船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
波動営業 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.11.25(Thu)
社名:(株)本物研究所
名前:門脇 宥希

 『船井幸雄.com』をご覧いただいている皆様からすると、「波動」は聞き慣れた言葉だと思います。しかし、世間一般からすればまだ聞き慣れない言葉であり、目に見えない世界を100%信じきれないのは当然だとも思います。

 私自身、商品を販売する営業マンとして「波動」を感じるような気付きが最近ありました。弊社が扱うフィオーラという美容ローラーの部類に入る商品を美容サロンに営業していた時です。(株)本物研究所はこれまで主に船井幸雄を既に知っているお客様を対象に商売をしてきました。
 今後マーケットを広げ、本物の輪を広げるために船井を知らないお客様にもアプローチをするようになりましたが、フィオーラは世間一般に流通している美容ローラーの倍以上する値段で、さらに前回のコラムに書いたように有名人などを使った派手な広告宣伝は行わないため、商品を媒介する「人」が重要になってきます。

 船井を知っているお客様であれば、お墨付きの商品は営業マンが紹介する前から商品価値は既に上がっています。マーケットを広げるためには、上記の理由から、かなりの商品価値を積み上げてお客様に知っていただく必要性を感じていました。そんな時、様々な美容サロンの現場まわりをさせていただいて、数をこなせばこなすほど、ある一定の傾向がつかめてきたのです。それは、「商品を無理に説得する必要がないのではないか」という仮説です。

 フィオーラの競合商品の大半は、ゲルマニウムローラーと言われる商品です。それぞれの商品の大きな相違点は、素材が持つ波長領域です。専門的な言葉を使用すると放射線領域か遠赤外線領域か、分かりやすく言い換えると、短く鋭い波で短期間で刺激を与えるか、長〜くゆ〜ったりとして身体の深部まで時間をかけて影響を与える波かという違いです。つまり商品自体に「波の違い」がそれぞれあるのです。

 なぜ「商品を説得する必要がないのではないか」という仮説が立ったかというと、そのような商品だけでなく、訪問する美容サロンにも独自固有の波動、波があることを「何となく感じる」ようになったからです。加えてフィオーラの営業は波長領域を説明する商品だったため、これはお店にも同じことが当てはまるのではないかとハッと思ったのです。
 例えば、店に入るまでの外観の雰囲気、店に入ってからのスタッフの対応、あいさつの笑顔や声の質、さらに商品紹介を聞く姿勢、終了後の挨拶をする時の姿勢…等々。お店がかもし出す波は、そこで働く人の波が作り出しているものだと思います。同じ波動は引き合うと言いますが、紹介する商品とそのお店の「波」が引き合うかどうかが決め手ではないかと思うようになりました。これは現場に行って、実際に目で見て、感じて考察する数を増やしてこそ、初めて得られる気付きでした。

 船井は、会社に足を踏み入れた瞬間に、コンサルティングの答えを見つけ出してしまうと言いますが、それは現場を踏んだ数、つまり経験則から弾き出された直感力だと思います。船井流の特徴は、理論偏重ではなく、数多くの現場からルール化された帰納法で確立されていることにありますが、私自身、少なからず「波動営業」のルール化ができたような気がしました。

 フィオーラを手に持っただけで、効果を測れるお客様も実際にいらっしゃいます。人間は本来、自分に必要なものを自分自身でわかる能力が備わっているのであれば、お客様に必要のないものを無理に商品価値を積み上げて購入いただくのは商売の本質とズレているのかもしれません。本物であればあるほど誰にも本来必要である万能性を備えているかもしれませんが…。

 そんな「波」を感じてしまうと、私を含めた商品に携わる人の、仕事に対する姿勢が問われているように思えてなりません。商品を開発する人、紹介する人、売る人、買う人…。「波動」について本から得る情報だけでなく、実際に現場で実体験で確かめる、現場発ルール化は船井流の奥深さを改めて確認することができ、いつも驚きを覚えます。


4周目:「旧友 (テーマ:“働く”ということは)」
5周目:「志を一つに (テーマ:私が日々思ふこと)」
6周目:「伝えるということ (テーマ:私が日々思ふこと)」
7周目:「自身の役割とは (テーマ:私が日々思ふこと)」
8周目:「冬の季節に思うこと (テーマ:私が日々思ふこと)」
9周目:「お客様に教えられる (テーマ:私が日々思ふこと)」
10周目:「本物の法則とは (テーマ:私が日々思ふこと)」
11周目:「死生観 (テーマ:私が日々思ふこと)」
12周目:「商売の本質 (テーマ:私が日々思ふこと)」
13周目:「勝負の別れ目 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
14周目:「日々私が思うこと (テーマ:私が日々思ふこと)」
15周目:「信頼から生まれる組織力 (テーマ:私が皆さまにお伝えしたいこと)」
16周目:「ツキで周りを固める (テーマ:私が日々思ふこと)」
17周目:「妻のこと (テーマ:私が日々思ふこと)」
18周目:「スモールベースボールの可能性 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
19周目:「人馬一体に感動 (テーマ:私が日々もの思ふこと)」
20周目:「想念力 (テーマ:私が日々思ふこと)」
21周目:「現場密着で活路を見出だす (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
22周目:「激安弾丸ツアーに商売のヒントを見た (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
23周目:「エゴの視点から見る産業構造の変化 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
24周目:「マネジメントが心に火をつける (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
25周目:「商売のニーズは欲求の最高潮に到達か (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
25周目:「組織論について (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
26周目:「同期と共に (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
27周目:「船井流モデル付加法の実践で気付いた (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」

バックナンバー
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