
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

マーケットは17,000円の壁を越せずにいます。FRB(米連邦準備制度理事会)の12月利上げがはっきりと意識されるようになり、その影響で為替が円安に振れていますのでこの調子に乗って上がりたいところですが、なかなかうまくいきません。やはり、利上げの影響は未知だということとトランプリスクが意識されるので、積極的に買い上げるような相場にはならないのかもしれません。
ちょっとおもしろいのはドルが上がっているので、それに反比例して金(ゴールド)の価格が下がってきたことです。金は通貨の一種だという見方ができますので、納得できる下がり方ですが、その機会を積極的にとらえて中国やインドが金を買っているという話です。副島隆彦先生なら、金殺しをやっているという表現をされるかもしれませんが、先進国の通貨当局からみれば金の価格が暴騰していくのは気持ちのいいものではありませんので、この辺りの攻防も面白いと感じています。
土橋優子さんの『おそらのうえで』(SHICHIDA BOOKS)という絵本を頂きました。土橋さんは、乳幼児の教育に携わって20年以上のキャリアを持つ方です。胎内記憶を持つ3人の子どものお母さんであり、500人以上の子どもたちからの胎内記憶を聞いてこられたそうです。胎内記憶とは、赤ちゃんがお腹の中にいた時や出産時の様子、それからお母さんのお腹に入るまでの記憶を持っていることです。
子どものほうが幼児時代までにぽろっと言うことが多いそうで、「僕、顔にほくろがあるめがねをかけたおじさんと、白い服のおばさんに取り出されたよね」といった(この場合は医師と看護師さんの特長)具体的なことから、さまざまだそうです。ただ、まだ言葉がはっきりしない幼児期に唐突に言うので、お母さんが焦ったり、質問の促し方を間違えると、他の妄想と混同してしまうことも多く、うまく聞き出せないことも多いようです。
土橋さんのすごいのは、彼女の聞き方なら、100%子どもの記憶を引き出せるそうです。産婦人科医の池川明先生とコラボレーションをして、「子どもたちはみんな親を選んで生まれてきている」という研究をされています。
今までは、スピリチュアル系のお話だと敬遠されていた方も多いようですが、だんだんとデータが揃ってくると、親子の絆を強めるコミュニケーションとして注目されている分野です。船井本社グループの51コラボで紹介していますが、これからもますます注目していきたいと思っています。
まだ、「にんげんクラブ」の会報誌でインタビュー記事を掲載させていただいたこともある吉濱ツトムさんの講演を聞かせていただきました。彼の著書『アスペルガーとして楽しく生きる』(風雲舎)は以前、この欄でも取り上げましたが、幼少時代よりアスペルガーに苦しみ、その経験を活かして、アスペルガーや発達障害に苦しむ若者たちに寄り添う活動をされています。
吉濱さんはデトックスのプロで、断食もそうですが、ご自宅にホルミシスルームを900万円かけて作ったそうです。身体のみならず、心のデトックスができる方法をたゆまず研究されています。自然放射線の10〜100倍の放射線を浴びると、健康にいいとされるホルミシス療法、生前の七田眞先生は「ホルミシスルームに1時間入ると、70代の私でも数日徹夜で仕事ができる」とおっしゃっていたとか。ホルミシスは盟友の赤塚高仁さんが取り組みを始めたり、大阪の三浦クリニックで体験させていただいたりしていますので広がりを楽しみにしたいと思っています。
いよいよ、「舩井フォーラム2016」が今週末に迫ってきました。これに合わせて出版した3冊の本(詳しくはにんげんクラブのウィークリーレポートをお読みください)でフォーラムのテーマである「封印が拓かれるとき」について分かったことをかなり書きました。例えば、オバマ大統領が広島を訪問したことで、戦争を早く終わらせるために原爆投下は必要だったとされていた封印が拓いて、世界の心ある人々が原爆の悲惨な現状を直視するようになってきたのではないかと感じています。これが封印を拓くということです。
そして、村中愛さんを通じてメシアメジャーがこれに応えて、世界にかかっている21の封印についてのメッセージを送ってくれました。舩井フォーラムでは一緒に祈ることで、144,000という数字を使ってかかっている潜在意識の深い所で終末論が実現するのを待ち望んでいる人々の封印を拓きたいと思っていますし、できれば弘法大師空海が四国にかけた封印を拓くヒントまでは迫りたいと思っています。これらの封印を拓けるのは私たち日本人の有意の人だと思っています。ぜひその現場にご参加いただければと思います。
誰よりも1番楽しみにしているのは私かもしれません。大きな封印から小さな封印まで、前向きで愛の詰まった集合意識の空間の中では、気付きや学びといったものを超えた、大きな覚醒を感じていただけるのではないかと思っています。会場では、どうぞ気軽にお声をかけてください。皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
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2016.10.24:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】舩井フォーラム2016 (※舩井勝仁執筆)
2016.10.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】お金は誰かの借金で作られている (※舩井勝仁執筆)
2016.10.10:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】いよいよ「舩井フォーラム2016」です (※舩井勝仁執筆)
2016.10.03:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】マインドフルネス (※舩井勝仁執筆)

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

