言われていますが、この会見の内容をつまびらかにしています。
 私の仮説ですが、昭和天皇は敏腕な政治家としての側面を持っていたとこの本を読んでいて思います(実は父もリーダーとしての昭和天皇の力量を高く評価していました)。比して、今上天皇は幸福と安寧を祈ることがメインであらせられたのだと感じます。
 ある先生のメルマガでは、天皇の力が噴出して、その時の日本のあり方が決まる、新天皇のリーダーとしての行く末に思いを馳せるというようなことが書いてあり、同感でした。今年は大きな流れが変わる年です。このような時に近代史を学ぶことは大きな意味があると思い、上記の2冊をご紹介させていただきました。
                                            =以上=

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