中村陽子の都会にいても自給自足生活

このページは、認定NPO法人「メダカのがっこう」 理事長の中村陽子さんによるコラムページです。
舩井幸雄は生前、中村陽子さんの活動を大変応援していました。

メダカのがっこうには、以下のような3つの宣言があります。

1.私たちは、田んぼから瑞穂(みずほ)の国日本の自然再生をします。
2.私たちは、お米中心の一汁一菜の食事で日本人の心身を健康にし、食料自給力をつけます。
3.私たちは、命を大切にする農家と手をつなぎ、生きる環境と安全な食料に困らない日本を次世代に残せるような先祖になります。


このコラムでは、「メダカのがっこう」での活動内容や、様々な経緯で「メダカのがっこう」に参加された方々のご紹介や、健康のための大切な情報などをお届けしていきます。

2019.10.20(第61回)
2019年12月2日〜12月12日 アメリカを変えたママがやって来る!日本のお母さんたちも、アメリカのママたちに続こう!

 昨年の12月14日、マムズアクロスアメリカの創設者である、ゼン・ハニーカットさんの講演を聞き、直接彼女と息子さんに会いました。彼女には3人の息子さんがいて、2人がグルテンアレルギーで生死の境をさ迷ったそうです。お連れになっていたのは、特にアレルギーを持っていないボディー君でした。彼女はNONGMO(非遺伝子組み換え食品)を子どもたちに食べさせていました。
 ところが、家族そろってNONGMO の食生活をしていたのに、彼の行動や学習面に障害が出て、数学の成績がAランクからDランクに落ちたのです。尿検査をしてみるとグリホサートがかなりのレベルで検出され、そのせいでリーキーガット症候群となっていたことがわかりました。腸内細菌を調べてみるとクロストリジウム・ディフィシルが多いこともわかりました。この菌は、自閉症や学習障害を起こす菌だといわれています。リーキーガットとは、漏れがちなという意味です。腸間壁に問題があり、小腸に穴が空いていたのです。

 彼女は、2年間もGMOを一切摂取しない生活をしてきたのに、なぜこのようなことになったのかと考えました。その時、頭に浮かんだのは彼が小麦を食べていることでした。他の2人の息子さんは、グルテンアレルギーがあるので小麦を食べていなかったのです。
 そこで、小麦が原因だと思い調べてみると、小麦は収穫直前に乾燥目的でグリホサートが噴霧されていたのです。
 このように、ご自分の息子さんを通して、食べ物や飲み物が身体に影響を与えることがよくわかったのです。毎日食べているとじわじわと善玉細菌が殺されて悪玉の病原細菌が蔓延していく。掛かっている医者は最初はその事実を知りませんでしたが、有機農産物を食べることが重要であることには賛同してくれたので、NONGMOだけでなく、有機農産物の食生活を始めたのです。
 彼は、その他に腸内細菌のために、ザワークラフト(漬物)を食べるようにし、腸内に悪玉菌が増えないように、一切砂糖を摂らないようにしました。すべてオーガニックの食品と砂糖を摂らない食生活をすること6週間、尿検査で8.7bbpあったグリホサートが全く検出されなくなりました。日本でいえば、有機無農薬のお米と熱処理していない味噌とぬか漬けやたくあんといった食生活で、砂糖を使った菓子は一切取らないといったところでしょう。腸内細菌がとてもバランスよく元気になる食生活です。

 以下、会場に来ていたボディ君の発言です。
 「まず検査を受けることが重要です。検査前は、小麦は大丈夫で有機産物も時々食べれば良いと思っていました。でも、体の具合が悪くなったので、グリホサートを摂取するのを止めると健康状態が良くなりました。砂糖を食べないのは辛かったけれども有機農産物を食べることは難しくありませんし、おいしい。そして、下がっていた数学の成績も元どおり優等クラスになりました。」

 ハニーガットさんは、自分の子どもたちの問題を解決することで、多くの道を開きました。GMO反対だけでなく、有機農産物にすることで、子どもの症状が改善することを、アメリカ中のお母さんに広げました。2013年のアメリカの独立記念日には、全米44州でお母さんたちが反対の声を上げ、爆発的に知られるようになりました。そしてたった4年のうちに全米のスーパーマーケットに、NONGMOと有機農産物の棚を設置させ、その売り上げは426%も伸びたのです。売れれば企業は変わります。だからアメリカを変えたママたちなのです。
 彼女はグリホサートの尿検査の道を拓きました。何も食生活に注意していない普通のアメリカ人はもちろん、日ごろNONGMOにしているアメリカ人まで含め、その結果は、EUや危険を言われている基準の何倍もの数値でした。ガン患者や、発達障害児はさらに高い数値でした。しかし、この実態を明らかにすることが、アメリカ中のお母さんを動かしたのです。

 皆さん、日本でも体内の残留農薬検査をしましょう!
 私は、昨年の12月、ゼン・ハニーカットさんに、グリホサート検査を多くの人にしてもらう約束をしました。しかし、農民連の食品分析センターの検査体制がなかなかできず、今年の9月過ぎに、ようやく用意が出来ました。早速申し込みました。キットが送られてきたその日に、娘に髪の毛の根っこから3ミリ直径の穴に入る髪の束を切ってもらい、検査に出しました。結果は来月発表します。
 費用は16000円です。高いので、強制はできませんが、出来る人にはやっていただき、匿名でいいので、お住まいの地域、提出したアンケートの答え、そして検査結果を教えてほしいのです。
 出来るだけ多くの人の結果が、日本人の平均値に近くなると思うので。
 申込先は、
 https://detoxprojectjapan.jimdofree.com/%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E5%86%85%E5%AE%B9-%E7%94%B3%E8%BE%BC/

 地域とアンケートの答えと結果を匿名で教えていただきたい私のメールアドレスは
 npomedaka@yahoo.co.jp
 です。どうぞよろしくお願いいたします。

 今年も12月2〜12日にかけて、ゼン・ハニーカットさんが全国ツアーをします。全国のママたちにぜひ直接お話を聞いていただきたいです。
 https://detoxprojectjapan.jimdofree.com/%E3%82%BC%E3%83%B3-%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%95%E3%82%93%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9A/
 皆様、よろしくお願いします。12月2日には食べママ武蔵野のママたちも憲政記念館に行きます。出来るだけ繋がって力を合わせましょう!


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Profile:中村 陽子(なかむら ようこ)
中村 陽子(なかむら ようこ)
首のタオルにシュレーゲル青ガエルが
いるので、とてもうれしそうな顔を
してい ます。

1953年東京生まれ。武蔵野市在住。母、夫の3人家族。3人の子どもはすべて独立、孫は3人。 長男の不登校を機に1994年「登校拒否の子供たちの進路を考える研究会」の事務局長。母の病気を機に1996年から海のミネラル研究会主宰、随時、講演会主催。2001年、瑞穂(みずほ)の国の自然再生を可能にする、“薬を使わず生きものに配慮した田んぼ=草も虫も人もみんなが元氣に生きられる田んぼ”に魅せられて「NPO法人 メダカのがっこう」設立。理事長に就任。2007年神田神保町に、食から日本人の心身を立て直すため、原料から無農薬・無添加で、肉、卵、乳製品、砂糖を使わないお米中心のお食事が食べられる「お米ダイニング」というメダカのがっこうのショールームを開く。自給自足くらぶ実践編で、米、味噌、醤油、梅干し、たくあん、オイル」を手造りし、「都会に居ても自給自足生活」の二重生活を提案。神田神保町のお米ダイニングでは毎週水曜と土曜に自給自足くらぶの教室を開催。生きる力アップを提供。2014年、NPO法人メダカのがっこうが東京都の認定NPO法人に承認される。「いのちを大切にする農家と手を結んで、生きる環境と食糧に困らない日本を子や孫に残せるような先祖になる」というのが目標である。尊敬する人は、風の谷のナウシカ。怒りで真っ赤になったオームの目が、一つの命を群れに返すことで怒りが消え、大地との絆を取り戻すシーンを胸に秘め、焦らず迷わずに1つ1つの命が生きていける環境を取り戻していく覚悟である。
★認定NPO法人メダカのがっこうHP: http://npomedaka.net/

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