
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

アメリカの株価は一体どこまであがるのでしょうか。FRBのパウエル議長が今月末の利下げについて肯定的な発言を議会証言でしたことで株価が上がっています。市場参加者のほとんどが上がり過ぎているのではという懸念を持ちながらの上げで、どことなくバブルの頃の日本に似ているような気がします。日本の場合は4万円近くまで日経平均が上がったので、アメリカの株ももしかしたら4万ドル近くの水準まで上がるのかもしれません。
ただ、その後が怖いですね。日本のバブルの処理は本当に大変でした。30年近い年月が経っても東京や大阪はともかく地方に行くとまだ景気の良さはまったく実感できません。経済が停滞すると少子化が起こってしまいます。地方だけではなく東京でも昼間の時間ビジネス街でないところに行くと高齢者の姿が多く目につきますし、地方の主要都市などではお年寄りしか街を歩いていないのかなという感覚になります。50年前なら50代半ばの私もそろそろ高齢者の定義に入る年頃ですが、いまや若手の分類に入るのかもしれません。
30年前の日本は貿易黒字もたくさんあり、それなりの経済力はあったにも関わらず、この状態です。もし、基軸通貨国とはいえ、ずっと貿易赤字、経常赤字を垂れ流しているアメリカのバブルが崩壊したらどんなことになるのだろうと恐ろしい気持ちになります。 アナロジーでいうと日本は強くて長期政権になった中曽根内閣の頃にバブルの絶頂期を迎える準備をしたわけですが、異色のトランプ大統領が同じようなことをされているようにも思えますので、その時日本はどうするのかをいまから叡智を集めて考えておかなければいけないのかもしれません。
仕事柄様々なものを試すことが多いのですが、父が良く言っていた「本物」の定義をいつも思い出します。様々なところで言っていたので、ご記憶にある方も多いでしょうが、
2012年6月25日の「船井幸雄.com」で父が書いた
『私は本物とは、@つき合うものを害さないAつき合うものを良くするB高品質で安全、そして安心できるC単純でしかも万能であるD経済的である
……この5条件を充たすものと言ってきました。』
という箇所を見つけました。実に深いなと思うのは、目にした人が、十人十色、自分の解釈で読めるところです。その中でも「万能」という単語は「一粒で2度どころか3度も4度も美味しい」という意味なんだろうなと思っています。
新オフィスの私の執務室には、会議室とは別に、少人数の打ち合わせもできるテーブルがあリます。お客様が見えて、そちらへ座る際に自分のデスクから必ず持っていくお気に入りのものがあり、見えた方に「それはなんですか?」と聞かれます。
本物研究所の代理店でグループ会社的な位置づけの「イリアール」で扱っている「セロトニンシート」という商品シリーズで、メーカーの株式会社FORESTAの齋藤日出男社長とイリアールのカタログ誌「ほんものや」で対談した時に特別に作ってきた「セロトニンクッション」とでもいいましょうか、30センチほどの長方形の肘置きクッションです。表面には、ケイ素、チタン、炭素、レアアースなどが高濃度でプリントされているそうで、脳や体にアプローチしてくれるそうなのですが、ここに肘を置いていると、なんとも言えず脳がリラックスして、そして今書いているような執筆仕事もスイスイ進みます。
集中力とは、点ではなく円であるとどこかで読みましたが、時間の進み方が絶妙で、1つのタスクに取り掛かっていると、その区切りまですっきりとことが運び、集中力と達成感が日に何度も的確に感じられるので、1日の終わりには以前よりも仕事量が増えても、心と身体のすっきり感は今までの日常になかったものです。思い残すことなく、日々のミッションをこなしていける心の軽さは格別です。
と、ここまで書いておいて、この「クッション」は試作品なので、一般には販売していません。申し訳ない限りですが、セロトニン安眠シートと、セロトニン健康シートをお勧めします。健康シートは寝具に、安眠シートは枕に併用して敷くものですが、疲れが文字通り「霧散」してびっくりするくらい眠れるので、ヘビーユーザーたちの中には旅行や出張にも持って行っている人がいます。そろそろ梅雨明けですが、今年は初夏らしい気候ではなくぐずぐずと肌寒い気温でしたので、なんとなくすっきりしない体調の方も多いと思います。お問い合わせはイリアールさんまでよろしくお願いいたします。
父は本物商品に未来の可能性を見ていました。本物研究所やイリアールなどで扱っているものは、それぞれの会社が独自の基準で選んでいる本物商品です。ぜひ、お試しいただければと思います。
=以上=

2019.07.22:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】北海道の恩人 (※舩井勝仁執筆)
2019.07.15:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】本物商品 (※舩井勝仁執筆)
2019.07.08:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】日本よ永遠なれ (※舩井勝仁執筆)
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ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

