船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
忘れてはいけないこと
2013.9.4(Wed)
社名:(株)船井メディア セミナー事業部
名前:河原 朋子

福島の公園に設置してあった線量計です。

 いつもこちらのコラムをお読みいただきありがとうございます。
 (株)船井メディア 河原朋子です。

 この夏、祖母と伯父の初盆があるため、福島へ墓参りへと行きました。

 これに絡め、夏の旅行をついでにしようと、故郷近くの猫啼温泉に宿泊することに。
 ここは和泉式部の伝説が残る小さな冷鉱泉の温泉地です。

 そして、ついでに、と言ってはなんですが「アウシュヴィッツ平和博物館」(福島県白河市)へ行って参りました。

 こちらは以前、併設の「原子力災害情報センター」につい書かれた記事を読んだことにより、存在を知り、いつかここへ行こうと楽しみにしておりました。
 まさか、私が産まれたこの地にこのような博物館ができることなど、思いもしなかったからです。
 こちらはNPO法人でして、市民による手作りの博物館です。
 土地も建物も有意の方のご協力によって成り立っているとのことです。
 だからでしょうか、建物の看板の設置もどこか控えめです。
 いかれる方は、見落とされないようになさってください。実際、私たちも一度見落としました。
 こちらではポーランド国立オシフィエンチム博物館の協力の元、収容所に遺された遺物の展示も行っています。

 小学生の頃から、戦争とそれに関する事柄にとても感心を持っておりました。
 なぜか気になるのです。
 原爆投下、ユダヤ人虐殺、ナチス、空襲などなど「なぜこのようなことが起こったのか。本当に起こったのならば、その状況を知りたい。」そんなように思い、たくさんの本を図書室で読み漁ったのを覚えています。

 皆様も多かれ少なかれ、戦争になにかしらの関わりをお持ちだと思います。

 過去の悲しい出来事を消すことはできません。
 遺された者にできることは過去から学ぶ事です。
 二度と同じ事を起こさない。そういう気持ちを持ち続けることが過去への鎮魂となると思うのです。

 例えば、我々日本人にとっての原爆投下はトラウマとして、戦争の悲惨さを訴える大きな材料になります。しかし、アメリカでは戦争終結の為に必要なことだったと肯定されていると聞きます。

 ならば、体験した我々はいつまでも伝えていく義務と責任があると感じます。
 未来の人類が同じ過ちを繰り返さないためにも。
 世代が変わり、実体験でなくなったとしても、伝えていかなくてはならないのです。

 先日、福島第一原発では汚染水漏れが発覚しました。大変な問題ですが、あまり大きな報道はされていません。
 福島の公園には線量計が設置されていました。
 これでいいのでしょうか。

 世界はというとシリア問題で揺れています。
 力に力で何かが解決するのでしょうか。

 人には「忘却」というかみさまから頂いた能力がありますが、忘れてはいけないことがあります。
 それを大切にし続ける気持ちを改めて感じたこの夏でした。


3周目:「災害時に思う事」
4周目:「その次」
5周目:「愛情というものについて」
6周目:「福島にて」
7周目:「かわいい子には旅をさせよ  ホラー映画論」
8周目:「感謝すること」
9周目:「仙人は霞を食べて生きている」
10周目:「終わりよければ全て良し」
11周目:「福島にて その後の生活」
12周目:「必要なものしか手のなかには入らない 〜必要であれば与えられることの実感〜」
13周目:「縁で全てが回ってる」
14周目:「モノを作る、手にすること」
15周目:「新たな年を迎えて」
16周目:「今年の約束」
17周目:「古道を行く」
18周目:「魂が集う、夏のふるさと」

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