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"幸感力"経営&ライフ

このページは、(株)本物研究所社長・佐野浩一によるコラムページです。佐野は「いま世の中で求められているのは“幸感力(=幸せを感じる力)”ではないか」と考えています。“幸感力”の実際の生活や会社経営での活かし方や、それにまつわるエピソードを語ります。

2010.12
シナジーコンシャス(最終回)

 こんにちは!
 最高の自分をイメージすること。
 これが、前回のテーマでした。

 さて、
 最高の自分は、どんな話し方をしていますか?
 最高の自分は、どんな接し方をしていますか?
 最高の自分は、どんな歩き方をしていますか?
 最高の自分は、どんな仕草をしていますか?
 最高の自分は…?

 いま、あなたのお顔はどんな様子ですか?

 慣れてくると、ほとんど時間がかかりません。何かことあるごとに、イメージスイッチを入れて、“最高”の自分をイメージするのです。おそらく、これはツキを呼び込むスイッチにもなり得ると思います。ツキを呼び込むと、そこに大きなエネルギーが流れ込んできます。それをさらにスイッチにして、組織やチームには“シナジー”が生まれるようにも思います。

 大学時代、私は軟式野球に興じていました。
 三回生のとき、何と、大学対抗リーグ戦で優勝したのです。しかも全勝で!

 負けそうな試合もいくつかありました。
 一番綱渡りだったのは、初回表に5点を奪われた試合。
 「これはやばい!」
 チーム全体に強い緊張感が走りました。おまけに、この5点は私のエラーがきっかけでした。ところが、その裏の攻撃で何と5点を返し、同点としました。
 「これはいける!」
 チームに活気が戻りました。
 ところが、そこからは両チームともゼロ行進。
 そして最終回。
 突然エースが崩れ、痛恨の5失点。このとき誰もが、「負けた……」と思っていました。ところが、ところが……です!

 はじめの1点を返した瞬間、それまでの連勝と、初回の5点が記憶に蘇ります。そうです。“最高”のイメージが蘇ったということです。そして、実はそのときベンチもナインも同じことを考えていたのです。
 「勝てるかも!」
 まさにチーム内で起きた強力なシナジー効果。
 そして、完ぺきなフロー状態。

 その裏、打者一巡の猛攻で5点をもぎとり……、そして6点目……。
 最高に劇的なサヨナラ勝ちでした!
 最高に幸せな状態でした。

 自分を軸に、家族や組織やチームでこんな状態が起きたらすごいですよね。でも、こういうことって、ある一瞬の“何か”によってスイッチが入り、それが周囲に認知され、シナジー(相乗作用)となることがあるんです。
 まさに、「シナジーコンシャス」(意識的な相乗作用)。
 この言葉は、株式会社船井総合研究所の小山政彦会長に教えていただきました。本当に腑に落ちたので、皆さんにぜひお伝えしたいと思ったのです。

 実は、このコラムを書くのは今回で最終回となりました。
 長い間ご愛顧いただきありがとうございました。

 皆さんが、これからもますます大きな幸感力で満たされることを祈っております。

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Profile:佐野浩一

1964年大阪生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、13年間中高一貫教育校の英語教員として従事。2001年4月、(株)船井事務所に入社。2003年4月、船井幸雄グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役社長に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行なっている。

ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる2005年10月に『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)を出版。
<船井幸雄との共著に『本物の法則』(2008年 ビジネス社)がある。>

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