船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
古道を行く
2013.5.14(Tue)
社名:(株)船井メディア セミナー部
名前:河原 朋子

 皆様こちらのコラムをお読みいただいてありがとうございます。
 (株)船井メディア セミナー担当の河原朋子です。

 今年のゴールデンウィークはバスツアーに初めて参加いたしました。

 行き先は長野です。
 善光寺と戸隠神社と今が盛りの花を愛でる1泊2日のツアーです。

 どちらも初めて訪れる場所ですので大変楽しみにしておりました。

 当日、集合したのは7組14名。
 人数の少ないツアーで、少し拍子抜けでしたが、団体で移動するにはコンパクトでいい人数です。

 はじめに訪れた善光寺では、彩色されていない木造の建物の経年した美しさと迫力に目を見張りました。

 戸隠神社については、古道を散策ということでしたので、どのようなものになるのか、わくわくドキドキしていました。

 現在、こちらはパワースポットと言うことでとても人気があるそうです。
 わたし個人としては、あまりそういうことにはこだわらないのですが、昨今はブームにさらに拍車がかかっているかのようです。
 当日、人出がどのようなものか、少し心配でした。
 あまりごみごみしているのも疲れてしまいますね。

 戸隠神社の駐車場からは坂道を一度下って、緩やかに坂を上る道が続きます。
 すると、茅葺きの屋根の大きな門が待ち構えています。
 そこから先は大きな杉の木の間を通した参道へと変化していきます。

 それから20分ほど、だんだんと傾斜がきつくなる山道を登ると、ちいさな社殿にたどり着きます。

 本来は修験道の道なのでしょう。
 古くからあるこの道を1歩1歩、歩み進めるうちに頭の中はただひたすら『登る』ということで埋め尽くされます。

 同じ道を過去の日本人も通っていったのだと、ふと心に浮かびました。
 途端、それが当たり前なことである。
 この事実に今気づいたことに少々驚きを感じました。

 古道を歩く。
 そのときには何の雑念も浮かびません。
 登りきることに集中するのみ。
 雑念があれば、足元が危なくなります。
 それこそが、瞑想であり、修験道につながる行為なのだろうと、ぼんやりと味わいました。
 それと同時にすがすがしいものでした。

 古来、人はいまよりももっと、大地とも、空ともつながりをもって生を営んできました。
 自然と目に見えない大いなる力のあふれるところに近しいところに集落をつくったはずです。

 しかし、現代ではそういったものを無視した環境に住まう方がほとんどでしょう。
 人だけでは生きていかれません。自然との共存が必要です。
 心の病がふえているのも、そこに一因あるのかも知れませんね。
 それに改めて人々が気づいたからこそのパワースポットブームかもしれません。

 「ご利益」や「パワーを分けてもらい運気アップ」などと、人は言いますが、どちらかというと、「今日、ここに無事来られたことに感謝いたします。ありがとうございました。」がふさわしい神社だなと感じました。

 古道を歩いたことはとても気持ちがよく、すがすがしい時間でした。
 また、どこかの参道をたのしく歩きたいものです。


3周目:「災害時に思う事」
4周目:「その次」
5周目:「愛情というものについて」
6周目:「福島にて」
7周目:「かわいい子には旅をさせよ  ホラー映画論」
8周目:「感謝すること」
9周目:「仙人は霞を食べて生きている」
10周目:「終わりよければ全て良し」
11周目:「福島にて その後の生活」
12周目:「必要なものしか手のなかには入らない 〜必要であれば与えられることの実感〜」
13周目:「縁で全てが回ってる」
14周目:「モノを作る、手にすること」
15周目:「新たな年を迎えて」
16周目:「今年の約束」

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