船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
「マインドフルネス」とは何か?
2015.2.11(Wed)
社名:(株)サンカラ 代表取締役
名前:人見 ルミ

 立春が過ぎ、旧暦でいう新しい年がスタートしました。
 1月に「思ったように動けなかった」と感じる方は、2月4日から運気が変わりますので大丈夫です。
 どんどん新しいこと、日頃から願っていたことを始めましょう。

 さて、私は、船井グループで育てていただいたおかげでビジネスのスキルを学び、独立後は、ヨガサロンを開設し、インドに1年半暮らして学んだヨガとメディテーションを伝え、心と体の研究と実践を続けておりますが、今年からは、さらに「マインドフルネス」というテーマで、企業様への研修をスタートさせております。

 「マインドフルネス」とは、日本語にあえて訳すなら「感情や思考をありのままに見つめ、心の内側を観察する」ということ。
 そして、「今、ここにある」という気づきのトレーニングです。

 これは、数年前からアメリカGoogleの優秀な人材担当であるチャディー・メン・タンが社内研修として独自にプログラムした内容で実践講義を行い、以来、社員の間で大変好評を博して、半年の予約待ちという人気のワークショップ研修となっていることから、多くのシリコンバレーの先端企業が取り入れ始めているのです。

 Googleのような世界の頭脳集団が集まり、ある意味ストレスフルで、日々24時間クリエイティブな仕事に携わる社員たちに、なぜこの研修が良いのかは明らかで、第一にはストレスが解放され、第二に静かな心持ちとなり、人間関係も良好になる。第三には創造的で未来を作りあげる仕事がしやすくなることが結果として表れてくるからです。

 実は、このマインドフルネスの瞑想法というのは、私がインドに20数年前に修行に行き、習得させてもらった「ビパーサナ瞑想」の手法とまったく一緒なのです。

 この方法は「目を閉じて脳裏に浮かぶ思考や感情を、ただひたすらジャッジすることなく、ありのままに事実を見つめて、その思考が流れ去っていくのを観察すること」なのです。

 この瞑想法がもっともシンプルで、もっとも危険がなく、そして自動的に自然に自身の心が静まり、ストレスも解消され、悟りの境地に近づいてゆくメソッドとしてインドでは古くからヨガの弟子たちに伝えられ、その後、仏教、禅としても伝来しています。

 私自身、この瞑想法を知らなかったら、16年間船井メディアにおいて、女性として育児をしながら多忙な日々の中、体を壊すことなく、しかも感情的に埋没することなく、職場での人間関係や仕事量をこなし、新しい事業をどんどんと創り上げてゆくことはできなかっただろうと推測します。

 20代の終わりに、この方法を知り、呼吸と心と体が一体となり、自分自身の天命や役割を冷静にめざしながら、現実世界での売り上げやビジネスの構築に携われたことは、ほんとうに意義のあることだったと思いました。

 この「心の内側にやってくる感情や思考」を常に気づき、観察するレッスンをすると、あまり怒りや不安に巻き込まれることなく、沈着冷静な心を保つことができるようになります。
 そして、夜、眠れないというときでも、自律訓練法を自分に課すことで、きちんと睡眠に入ることもできます。

 さらに瞑想というのは何年も何年も繰り返すことで、いくつものレイヤーを乗り越えて深まっていき、時折、自分ではないようなメッセージを受け取ることもあります。

 それは、自分勝手な「神様の声」と判断するものではなく、ある意味、自らの深い胸の奥から引き出される智慧のようなものと言えるかもしれません。なので、ふわふわっとした地に足のつかないメッセージではなく、確信が持てる強い柱……軸のようなものです。

 人は何のために生まれて、何のために生きるのかという質問に対しても、揺るぎのない
信念や志といったものに近いかもしれません。
 舩井会長は、そのことを「良心にしたがった生き方」とおっしゃったのではないかと想像します。

 いずれにしましても、いま「マインドフルネス」は、今年1月号の「日経サイエンス」でも特集をされ、神経科学の分野から、その効果……たとえば心が落ち着き、ストレスがなくなってゆくことや疼痛なども軽減されることなど……が科学的に明らかになってきています。
 さらにハーバード大学院やワシントン大学などでも、瞑想の研究は進んでおり、その報告はしばしば更新されています。
http://www.sankara-jp.com/other/experimental_results/

 今、鬱病大国といわれる日本企業において「マインドフルネス」が導入されて、活力ある社員が増え、業績アップにつながってゆくことを私自身、お手伝いをしてまいります。

 すでに各企業の方々から、この研修を受けて喜びの声を頂戴しております。
 ご関心のある方は、こちらをご覧ください。↓
http://www.sankara-jp.com/yoga_business/


1周目:「私もできるだけ本音で生きてみよう」
2周目:「エジプト暴動から考える私の本音」
3周目:「大地震から3週間。そろそろ提案型でいこう!」
4周目:「「幸せの経済学」を見て」
5周目:「不思議で楽しいシンクロニシティ」
6周目:「運が拓かれ継続する人」
7周目:「アメリカ視察ツアー報告」
9周目:「インドツアー報告と春からヨガをやるぞの巻!」
10周目:「最近、シンクロが起きてびっくりしたこと」
11周目:「心をひとつにすれば奇跡はおこる!」
12周目:「涙が止まらない感動の映画「アウンサン・スー・チー 心は離れない」
13周目:「サヨナラ・必ず別れの日はやってくる」
14周目:「ダライ・ラマ14世の講話を聴いて考えたこと」
15周目:「ビックリして第六感を磨こう」
16周目:「熊野イヤシロチセミナー報告」
17周目:「素晴らしい学校が長野にあった!」
18周目:「虐待と貧困、壮絶な人生だった青年から学んだこと」
19周目:「感謝とこれからの希望を胸に・・・」
20周目:「強烈な人生から学んだこと」
21周目:「2014年 1月11日 舩井幸雄の誕生日&祈り」
22周目:「地球は一つなんだ」
23周目:「舩井会長が大好きだった中村天風を思い出して……」
24周目:「不思議な魅力を持つ河原裕子さんという女性」
25周目:「ヨガの本質を伝えていきたい」
26周目:「夢を実現するメディテーションをしましょう」
27周目:「バターが街から消えたわけ」

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