舩井幸雄の「この人いいよ!」

このページでは、超幅広い舩井幸雄の人脈の中から、舩井幸雄がぜひ皆さまに紹介したいと思う人を、さまざまな角度からご紹介します。

半身不随の身から鍼灸治療で健康体になり、鍼灸師の道へ。
クマザサの可能性を追求し、愛用者の輪が拡大
今回紹介するのは、これまでのべ75万人の患者さんを施術してきた麟誠鍼療院の院長で、舩井幸雄が深交があり、愛用しているクマザサ製品をつくる(株)鳳凰堂の社長でもある土田裕三さんです。
土田さんは25才の時に遭った交通事故で生死をさまよい、当初、半身不随の身になりながら、鍼灸治療で体が元に戻ったご体験から、鍼灸の道を歩まれます。
気さくなお人柄で、精力的にお仕事をこなされる土田院長はまた、「雑草と邪魔にされている『笹』には何か大きな力がある」と信じて、クマザサの力を最大限に引き出す製品作りと普及にも尽力されています。

麟誠鍼療院 院長 株式会社 鳳凰堂 代表取締役社長 土田 裕三さん

麟誠鍼療院 院長 株式会社 鳳凰堂 代表取締役社長 土田 裕三さん

プロフィール
●土田 裕三(つちだ ゆうぞう) 麟誠(りんせい)鍼療院 院長 株式会社 鳳凰堂 代表取締役社長
1941年 石川県金沢市生まれ。早稲田大学第一法学部卒業、日立系の電光工業株式会社に入社。その後、交通事故にあい生死をさまよい、鍼に助けられた経緯から鍼灸の道へ入る。これまで40年近くの鍼治療を通じて、のべ75万人以上の患者さんを治療。
クマザサから抽出されたクマザサエキスを主原料とした化粧品や健康食品、医薬部外品を企画・開発製造するメーカーの(株)鳳凰堂を1983年に設立し、現在に至る。
★麟誠鍼療院: http://www.rinsei.jp
★(株)鳳凰堂:http://www.hououdou.jp/

 
―今日はよろしくお願いします。土田院長は、鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)をはじめてどれくらいになるのでしょうか?
土田:そうですね。鍼灸の世界に入って41年になります。最初のうちは、鍼灸の学校に行きながら、アルバイトでマッサージなんかをしていた期間が2年半くらいあります。だから開業して38年目ですね。
 昨日も出雲の方まで行っていました。夜行バスで行って、仕事を終らせて泊まらずにすぐに帰ってきました。それは笹の方の関係の仕事です。
―クマザサの方のお仕事ということですね。鳳凰堂さんはクマザサの商品を扱っていることでも有名ですが、土田院長が始めたのは、クマザサよりも鍼灸の方が先になるのですよね?
土田:はい。もちろん鍼灸の方が先です。鍼灸で治らないものがあったので、何か他にいいものはないかと探していると、たまたまうちで、日本補完代替医療学会の東京事務所をやっていましたので、そこにはいろんな品物が入ってきていました。訳の分らないものもいっぱい来ましたが、それらを一つひとつ試してみた結果、「笹がいい」と思ったのです。良いものはフコイダンなど、いくつかありましたが、笹以外で良いと思ったものは、金額が高いという問題がありました。
 でも笹も雑草といえども、それなりの値段がします。それでは困りますね(笑)。
 とにかく最初は、雑草(笹)は人間にとって邪魔にされていますが、それでも雑草がたくさんあるということは、必要だからあるのだ、と思いました。邪魔にされているけど、たくさんあるということは、使い方を知らないだけで、使いようによっては何か必要なんじゃないかな、と思いました。
 また、私の生まれ故郷は石川県金沢市の笹下町というところで、まさに笹の町だったのです。子供の頃から、台風や災害に強く、勝手に生えてくる笹のたくましさを「フシギだなぁ」と思っていました。
●目には見えないけど大切なもの
土田:たとえば目に見えないもので、鍼灸では「経絡(けいらく)」というのがあります。
 これは、人間のカラダの目に見えないツボをつないでいった線です。
 「経」という字を見ていくと、お経、東経・西経、経済、そしてさっき言った経絡、経穴(カラダのツボ)……などいろいろとあります。どれも目に見えないものです。ツボは目に見えません。目の見えない人でも、人のツボはよくわかります。目の見える人は頭で考えてしまって、あちこち気が散りますが、目の見えない人は、手さぐりで探していきますからね。あ、ここだ、ということが分かるのです。
 鍼灸の世界では、目の見える人よりも目の見えない人の方が分ることが多いというのは、こういう理由からです。目の見えない人は手の感覚が敏感ですから。
 反対に、目の見える人は、目をつむって(カラダのツボを)覚えれば、感覚が敏感になり、なおいいと思います。普段は目が見えないという不便もありませんし。
 でも、私がこの鍼灸の世界に入ろうとした時は、まわりの皆に反対されました。親にも反対されました。
―それはどうしてでしょうか?
土田:わざわざ東京の大学(早稲田大学)に入れたのに、まさか按摩(あんま)さんになるとは思っていなかった、と言われまして。
 私なんかは、鍼灸の仕事は、目が見えない人でもできるので、目が見える人ならさらにできるからいい、という思いがあったわけです。
―なるほど。土田院長は、目はよろしいのでしょうか?
土田:ええ、色弱ではありますが、私は普通に見えます。
―そうなのですか。鍼灸の世界に入ろうと最初に思った理由は何だったのでしょうか?
土田:25才の時に交通事故を経験したことですね。車の助手席に乗っていて、別の車にぶつけられたのです。その時たまたまシートベルトをしていなかったので、命が助かりました。
 ドアにドンとぶつけられて、窓から外に飛び出したことで、なんとか命は助かったのですが、大けがをして病院に運ばれました。
 病院に入院して、3日目の昼にようやく目が覚め、生き返りました。
 その後も、その交通事故がきっかけで、鞭打ち症などになり、自律神経などもおかしくなり、半身不随のような状態になってしまいました。
 それが鍼灸を受けることで治ったもので、じゃあ、自分も鍼灸をやろうかなと思うようになったのです。
 幸い、運転してくれていた人も命に別状はありませんでした。いまも元気です。
―そうなのですか。大変なご経験をされたのですね。その交通事故がきっかけで、鍼灸を始めることになったのですね。それまでは、何をされていたのでしょうか?
土田:それまではサラリーマンをやっていました。日立系の電光工業株式会社で、そんなに大きな会社ではなかったのですが、そこでいろんなことをやらせてもらいました。現場から仕入れから経理から、全部やらせてもらいました。そういう意味ではとても運がよかったと思っています。
 でも交通事故に遭って、半身不随みたいになってしまって、会社の方は「一生面倒みるよ」と言ってくれていたのだけど、(会社で)何もしていないのにいるわけにはいかないでしょう。
 それが鍼灸に通っているうちに鍼灸で体が治っていったもので、「あれっ」と思いましてね。その当時、普通の病院にも通っていました。病院に行くと1週間か2週間くらいで一旦は(首が痛いのが)治るのです。でも1ヵ月くらいするとまた痛くなるのです。病院はその繰り返しでした。
 ところが、鍼灸では治ったのです。
 現代医学で治らなかったものが、鍼灸で治ったわけです。
 鍼灸では、私が「首が痛い」と言っているのに、足に鍼を打つわけです。足が痛いわけではないのに……。「痛いのは首なんですよ」と言っても、足に鍼を打つのです。そうしているうちにだんだん足が温かくなってきました。いままで冷たいな、と思っていた足がだんだん温かくなってきたので、「ひょっとしたら治るかもしれないな」と思っていたら、実際に治ってきたのです。それで不思議に思って、鍼灸を仕事にしようと思いました。
 でも最初は、家族は私が鍼灸師になることに反対でした。
 女房の父親と私の兄だけが賛成してくれましたが、他は皆、反対でした。
麟誠鍼療院にかかっている書。
麟誠鍼療院にかかっている書。
 それでも、私は交通事故で一旦は死んだ命だと思ったので、会社を辞めた後、「お坊さんになるか、鍼灸をやろうか」と考えました。
 女房は「お坊さんだけは嫌だ」と言うものだから、じゃあ鍼灸をやろう、ということになって、結局鍼灸をすることになりました。
●開業当時から患者さんが絶えたことがなく、来院数はのべ75万人以上
土田:開業したいまから約40年ほど前は、鍼灸の仕事というのは、身体障害者がやるというイメージが強くありました。だから、うちの子供たちは、学校で私の仕事を言うと、「お父さんは目が悪いの?」とか「足が悪いの?」とか聞かれたみたいです。だからそのたびに「そんなことないよ」と言っていたようです。
 また、鍼灸院を開業しても最初は絶対に患者さんは来ないと思っていました。電話営業などもしていないし、看板もありませんでしたから。お金もなかったので、場所も辺鄙なところだったのです。それが、開業してあたりを歩いていたら、同郷(石川県金沢市)だった女の子が向こうから歩いてくるのです。
 「こんなところで、同郷のあの子と会うはずがない」と思いましたが、声をかけると、「あら、土田さんじゃない」と言われて、やっぱり同郷のその子だったのです。
 それで、「僕は実は今日から鍼灸の治療院を始めたんだ」と言うと、「鍼灸?」とびっくりされました。彼女のお母さんは、目黒の町内会の婦人部の部長さんだったのですが、そのお母さんがちょうど膝が痛いと言っているということで、「じゃあ、うちに連れてきて」と言って、連れて来てくれたのが最初の患者さんになりました。
 その方が良くなったので、次から次へと知り合いの方たちを紹介してくれました。
 だから開業以来、患者さんが来なかった日は一日もありません。
―一日もないとはすごいですね。開業以来、のべ人数ですごい数の患者さんが来ていると伺いましたが?
土田:75万人以上は来られていますね。
―75万人以上ですか!すごいですね。
土田:ええ、予約は全部ノートに手書きで書いています。(※ノートに細かくびっしりと開業当時からの患者さんの予約が書かれています。)
 施術はその当時は毎日だいたい、朝は6時頃から、翌日の2時頃まで……遅くなると3時半くらいまでやっていました。だからうちの従業員は鍼灸師のお弟子さんも含めて現在10名くらいいますが、皆、二交代制です。朝6時半頃に来て、夕方17時くらいに帰る人と、昼の12時か13時頃に来て、夜中までいる人。私は朝から晩までいます。
 うちのお弟子さんはけっこう長く勤めてくれる人が多いのです。30年以上勤めてくれている人が2人います。20年以上いてくれる人も5人はいます。皆、全然休日をとらないのですよ。日曜日や祝日も皆、出勤しています。その代わり、木曜日の施術は午前中だけにしていますが。
 私は、朝の5時には出勤しています。早い時には3時には来ています。家も近いですからね。  
―え、朝の5時とか3時ですか!? すごく早くに来られるのですね。患者さんは何時くらいからいらっしゃるのですか?
土田:早い人は朝の7時前から来られますね。お弟子さんも早い人は朝の6時半頃から来ています。お弟子さんは皆、朝の4時半には起きていると言っていました。それで皆、ほとんど仕事を休まないのです。20年とか30年勤めていて、結婚式と葬式以外は休んでないんじゃないかな。夏休みや冬休みはとりますけどね。
 (就業条件として)朝早く夜遅く、休みはない、給料は安い、という条件だから、普通は続かないと思うのですが、皆、働き続けてくれていますね。  これまで(治療院全体で)、一日に138人の患者さんの施術をしたことがありましたかね。
 でも私の頭の中では120人だったのです。というのも、私は帰宅するといつも、お風呂に入って、その日の朝一番に来られた患者さんがどのベッドで施術を受けて、次の患者さんがどのベッドで施術を受けて……と思い浮かべておさらいをするようにしているのです。それが98人まで来ると、記憶がなくなるのです。だから、「今日は覚えておこう」と、97人目くらいになると、名前を書くようにしました。
 家で(その日来られた患者さんを)思い浮かべていて、97人目くらいでやっぱり思い出せないと、家から近いのでこの治療院まで来て、ノートを見て、「ああ、そうだった」と思い出してすっきりして、そのままここで寝てしまったりするのです(笑)。
―ハハ(笑)。本当にお仕事がお好きなんですね。患者さんは、リピートしてずっと通われている人も多いのでしょうか?
土田:そうですね。長い方は、40年近く通われている方もいますね。
―そうですか。ところで、土田院長は25才の時に交通事故に遭われたとのことですが、その前までは体は丈夫だったのでしょうか?
土田: そうですね、もともと特別丈夫ではなかったですけど、金沢から大学で上京してから丈夫になりましたね。鍼灸の仕事を始めてから、というよりも上京してからです。実家にいる時はあまり丈夫じゃなかったですね。
 高校時代まで、私は医者になるつもりでした。でも遺伝で色弱があるのです。色弱では医者にはなれないし、デパートへの就職などもできません。自分が色弱だなんて高校3年の時まで知りませんでした。それで急遽、進路変更をして文科系の大学に行くことにしました。大学は法学部に行きました。
 大学は慶応大などにも受かったのですが、慶応は学費が高いというイメージがあったので、まわりの親せきなどに生意気だ、などと思われてもいけないので(笑)、父親の意向で早稲田に進みました。結局、金額は同じだったんですけどね。
 早稲田大学で剣道部に入って、勉強はあまりしませんでしたね(笑)。大学時代は麻雀と剣道ばかりしていました。
 だから、特別体が丈夫なわけではなく普通でしたが、まあ元気は良かったですね。
―なるほど。土田院長の現在のお仕事に費やす時間や量はすごいですが、もともと性格的にお仕事熱心とか、勉強熱心というところがあるのでしょうか?
土田: まあ、仕事は一日19時間はしているのでしょうか。でも仕事とは思っていないですから。人間誰でも、好きなことをやっていればいいわけですよ。仕事と思うから負担に感じるのです。
 だから、うちの息子たちにも「後を継ぐ必要はない」と言っています。好きなことをしたらいい、と言っています。
 とはいえ、学生時代は7〜8時間は寝なければならないと思っていました。
 でも、好きな麻雀をやっていたら、1週間でも寝ずにやっていられるわけです。
 その経験があるから、社会に出てからは、残業だって平気だし、夜中の1時、2時も平気ですね。仕事していて「眠いな〜」と思っても、「麻雀であれだけ寝ずにやれたんだし」と思うと何でもないわけですよ(笑)。そういう感じでやってきましたね。
―なるほど。精力的にお仕事をこなされる原点は、麻雀にあったのですね(笑)。
ところで、来院される患者さんは、重い病気の方も多いのでしょうか?
土田:昔はね……開業した当初は、病院に行っても治らない方しか来なかったですね。
 最近は、病院で治ってから来られる方も多いですね。他は、いろいろな方に紹介されて来てくれる方も多いですよ。
 舩井幸雄先生の紹介で来られる方も大勢いらっしゃいます。
 いま、熱海で船井先生の事務所の下に歯科医院を開業された矢田浩章さん(矢田デンタル )も、うちへ来ていて、船井先生に(歯科治療のために)矢田先生を紹介したのです。
●矢田デンタルの矢田浩章院長(現在)を舩井幸雄に紹介
―そうですね、土田院長が矢田先生を船井に紹介してくださったのでしたよね。
矢田先生とはもともとお知り合いだったのでしょうか?
土田:矢田先生はもともと、鶴見大学の口腔外科の先生でした。その鶴見大学の別の口腔外科の先生と日本口腔外科学会の会長が、うちのクマザサのデンタルペースト(オレノデ・バン)を使うとすごくいい、と言ってくれているということでした。患者さんに口腔ガンの人が多かったようで、口腔ガンの人に、 デンタルペースト「オレノデ・バン」 がすごくいいというのですね。
薬用 オレノデ・バンR デンタルペースト
薬用 オレノデ・バンR デンタルペースト
 それを聞いた矢田先生が、自分でこのデンタルペースト「オレノデ・バン」を使ってみたら、すごくいい、ということになって、このデンタルペーストを使ってくれるようになりました。
 それ以来、矢田先生はうちの治療院にもよく来てくれていますが、常々「矢田先生は(口腔外科の)治療がうまいな」と思っていました。私は直接、先生の治療を受けたことはないのですが。勉強熱心ですし。それで、船井先生に矢田先生を紹介したのです。
―そうだったのですね。船井も口内などが痛い時にクマザサエキス(TWEBS)をつけると、痛みがおさまると言っていますね。
土田:そうですか、うれしいですね。このクマザサエキスは、体内に堆積(たいせき)はしないようですから、その都度つける必要があります。
 つい最近分ったことですが、ガンというのは、全てではありませんが、ウイルスが付着してできる場合があります。どうやら笹には、そのウイルスが子供を産んで増殖することを抑える力があるようなのです。
 だからガンにいいからと思って、クマザサエキスを服んでいても、一旦止めて、3〜5年たつとガンが再発するケースは時々あります。
TWEBSRクマザサ特殊抽出エキス
TWEBSRクマザサ特殊抽出エキス
―なるほど。じゃあ、クマザサがガンの元を断つというわけではないということですね。
土田:うーん、はっきりとは分らないですけどね。そうではないかな……と思っています。今度は反対に、ガンが再発しても、またクマザサエキスを服むと、レントゲンの(ガンの)白い影が3ヵ月くらいで消えるケースがほとんどです。だから効果はあるのだな……と思っています。決して全滅はさせていないようですが。
 ただ、(クマザサ製品を使った)多くの方々から「ガンが治った」というようなありがたいお手紙は多数いただいています。
 これまでのケースで考えてみると、どうやら笹のエキスでは、呼吸器系とすい臓ガンは治らないようです。クマザサエキスですい臓ガンが治ったケースはいままででゼロですね。

 また鍼灸でも当然、治らないものはあります。たとえば、心臓が悪い人、脳梗塞の人、骨折の人やガンの人がうちの治療院に来られても、まずは病院の方に先に行ってもらうようにしています。これらの方は鍼灸では治らないと思うからです。
 だから治療前に先に、それらは確認するようにしています。
 それらの方々には、うちの知っている病院を紹介するようにしています。
 要はその人が治ればいいのだから、何もうちで治療をしなくてもいいわけです。だから、心臓ならこの病院、脳梗塞ならここ、骨折ならここ、ガンならここ、婦人科ならここ、精神科ならここ、というように、紹介する病院を全部決めてあります。
 ガンの人についてはその人が知っていなくても、私が「この人は絶対ガンになるな」と思うと、だいたい勘で分るのです。そういう時は早く(病院に)行ってもらった方がいいと思うので、早く行ってもらうようにしています。
―そうですか。鍼灸で万病が治るというわけではないんですね。
土田:ええ、それはそうです。どんな病気も鍼灸で治ったら、人間誰も老衰以外で死ななくなってしまうじゃないですか。そういうことはないと思います。
 それと私は診断は上手だと思っています。たとえば、この人(の病気の状態)はこうだな、と思っても、その人がかかっている病院の先生の診断と違う時があります。そんな時は、その人の状態について「病気だ、病気じゃない」と言い合うこともあります。
治療院の飾り棚
治療院の飾り棚
 ある時、「4つの病院をまわったけど、どこでも『何でもない』と言われた」と言ってうちに来られた患者さんがいるのですが、私はどうしても「心臓に異常がありそうだ」と思いました。それでも患者さんは「(心臓は)何でもないと医者に言われた」と言うのです。私が、「じゃあ、(病院の)先生に私から電話するわ」と言って、もう一度病院で診断をしてもらったことがあります。そうするとやっぱり心臓が悪いということが判明しました。
 それでたとえば、私みたいによくしゃべるのは絶対に心臓が悪いのです(笑)。
―え、そうなのですか?
土田:ええ、よくしゃべる人やよく笑う人は、心臓が悪いことが多いのです。また、うちの女房なんかは肝臓が悪いということが分かっていました。
 いまから14年ほど前のことになりますが、(うちの女房は)そんなに怒ったりする人ではなかったのに、その頃、従業員とケンカをしたというのです。それで、「おかしいな」と思って医学の本を見てみたら、「怒りっぽい人は肝臓が悪い」とあったのです。それで、うちの息子も同じように言うので、女房はしぶしぶですが、病院に行かせたことがあります。
 それから病院の先生から私に呼び出しがありました。医者からは「何にも病気はありません」と言われました。
 そうすると女房は安心して嬉しそうに「皆が私のことを、肝臓が悪い悪いと言うけど、私は何でもないのよ」と言って喜ぶのです。
 それでも私は何かおかしいなと思っていたので、「もっと他に調べることはないんですか?」と聞くと、「数値は悪くないから、それなら肝臓の細胞をとるしかありません」と言われたので、「それなら細胞をとってください」と女房が言って検査をしてもらったのです。
 そうすると、「肝硬変」だということが分かりました。「原発性胆汁性肝硬変」という病気で、誰も治ったことのないような病気だったのです。それが見つかって、だいたい早くて2年、遅くとも5年で亡くなってしまうという病気だったのです。日本人でも全国で6000人もいないほどの難病だと言われました。
 それを聞いて女房は自律神経がおかしくなりましてね、5年間書ける日記を書き始めて、部屋から一歩も出なくなってしまったのですよ。家の者と顔を合わすこともなくなってね……。
―えー、大変なことですね。
土田:ええ、そういうのが続いて、それからちょうど5年目の5月7日にね、女房が「お腹が痛い」というので、あわてて救急車を呼んで、前に診断してもらった病院に行きました。
 でもそこで「肝臓は何でもない」と言われたのです。肝臓は何でもないのに、胃にガンができていると言われました。
 「そんなバカなことがあるか」と思いました。というのも、クマザサでできた胃薬をずっと服んでいると思っていたのです。でも、女房は「あれは値段が高いからずっとやめていた」と言うのですよ。(胃がよくない)症状もなくなっていたということで、クマザサの胃薬は3年半でやめていたようです。それで、5年目に胃ガンが出てきてしまって。肝硬変が治っていたのはよかったと思うのですが。いまはクマザサの胃薬を飲んでいると思います。
 まあ、そのようなことがあったのですが、そういうように、私たちは、顔の相や体の相などを見て判断します。
―そうですか、大変でしたね。奥様もいまではお元気になられたようで、よかったですね。
ところで、クマザサの商品ですが、土田院長の会社の鳳凰堂で作られているのでしょうか?
●クマザサの製品改良の最中に、新しい成分が出てきた
土田:ええ、そうです。ちょうど現在、クマザサの製品を作るために、これまでとは違う機械を使ってみようと、いろいろと試作、改良している最中です。
 現在、いろいろな事情がありまして、北海道の山奥に工場を考えています。
 そのあたりに棲んでいるものといえば、クマと鹿と、それから北キツネとリスだけだそうです。
―自然がいっぱいの環境なんですね(笑)。
土田:自然がいっぱいと言うだけあって、水道や電話もトイレもないようです。
―へー、工場はそのような環境のところにあるのですね。そこを選ばれた理由は何でしょうか?
土田:周りに笹がいっぱいあるのです。もう笹しか周りにないような環境なのです。
 だから、笹がすぐに手に入るのでコストが安く済みます。原料費はいままでよりずいぶん安くなりそうです。
 その工場で使っている新しい機械というのは、これまでクマザサ製品を作っていた機械とは違ったものです。現在、販売している商品は、まだ北海道で作ったものではありません。現在は、これまでの工場と北海道の工場の二つの場所で製造している状況です。
 この過程で、クマザサエキスから、これまでに発見されていなかった、面白いものが出てきたのです。「アラビノキシロオリゴ糖」という成分がこの笹の中から出てきたのです。
クマザサのイメージ写真
 この北海道にある新しい機械で作ると、この「アラビノキシロオリゴ糖」が出てくるのです。この機械でないとこの成分はたくさん出てきません。
 キシロオリゴ糖というのは、人間のカラダの腸の中に一番あり、善玉菌のエサになります。そのアラビノキシロオリゴ糖が新しい機械で作ったクマザサエキスの中には入っているというのです。
 弊社のほかにも、いろんな会社がその辺りに行ったのですが、あまりにも山の中だし、その機械もいいものだけど、あまりにも値段が高いからと言ってどこも買わなかったのです。
 これまでのわが社のクマザサ商品の欠点は、値段が高い、ということでした。
 「効果はある」という声はいろんな方からいただいているのですが、うちの商品の欠点は、値段が高いことと、茶色い色がついていること、と言われていました。
 もともと私は、何についてもそうなのですが、「効果があって副作用がない」ということを重要視していました。そして老若男女誰でも使えて、商売上から言えば、特許を取っているということ。そして、消耗品で日常的に使うもの。材料は日本でとれるもの、と思ってこれまでやってきました。
―なるほど。クマザサの製品は、またさらに改良されている最中なのですね。楽しみですね。ところで、土田社長が舩井幸雄と知り合ったきっかけは何だったのでしょうか?
●舩井幸雄との出会いのきっかけ
土田:それは、船井総研で当時、舩井の秘書をされていた加瀬さんという女性のお母さんが、うちの治療院の副院長をしてくれていたことです。加瀬さん(娘さん)は学生時代にうちでアルバイトをしていたこともあったのです。
 その加瀬さんのお母さんはうちで28年間働いてくれました。とても立派な方ですよ。頭はいいし、でしゃばらないしよく働いていました。朝は7時に来てくれていましたし。
 朝7時に来て、夜の10時頃まで働いていましたね。「早く帰ってよ」って言っていたんですけどね(笑)。
―なるほど。じゃあ、加瀬さんがきっかけで、船井とお知り合いになったのですね。
土田:そうですね。船井先生の具合が良くないと聞いて、その時、私は船井先生のことはよく知らなかったのですが、「何かよく分らないけど、クマザサのエキスを持って行ってみたらどうか」ということで、船井先生にクマザサエキスを届けました。すると船井先生が「あれいいね」と言ってくださって、話が進んだのです。
 具合がよくないと言っても、今回のことではなく、1995年頃、前立腺が肥大して体調を崩された時のことです。それがきっかけで知り合ったのです。
 うちの治療院と船井総研は近かったですし、船井先生が「それじゃあ、一度いらっしゃい」と言ってくださって、会社に伺いました。
 そこでお会いして、いろいろな話をしましたが、近くにこんな偉い人がいるんだなと驚きましたね。
 話の中で船井先生に「本を書いたらどうか」と言われたのですが、「本は書けない」と答えました。
 「本は書けないってどういうこと?」と聞かれるから、私は「先生、昔から『書く人は知らず、知る人は書かず』って言うように、知らない者は書きたがるけど、知っている人は本を書きたがらないものです」と言ってしまったのですね。そうしたら、船井先生は本を400冊以上書いていることを後で知って、「ああ失礼なことを言ってしまったなぁ」と思いましたね(笑)。でも本を書くということは難しいものです。しゃべるのは簡単ですよ。
 それと私が、船井先生の一番立派だなあと思うところは、人の悪口を言わないところです。私は船井先生が人の悪口を言っているのは聞いたことがありません。
 船井先生には「命がけで仕事をすること」と「プラス発想でやる」「人の話を聞いて勉強すること」そして「人の悪口を言わない」ということを、うちの子供たちも一緒に教えてもらったことがあります。
―そうですか。そういうことがきっかけで知り合ったのですね。船井は以前からよくいろんなところで、土田院長のことや、クマザサエキスが良いということは言っていますね。きっと、船井にクマザサエキスが合っているのでしょうね。
土田:そうですか、うれしいですね。でも船井先生は、鍼灸は大嫌いですね(笑)。
 ところでクマザサエキスについてですが、クマザサエキスは、飲むのもいいけど、鼻の近くにつけて匂いをかぐのがもっといい、ということが最近分ってきたのです。
―そうなのですか。わりといい匂いですよね。クマザサ商品でシャンプーとかクリームとかいろいろありますが、それは土田社長の案でどんどん開発されているのでしょうか?
●クマザサのクリーム「ワンダーバーム」
土田:そうですね。クマザサにはいろいろな可能性がありますし、値段もやがては世界で一番安い物になると思っています。
 人気の「タイガーバーム」などは、香港など外国に買いに行った方が安く手に入りますね。
 先日、小学生の男の子がアトピーで、その子のお母さんがわざわざタイガーバームを買ってきたのに、それが効かないということでうちに来られたことがありました。
 そのお母さんは、タイガーバームは、色なんかには問題ないけど、治りが良くないと言うのです。
 それで、うちのクマザサエキスを塗るのではなく、鼻から匂いをかいだら、その男の子のアトピーに良かったみたいです。

 また2010年の11月か12月頃には、この近くに大きな病院があるのですが、そこの先生の奥さんが「助けて〜」と言ってうちのクリニックに来られたことがありました。朝の10時頃に。
 聞いてみると、膀胱炎ということでした。それならと普通の鍼灸を施術しようとすると、その奥さんが「先生のところに良いクリームがあると聞いたわ」と言うんですね。
 「クマザサのクリームで膀胱炎が治るはずはない」と思ったのですが、「いいえ、ここでクマザサのクリームを買って、使った人がとてもいいと言うのです」と言われるのです。
 自分の総合病院の婦人科でくれる薬を使っても治らないというのです。
 それで、クマザサの軟膏のサンプルを差し上げたのです。そうしたら家に持って帰って、そのクマザサの軟膏をつけたようなのですね。
 そうしたら膀胱炎のことなどすっかり忘れてぐっすり眠れたみたいで、「これは効く」と思ったようです。それで電話がかかってきて、すぐにまたうちに来られて、「あの軟膏がものすごく効いた」というのです。
 でもサンプルももうなかったので、「もうないです」と言うと、「早く作ってください」と言われて作ったのが、この軟膏です。この名前もその奥さんがつけたもので、「ワンダーバーム(不思議なバーム)」と言います。膀胱炎にはこれを使うといいみたいなのです。主成分は、クマザサエキスとワセリンです。
 聞いたら、うちの娘も最近、膀胱炎になって病院で治療を受けているというのです。12月になって子どもを連れてデパートに行ったら、冷えたと言うのです。
 それで家に帰って女房に聞いてみても、「私も子供を3人産んだら、(膀胱炎が)ひどくて大変だった」と言うのです。「あなたは知らないだろうけど、それで私は病院通いをしていた」と言うのです。
 モデルさんや俳優さんでうちの治療院に通ってくれている人も多いのですが、それらの方から夜によく電話がかかってくるのです。ほとんどが膀胱炎なのです。モデルさんなんかは、冬の寒い時でも水着を着ることがあったりするから、膀胱炎になってしまう人が多いのです。有名女性雑誌の表紙に載るようなモデルさんから電話がかかってきて、「また、あれ(ワンダーバーム)を送ってほしい」と言われるのです。
 膀胱炎というと、なかなか他のところで言えないというのもあるのです。
 それくらい、膀胱炎で悩んでいる人は多いようです。それでこの ワンダーバームが好評で、一人で最高300個くらい買った人もいました。
「ワンダーバーム」
「ワンダーバーム」
―そうですか、膀胱炎にもいいのですね。ところで話は変わるのですが、鳳凰堂のクマザサの製品の多くに「オレノデ・バン」という名前がついていますが、これはどのようにつけられた名前なのでしょうか?
土田: これは、あるモデルさんが名前をつけてくれたのです。その人が「(このクリームに)何が入っているの?」と聞くから、「オレンジとバンブー(笹)が入っています」と答えたんです。最初の製品はオレンジも入っていましたから。現在は、オレンジの皮についた農薬が体に良くないだろうということで入れていませんが。
 「笹」というのは、フランス語でもバンブーというみたいですね。「オレンジのバンブー」ということで、ちょっとフランス語っぽくしたらいいなというので、「オレノデ・バン」としました。
 私がつけたわけではないのですが、みんな、私がつけたと思っていますね。
―そうだったのですか。てっきり「俺の出番(オレノデバン)」ということで、土田院長がつけられたのかと思っていたのですが、そうではなかったのですね(笑)。
土田:ええ、そういう意味ではありません(笑)。
―土田院長、今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

(インビュアー:藤原かおり)

【土田院長よりの追記】
「上記で紹介したクマザサの歯磨き粉(オレノデ・バン)には、口臭、歯肉炎など、お口のトラブルの発生と深く関連する細菌群(ポルフィロモナスとフソバクテリウム)の発育を抑制する濃度の笹の熱水抽出物が含まれています。」
舩井幸雄よりのコメント
まじめで正直で、本物を追求する土田さんが、 そのまま分る対談です。 ぜひ、私同様、熊笹製品のファンになってください。よろしく。
舩井幸雄よりのコメント
★麟誠鍼療院: http://www.rinsei.jp
★(株)鳳凰堂: http://www.hououdou.jp/
バックナンバー
15/11 療術師 柳原 能婦子さん
13/04 麟誠鍼療院 院長、株式会社 鳳凰堂 代表取締役社長 土田 裕三さん
11/09 かをり商事株式会社 代表取締役社長 板倉敬子さん
10/11 作家 加治将一さん
10/04 コズミックアカデミー 代表 天野 聖子さん
09/12 NOVO CLINIC(ノボ クリニック) 院長 龍見 昇さん
09/06 陸上自衛隊 小平学校 人事教育部長/1等陸佐 池田 整治さん
09/02 (有)作芸人磨心(サウンドマシン)事務所 代表取締役、NPO全国元気まちづくり機構 理事長 野尻博さん
08/11 「聖書の暗号」研究家。作家 伊達巌さん
08/07 小学校教師 岩堀美雪さん
08/06 博士(人間科学)・感性カウンセラー 志岐幸子さん
08/04 日本弥栄の会 代表 中矢 伸一さん
08/02 「構想日本」パブリシティ担当ディレクター、「日本家庭生活研究協会」常務理事 西田 陽光さん
08/01 DLコミュニケーションズ 尾辻 かおるさん
07/12 (株)オリエンタル 代表取締役尾崎 友俐さん
07/11 国際医療福祉大学 医療経営管理学科教授・学科長 高橋 泰さん
07/10 薬剤師 荒井 義雄さん (株)テクノエーオーアジア 代表・工学博士 増川 いづみさん
07/09 丹田研究所 所長 佐々木 了雲さん
07/08 (株)アマガサ 創業者・天笠悦藏社長
07/07 (株)コンプラウト 社長 佐藤じゅん子さん
07/06 洋菓子界のカリスマ・今田美奈子さん
07/04 伯天製薬(株)代表取締役社長 豊福 政子さん
07/03 名桜大学教授、琉球大学名誉教授、農学博士比嘉 照夫さん
07/01 日本気導術学会会長 鈴木眞之さん
06/12 外科医・消化器内視鏡学会認定医 ・医学博士 土橋 重隆さん
06/11 (株)アポロ科学研究所 末廣淳郎社長
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