トップが語る、「いま、伝えたいこと」
いま船井総研には、５００人以上の社員がいますが、根源的な情報についてはその５００人の社員より私一人のほうがよく知っていると思います。それは、社員たちが私より根源的なことを知っている人を知らないか、知っていても情報を私のようにもらえないということだと思います。
例えば、ガンであれば横内正典さんが世界一であるとか、形成であれば広島在住の宮本義洋、博子夫妻が絶対の名医であるとか、歯科医なら九州の村津和正さん、精神関係の病気なら千葉の秋元豊さんというように、このような名医はみんな私の友人であり、特に私とは情報交換をいつもしている間柄なのです。
こういうＮｏ．１といっていい人たちからの情報とＮｏ．２以下からの情報は、絶対的に違います。ですから、Ｎｏ．１とか一流の人とどれだけ人脈を持つか、そういう人たちからどれだけの情報をもらえるかがポイントだと思います。一般に一流の人というのは、よほどのことがなければ大事な情報は話しません。また肝心なことだけしか話さないものです。
本当にまじめな日本一とか世界一といわれる人は、いま自分が持っている情報に間違いが無いと思ったことか、すばらしい話してもいいと思える人にしか情報は出せないものです。
とはいえ一流の人というのは、会うたびに新しい情報を持っているものです。ですから、そういう人たちとどれだけ特別に親しくつきあっているか、それが情報を集める決め手だと思います。
ではそういう人と人脈を持つためには、どうしたらよいのかということになります。そのためにはまず、そういう人に惜しみなく与えるのがいいでしょう。また、どんなことがあっても裏切らないことです。よい人間性であることも欠かすことができません。 一般に人に迷惑をかけず人の足を引っ張らないすなおな人間性でないと、まともな人は付き合ってくれません。いうならばたえずプラスを与える人になればよい人脈はできるようです。
＝以上＝
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ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
１９６４年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として１３年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。２００１年、（株）船井本社の前身である（株）船井事務所に入社し、（株）船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 ２００３年４月、（株）本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、２００８年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、２０１２年、（株）５１ Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。２０１３年９月に（株）船井メディアの取締役社長ＣＥＯに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』
（ごま書房新社）、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』
（ナナ・コーポレート・コミュニケーション）、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』
（成甲書房）、船井幸雄との共著『本物の法則』
（ビジネス社）、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』
（総合法令出版）、『幸感力で「スイッチオン！」』（新日本文芸協会）がある。
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