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舩井幸雄のいま知らせたいこと

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2007年12月19日
国家の経営、企業の経営
   『国家の経営 企業の経営』(祥伝社刊)

 私の最近著『国家の経営 企業の経営』(渡部昇一さんとの共著 2007年12月10日 祥伝社刊)は、12月5日ごろから書店に並びましたが、なかなか好評です。
同書の帯には出版社がこの本の内容を以下のように説明しています。

 
















ついに実現した待望の顔合わせ
99.9%はトップ次第!
組織の未来は一目でわかる


 また、この本の「まえがき」で渡部さんは、私のことをつぎのように書いてくれています。

 私はコンサルタント業という、苛烈(かれつ)な競争社会にアドバイスをするという仕事の実態をまったく知らない。しかし船井さんは、世界で最初にコンサルタント会社の株を上場することに成功された。何万という件数のアドバイスをしてほとんど失敗はなかった、という実績は、百戦百勝の武将に似たところがあるのではないだろうか。私は戦場を知らないが、義経や秀吉のような百戦百勝の英雄の話が好きだし、勝ち残った武将を尊敬する。船井さんは武将のイメージではないが、修羅場の連続である中小の企業にアドバイスを与え続けて誤らなかった、つまり勝ち続けた、ということは百戦百勝の武将に一脈通ずるものがあるのではないだろうか。
 洋の東西を問わず、私は英雄伝や戦記を好んで読んできた。傑出した武将や英雄に共通しているように思われるのは、他の者たちに見えないものが見えたらしい、ということである。信長に見えたものが、信玄や謙信にもはじめのうちは見えなかった。秀吉に見えたものが織田家の他の武将たちに見えなかった……と例を挙げればきりがない。船井さんは、コンサルタント業という業界で、他の人に見えないものが見えた人だったらしい。
 何でも船井さんは社家の御出身であると聞いている。船井さんは自らもオカルト能力の持ち主であるとも言っておられる。オカルトとは元来「隠された」という意味である。ふつうの人の目からは「隠されているもの」が見える人がオカルテストである。船井さんはそういう人らしい。
 通常の五感の認知能力の範囲外にあるものの存在、解剖学の領域外にある存在は、カントの言葉を使えば「百鬼夜行の世界」である。しかし、カントはその存在自体を否定はしなかった。
 私もカントに倣(なら)って、オカルト的世界の存在を否定しない。しかし私自身は「隠された世界」は見えない。しかしその「隠された世界」を見える人や体験した人の話を聞くのは好きである。私の人生観に大きな影響を与えたパスカルも、その世界の体験者であった。
 今回の船井さんとの対談では、だいたいは話が合ったが、小泉・安倍両首相の仕事についての評価は違っていた。船井さんは当然、その経済面での効果から、またその背後にある国際陰謀組織の面から、この両首相に対する評価は低かった。私の評価は、日本という国の立場からみて高かったのである(転載ここまで)。


 それに対し、同書の「あとがき」で、私は自分と渡部さんのことを以下のように書きました。

 渡部さんとは古い付き合いである。共著を出したこともある。
 私は渡部さんが大好きだし、尊敬している。会うたびに、私の知らないことを教えてもらえるし、何よりも「素直」で「勉強好き」、そして「プラス発想」という『成功の条件』を、たえず充足している珍しい人としてモデルにしていた。
 また、その記憶力のよさ……にも、いつもびっくりしていた。ともかく素晴らしい人である。
 本書の対談でも、いろいろ教えられた、とともに、彼は大学教授であり、学者なのだ……と痛感した。理屈づけて、よく断定をされる。やはり私とはおおいに違うのである。
 私は実務家である。経営者であり、永年、経営コンサルタントを業(なりわい)としてきた。副島隆彦さんが言うように「船井幸雄という経営のプロの特性は、占い師であり呪(まじな)い師であることだ。理屈は別にして、その占いは当たるし、呪いで、ほとんどの場合は運を向上させる」……そういう人でありたいと、いまも目ざしている人間である。だから、どんなことも、私はやさしく常識的に、単純にとらえようとする。また、否定とか批判とかいうマイナスの断定は、よほど自信のあるとき以外はやらないようにしている。そのほうが占いが当たるし、呪いもうまくいくからである。たとえば、私は、
「人は環境と個性によって、言動を決める存在である」
「経営にとって、もっとも大事なのは、トップのやる気と行動である。トップは、まずトップ業に命をかけねばならない。世のため人のためにならないことや、自分の属する組織の人々(会社の場合は従業員、国の場合は国民)のために、マイナスになることは絶対にしてはならない」
「世の中の事象は、すべて波動で捉(とら)えれば、合理的に説明できる」
 などなどの大原則くらいしか断定しないのである。このような単純なルールとして捉えるならわかりやすい。応用もしやすい。しかも外れないからである。
 このような経営のプロであり、実務家としての私から見れば、小泉純一郎さんは、首相として、アメリカの意に従って郵政民営化を実行したり、靖国神社に参拝したのだから国益を損じた人であり、「素晴らしいトップではなかった」ということになる。またトップ業に命をかけきれずに途中で放り出した安倍晋三さんも病気のせいとはいえ、いただけないといえる。病身だったのなら首相業などは、はじめから引き受けねばよかったのである。トップは物笑いになるようなことをしてはならないのだ。
(ただ、私は個人としての安倍晋三さんは大好きだ。彼くらい好感のもてる人はあまりいない。)(転載ここまで)
 

 ともかく二人で、あけっぱなしに語りあい、私は、この対談で彼から本当に多くのことを学びました。
 よい本だと思いますし、「経営のポイント」を詳しく述べていますので、よろしければぜひ、お読みください。お願いしておきます。
                                               =以上=
 
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