日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書　相澤智子-

このページは、２００９年１１月から（株）船井本社　熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子（あいざわ　さとこ）によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。

熱海事務所のお庭にふきのとうが 　　出てきました。

　皆さまこんにちは。
　少しずつ日が長くなってきて、春が近づいて来ているのを感じますね。
　熱海は梅や桜の開花が早いことで有名です。
　現在、熱海では梅祭りが開催されていたり、川沿いには熱海桜が咲いていて、一足お先に春の気分を楽しむことができます。
（また次回皆さまに桜の写真をお届けしたいと思います＾＾）

　たまにふと、女性が幸せだったら、世界はもっと平和になるんじゃないかなと思うことがあります。

　世界には経済の危機や、地球環境の問題、貧困の問題など、いろいろな問題がありますが、マクロな問題をミクロに考えると、
地球の問題→社会の問題→国の問題→地方の問題→会社の問題→家族の問題→夫婦の問題→個人の問題

　と、小さくなっても全てはつながっているような気がします。

　女性が幸せであれば、男性も幸せになるし、仕事もうまくいくし、そして会社や社会にもつながっていくように思います。単純な考えでしょうか‥。

　家族が幸せであれば、子供も幸せに育ちます。
　そうなれば、自分だけが大事、他人と競争して勝つことが大事、人はどうあれ自分だけよければいい‥などと考える人も減るように思います。
　まわりの人のことを考えられる人が一人二人増えていきます。
　子供は、親から大きな影響を受けます。人に親切にすることを教わって育てば、それがあたり前だと思って育ちます。「まわりの人とは仲よく助け合って過ごそうね」と親に教えられれば、子供はそのように考えるようになります。子どもの価値観は、親の心の表れのように思います。

　船井は、今のようなエゴ的な社会を変えるには、意識を変えること大切だと言います。
　これまでのような我欲を求める考え方ではなく、「エヴァ」（愛、調和、相互）的な生き方が大事になって来るそうです。

　どのように意識を変えたらよいのか。
　このことについて、船井が述べている言葉をご紹介します。


　そのためには、頭をやわらかくし、心をピュアにしなければなりませんね。これまでの考え方にこだわっていたり、今までの生き方から一歩も出られないような固い頭では、どうにもなりません。だいたいそういうコチコチ頭は男性に多い。それも中年以降の男性。男性はだいたい理屈でものを言いますが、その理屈は既成の知識や価値観、言い換えれば、常識や通念にとらわれていることが多いのです。
　例えば再現性のないことは科学ではない、そう言って「びっくり現象」を否定するのは、たいてい中年以降の男性ですね。それに比べれれば女性は比較的頭がやわらかい。直感でものごとの本質をつかみます。そういう意味では、女性の方に希望が持てます。

――そういうことは、男性よりも女性の方が人間として進歩していると‥‥。

　そうは言いすぎですが、男性は戦いが好きですけど、女性は嫌いなんです。闘争よりも平和を好む方が、魂のレベルとしては上なのかもしれませんね。

（生き方発見シリーズ　船井幸雄　サンマーク出版刊より）

　心をピュアに‥。なかなか難しいですが、コチコチにならないよう、子供などをお手本にし、頭をやわらかくして過ごすことを心がけたいと思います。
　船井も言っていますが、これからは女性性が大事になってくる時代のようです。
　女性の皆さん、頑張りましょうね＾＾

船井家のごんちゃんは、なでてもらう 　　のが大好きなので、会いに行くと 　　こんなに体をくっつけてきます＾＾