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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄の遺志を引き継ぐ舩井勝仁と佐野浩一が、“新舩井流”をめざし、皆様に「いま、伝えたいこと」を毎週交互に語っていきます。
毎週月曜日定期更新
2019年11月18日
kan.さんに訊く (※舩井勝仁執筆)

 株価は高所恐怖症の感を呈しています。金余りで上に行きたいのだけれど、これ以上株価が上がる理由を見つけるのに一苦労している。また、どうしても昨年12月の急落の悪夢がよみがえってくるので、怖くもあり、これ以上買い進めない状態です。日本株にとっての朗報は6週間続けて外国人が日本株を買い越しているというニュースです。日本株は出遅れ感が強く、さすがに説明がつかなくなった米株に比べれば買い進めやすいということかもしれません。
 ただ、ちょっとした悪材料が出ればすぐに売り叩かれるので、予兆については気を付けながら、自分の好きな銘柄を楽しみながら選んでいくという作業はやってもいいのかもしれません。私が生まれて初めて買った株は実は日本株ではなく、アメリカに留学していた時に買ったウォルマートの株でした。私が住んでいたアイオワ州の田舎町にもウォルマートがあり、創業者であるサム・ウォルトン氏は会社がどんなに大きくなっても、1セントでも安く売るのが我々の使命だと言って、飛行機はエコノミークラス、ホテルは当時1泊20ドル程度で泊まれる安ホテルということに、とても好感が持てたからでした。

 そのウォルマートが好決算を発表して史上最高値を付けました。近年はアマゾンに押されて苦労していたのですが、実店舗がある強みが発揮できるようになってきたようです。
 アメリカで好評なのがBOPIS(バイ・オンライン、ピックアップ・イン・ストア)というサービスです。顧客がネットで注文を出し、それを店頭で受け取るというサービスで、予め店員が商品をピックアップしておいてくれるので買い物時間が短縮されますし、生鮮品なども売れ残りではなくいいものが買えるので支持されているそうです。
 世の中の変化は早く、アマゾンといえども安泰ではないというのが面白いところですね。先週紹介したミン・ゾン著「アリババ 世界最強のスマートビジネス」(文芸春秋)を読んでいると、アリババは中国という小売市場が未成熟の国だったから成功したということがよく分かります。アメリカや日本のような成熟マーケットで勝ち残るのは違う論理が働くようです。そう考えると日本でやっぱり勝ち組になる可能性が高いのはコンビニなのかもしれませんね。
 
 この秋ににんげんクラブから発売した『kan.さんに訊く2』、おかげさまで重版を何度もかけるほどの人気シリーズになりました。編集者のこだまゆうこさんが毎月1つテーマを決めて、読者目線でkan.さんに質問を投げかけ、それにお答えいただく形で対談が進んでいくコーナーを「にんげんクラブ」の会報誌で連載しているのですが、そちらを数篇ずつまとめた形の書籍です。
kan.さんに必死にくらいついて質問を重ねていくこだまさん、そのこだまさんの言葉に迎合することなく真理の世界を広げて深めて解説していくkan.さんの丁々発止とかみ合っていない感じが、とてもライブ感を出していて、また読者目線でわかりやすいと、他のkan.
さんのご著書とは一味もふた味も違う、と好評です。
 そのインタビューに毎回立ち合っている担当者いわく「現場のkan.さんは決して厳しくなく、常に自然にこだまさんの疑問を受け止め寄り添うように真摯に言葉を紡いでらっしゃいます。」とのこと。確かに、セミナーの後、ファンの方の質問に応えるkan.さんはもちろん辺りを払うようなオーラで、常に悠然とされているのだけれど、その実、目の前の人に果てしなく集中されていて、優しさ、温かさは何かほっこりするものがあります。
 VOICEから出ている「問題は解決するな」というkan.さんのご著書も面白いです。パッと何も知らないで手に取ると、とてもシンプルな精神論の本にしか見えず、切り口も淡々としています。「ワークショップに解決を求めるな」という項目に目がいきました。「ワークショップなどで特別な体験をしたカタルシスは麻薬のようなもの、気をつけないと中毒になります。『すごい体験』が終わってからの日常こそが大切」で「ありふれた日常の時間こそ人生のギフト」とkan.さんは書きます。とても心に響きます。
 kan. さんは、いつも感覚を研ぎ澄ますということを1番におっしゃいます。人生で起きること、そして自分に湧き上がってきた喜怒哀楽を味わい尽くすことで、自分の核のハートがしっかりと捉えられる。その次元にいくと、自分がほんとうに納得できる本質的な問題解決の域に達する。そこが実感できると、同じことは繰り返さない。まさに何かに依存しない真のセルフな生き方です。と、書きながら、これからも何度も悩み、迷うのが日常であり、人生であるような気もします。
 しかしkan.さんの本が傍らにあれば安心です。上記の2冊をあわせて読んでいただくと個人的にはkan. さんの教えがお腹に落ちるような気がします。
                                           =以上=

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舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長
1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。
2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けている。
著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。
佐野 浩一(さの こういち)
株式会社本物研究所 代表取締役社長
株式会社51コラボレーションズ 代表取締役会長
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。
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