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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄の遺志を引き継ぐ舩井勝仁と佐野浩一が、“新舩井流”をめざし、皆様に「いま、伝えたいこと」を毎週交互に語っていきます。
毎週月曜日定期更新
2020年12月14日
人は生まれ変わる (※舩井勝仁執筆)

 本日はアメリカ大統領の選挙人が選ばれる日です。どちらかの候補が過半数である270票を獲得すれば、常識的にはよほどのことがない限り次期大統領が決定します。マスコミの報道ではバイデン候補の当選は間違いないように伝えられていますが、単なる陰謀論好きではない政治に対してかなり一家言持っている友人の中にも、アメリカ時間の今日を含め近日中に何かが起こるのではないかという見方をしている人もいます。
 私はさすがにバイデン候補の当選は動かないだろうと思っていますが、もしアメリカ時間の本日中に次期大統領が決定しないようだと、そのインパクトはかなり大きく相場にも大きなダメージを与える可能性が高いと思います。何が起こってもおかしくない時代。その備えはしっかりと考えておかなければいけません。実際に、陰謀論チックな意見の通りになるとアメリカは内戦状態に突入します。そんなことまで心配しないといけない大変な時代を生きている実感をぜひ持たなくてはいけないと感じています。
 アメリカの政権移行が順調にいけば、全世界的にというか特に欧米で感染者数が急増している新型コロナウイルスの問題はありますが、ワクチンが使われ始めたということを材料に相場は上がっていくのだと思います。アメリカでは3万ドル台を固めていく方向にいくでしょうし、日本ももし3万円の壁を超えることができれば株価はより上がっていくことになると思います。背景にはいつも書いている通り、世界的な金余り現象があります。
 ある意味ではありがたい現象ですが、この流れに乗り遅れないことも大事なので、金融リテラシーを上げる勉強は始められた方がいいと思います。私も投資のあり方が根本から変わっていくのならそれに何か貢献できる動きができないかと思っていますので、恐がってばかりではなくいろいろ前向きな材料もしっかりと見ていきたいと思います。いまの時代、未来は与えられるのではなく、自らの意志で掴み取るもののように感じます。戦争に向かっていく世界よりは、株価が10万円に向かっていく世界を私は望みたいと思っています。

 以前から親しくさせていただいている現役の経済産業省にお勤めの官僚がいます。藤和彦さんとおっしゃって、石油エネルギー部門が元々のご専門の、私より少し年代が上の方です。ご専門の著作がいくつかあるのですが、今回「人は生まれ変わる」(KKベストブック)を上梓されました。サブタイトルに「縄文の心でアフター・コロナを生きる」が付いていまして皆様にもお勧めしたく今週はこの本のご紹介です。
 藤さんは数年前に、柴田久美子さんの元で「看取り士」の資格を取られました。経済の世界にいるうちに、元々持っていた人間の根源にあるもの、命について考えることが多くなり、藤さんは「死生観」について研究を深めます。世界にある死生観は、民俗学的にみて「すぐそばにいて見守っている」、仏教からは「輪廻転生から極楽往生」、キリスト教は「一度きりの人生」儒教からは「子孫の命の中に生き続ける」、そして「自然の中にかえる」「完全に消滅する」など、藤さんが本書の中でまとめておられますが、わかりやすく興味深いです。藤さんは、日本独自の死生観を探求するに「生まれ変わり」がしっくりくるのではと解説しておられます。これが、スピリチュアルに転んでおらず、科学的な見解も含めながら客観的な筆致で、面白く読めました。
 そして、前述の「看取り士」の現場を積んで、より「肉体の死が全てではない」という思いを強められたようです。看取り士とは、余命まもないころから依頼を受け、最後の瞬間に家族が看取れるよう段取りをする役割を担います。臨終の間際に身体を抱きしめたり、触れ合ったりする時間を持てるようにするのが、看取り士さんの最終的な使命になります。この資格を取るのは、看護士さんなど医療関係者が多数なのですが、藤さんは死をタブー視せずに捉える新たな見解を深められたようです。
 どの人にも一様に「死」「大事な人との別れ」というものへの恐怖、不安がぞろりと舞い降りた1年でした。ニューノーマルの考え方についての書籍だけでなく、「死」という未知なものにポジティブに向き合い、逆に生きる意味を深く追求する意味で今この1冊を皆様にお勧めしたいと思います。
 実は、2005年に父の同名の本が出版されています。父は世間の流れを15年間先取りしていたのかもしれません。現役のしかもエネルギー政策を担ってきたようなバリバリの官僚が生まれ変わりを注目する時代です。藤さんとお話ししていると、産業政策としてエネルギーや製造業よりもはるかに「看取り士」に関してポテンシャルを感じていることが分かります。新しい日本の産業を考えるという視点でも藤さんの本を読んでいただければと思います。
                                           =以上=

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舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長
1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。
2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けている。
著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。
佐野 浩一(さの こういち)
株式会社本物研究所 代表取締役社長
株式会社51コラボレーションズ 代表取締役会長
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。
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