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2008年12月1日
私の新著『2009年 資本主義 大崩壊!』

 12月11日にダイヤモンド社から拙著『2009年 資本主義 大崩壊!』が発刊されます。
 10月23日ごろから書きはじめ、11月9日に一応脱稿したのですが、その後、校正で大幅に文章に手を入れ、11月末にようやく再校を終りました。
 いまは日々、文章に手を入れたくなるくらい変ったことがおこるからです。
 11月10日のこのホームページでは『断末魔に陥ちた資本主義』という題名で出す予定で、書きはじめた10月23日時点で考えていた目次を紹介したのですが、題名も目次も大幅に変えて、上記のような題名で出すことになりました。
 12月12日ころから書店に並びますから、ぜひ、御一読ください。
 つぎは同書の「まえがき」の一部です。

まえがき
 2009年には、金融恐慌は産業恐慌、そして生活恐慌になる


 今年(2008年)8月ごろからのことです。
 ここ3年くらいマクロでみても、ミクロの面でも経済予測を当てつづけている朝倉慶さんからの私へのレポートが急増しました。
 朝倉さんとは、「Kさん」という名前で拙著『180度の大激変!』(2008年6月、徳間書店刊)や『有意の人』(2008年10月、徳間書店刊)に、私あての彼のレポートをストレートに紹介した経済予測の「超プロ」と言っていい人で、彼のレポートは私のホームページでも何回か紹介しました。ともかくその予測の的確さに多くの人が注目している人ですから本書の読者はご存じだと思います。
 彼は、実務家です。第一線の証券マンです。そのうえ、私の親友で、いままでも週に1回くらいは彼の意見をレポートにして私のために送ってくれていましたが、8月からはこれが週に2回くらいになりました。
 そのどれもが「すでに経済恐慌に突入しており、誰がどのような手法をとっても、いまさらどうにもならないだろう」ということを示すデータなどばかりなのです。
 もう一人、私の親友で分析家で予測家で、いまも予測を当てつづけている副島隆彦さんの著書の『恐慌前夜』(2008年9月、詳伝社刊)がベストセラーになりました。私も同書を丹念に読んだり、彼の話しを十分に聞きますと、いよいよ朝倉さんの言うように、「すでに世界は金融恐慌に突入しており、すぐに産業恐慌、そして来年2009年には生活恐慌になるのは間違いない」と思えてならなくなりました。
 そのことは、10月11日、12日に1万5000人強の人が参加してくれました船井幸雄オープンワールド2008で、私や副島さん、それに藤原直哉さんなど、経済通の講師たちが共に強調したことでもあります。ただこのときは、話を聞いた人たちの半数くらいには、実感が湧かないもようでした。
 一方、私のところへ、親しい多くの経営者から「売上げが落ちた。先行きが読めない。どうするべきか」という問い合せが、9月以降殺到しはじめました。多い日は、一日30人くらいになります。そこで私なりに、はっきり見通しと対処法を書いた本書を世に問おうと決心したのです。
 ところで、私は昨年3月来、体調を崩しました。一時は「死」を覚悟するくらい悪かったのですが、今年8月末、急回復しはじめました。とはいえ、まだ一人前のカラダではないので、本書では、判断を間違わないために、経済問題に詳しくライターとしても経済資料収集や将来の見通しに定評のある、友人の株式会社エディックス社長の櫻庭雅文さんに連絡し、10月22、23日に彼と、ダイヤモンド社の編集担当者に私のところへ来てもらいました。そして2日間で約8時間、彼らに、その時点での私の経済予測などを話しました。
 それをもとに、彼らが納得するのなら、執筆や資料収集を助けてもらいながら、一冊の本にしたいと思ったからです。
 二人は私の約8時間の話しをきいて、「もう経済恐慌に突入しているし、資本主義はまちがいなく近々に崩壊する」という私の見解には、「そうでしょうね。ほぼ同意見です」と櫻庭さんはその場で言ってくれました。2〜3日して「ぜひ先生の見解を本にしましょう。ダイヤモンド社から出したい。手伝わせてください」と言ってきてくれたのです。
 それで、彼らに助けてもらい、本書が世に出ることになったのです。
 話しは変りますが、私は「経営」や「経済予測」は「プロ」だと思います。これらにつきましては、どんな質問にも即座に答られるくらいの知識と実務経験があります。
 ただし、これらにつきましては「これでいい」と思ってもプロとはいえ、時にはまちがいます。ところが、ある分野について、絶対にまちがわない人を「超プロ」と言っていますが、私自身は、企業などの「業績改善、売上の即時向上、倒産防止」や「超プロの活用」についてはいまのところ「超プロ」だと自認しています。
 そこで、前記の朝倉慶さんや副島隆彦さん、藤原直哉さんなどの、いま時点での経済予測の「超プロ」たちの意見も活用しながら、経済予測のプロとしての私の知識、体験、勘を動員して、本書を書きました。
 多分、本書での私の予測は、超プロの意見をまとめていますので、ほとんど当たるだろうと思います。対処法も、参考になるはずだと思っています。
 しかも、100%と言えるほど本音で書きました。本書内には、実務家経済人として私の経済哲学も述べています。
 ふつう、一般に公開する著書では50%以上のことは本音では書けないものですが、本書では、少し言いまわし的な文章はありますが、気持ちとしては、100%の本音で綴りました。そのストレートさは必ず読者の参考になると思います。
 私は、いま資本主義は2009年中に大崩壊するだろうと心底から思っています(転載ここまで)。


 ともかく来年は大変革の年、大困難な年になるでしょう。その理由を知り、正しく上手に対処しなければなりません。
 なお私は、そのために今月上旬と中旬に上記の本以外に2冊の新著を出します。
1冊はビジネス社刊『超効率勉強法』です。他の1冊は李白社刊、フォレスト出版発売の『にんげんクラブ誕生』です。
 できれば、ともにお読みください。
                                           =以上=

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