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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2019年12月9日
パズルの法則 (※舩井勝仁執筆)

 やっぱり、いま一番注目したい場所は香港だと思います。先週も書きましたが、香港がどうなるかで米中の争いの行方に大きな影響があると感じるからです。ただ、香港の暴動と言うか闘争の背後にアメリカの支援があるのかどうなのかというのはよくわかりません。いろんな識者に聞いてみても、みなさんあまりはっきりしたことはおっしゃいません。まったく何もないことはありえないと思いますが、アラブの春の時のようにアメリカの国務省(当時はヒラリー・クリントン国務長官の時代です)がバックにはっきりといるというわけではないようです。
 香港人権・民主主義法案にトランプ大統領が署名をして成立しました。一国二制度が守られていないことが明らかになれば、その当事者の在米の個人資産を差し押さえることができるということで、アメリカにあわてて行く共産党幹部の家族たちがファーストクラスを予約するので、米中間の飛行機のファーストクラスが取れない状態にあるという話がある雑誌に載っていました。アメリカにある個人資産を別の国に移すためで、その一部は日本にも入ってきているということです。
 元外交官でウクライナ大使等を歴任され、その後防衛大学教授も務められた馬渕睦夫先生の「馬渕睦夫が読み解く 2020年世界の真実 百年に一度の大変革期が始まっている」(ワック)を読むと現在の米中関係の背景がよく分かります。引用させていただきますが、文中に出てくるディープ・ステートとは、アメリカ等を裏で実質的に動かしていた存在で、トランプ大統領はその言うことをあまり聞かない久しぶりの大統領だという文脈でお読みいただければと思います。

(引用開始)
二〇一八年十月のペンス副大統領演説は、中国共産党の殲滅までは直接言及していませ んが、演説で述べられている対中要求を中国が受け入れれば、それは即共産党支配の終焉 を意味します。
中国を封じ込めることについては、共和党も民主党も賛成しています。ディープ・ステートの手先である民主党が賛成していることは、彼らも共産党政権を潰すことについて同意していると見るべきでしょう。
では、今、なぜ、ディープ・ステートが共産党政権を潰そうとしているのか。習近平が恩を忘れ、彼らのつくった世界秩序に挑戦するようになったからです。グローバリズムということでは共通する両者ですが、中身が違います。ディープ・ステートは国家を否定した世界統一、中国は中国共産党主導による世界統一です。
ディープ・ステートが、中国という国家そのものによるグローバル経済支配を認めるはずはありません。その意味では、習近平は越えてはならない一線を越えてしまったと言えるでしょう。
(引用終了)


 100%理解できるわけではありませんが、米中関係を考える上で押さえておいた方がいい見方だと思っていますので、ご紹介させていただきます。

 コピーライターで作家のひすいこたろうさんは自己啓発本の書き手として『ご自身の本が面白い』のはもちろん、今最も『著名な人およびこれからブレイクする人との共著を書かせたら天下一品』の方だと思います。
 はせくらみゆきさんもルンルの植原先生も、ひすいさんとコラボ本を出されていますが、(失礼ながら)単著より面白いのではないか、と思うほどです。理由は2つあって、1つはひすいさんがよく相手のことを知り、勉強していること。2つ目はそのことを本人よりも誰にでもわかりやすい例えで、次々に言い換えて表現できることです。よく小学校5年生のお子が読んでわかる文章は、老若男女に伝わりやすいと言われていますが、ひすいさんの文章はまさにそこをしっかりとおさえている気がします。
 今回、『パズるの法則』(大和書房)という本をとても親しい友人に勧められました。吉武大輔さんという、人と人とをつなぐ若きカリスマがいるとその友人から常々聞いていましたが、今回この本で初めて吉武さんの考え方をよく知ることになりました。最初『バズルの法則』とタイトルを読み違え、発信するものを炎上させるテクニックの本かと思いましたが、全くの見当違いでした。
 ジグソーパズルの『パズル』をイメージして考えてみてください。自分のピース単体で幸せを求めるのではなく、自分のピースの形を受け入れて、認識し、周りのピースと繋がっていくこと。それは感謝だったり、貢献だったりするということなのですが、自分と他者をありのまま受け入れ、認める勇気を持つことでどれだけの奇跡が起こるかというエピソードの数々はピュアな気持ちで読み進めることができ、とても読後感の良い1冊でした。人との距離感が涼やかで、愛対意識があるひすいさんと吉武さんと話をしてみたくなりました。
                                           =以上=

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