船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
涙が止まらない感動の映画「アウンサン・スー・チー 心は離れない」
2012.8.7(Tue)
社名:(株)船井メディア 常務取締役 「JUST」編集長
名前:人見 ルミ

 久々に号泣して、感動した映画を観ました。
 「アウンサン・スー・チー心は離れない」リュックベッソン監督作品。
 ぜひ、多くの方々に観ていただきたい素晴らしい映画です。

 皆さんもご存じのとおり、スー・チー女史は、時の軍事政権により14年間に渡り監禁をされました(何度も解放されては、また監禁されるということが繰りかえされました)。

 愛する子どもたちやオックスフォード大学教授であるご主人はイギリスに強制送還され、家族は離ればなれになりました。スー・チー女史が一旦、イギリスに帰国しようものなら、二度とミャンマーの土を踏むことはできないと言われ、彼女は悩みますが、それでもスー・チー女史は祖国の国民のために、身を捧げてゆくのです。

 当時、国民への虐殺や暴力、自由を許されない長期政権に対抗すべく、市民が立ち上がり、スー・チー女史を担ぎあげて、民主化が次第に大きなうねりになり始めたのですが、軍事政権は、ありとあらゆる暴力的手段を使って、そのうねりを阻止するのです。
 多くの犠牲者が出ましたが、それでも市民たちは諦めませんでした。

 その間、遠く離れた国で、イギリス人であるご主人は精神的支えになり、あらゆる人脈を使って、ミャンマーの民主化に間接的にサポートすべく、スー・チー女史をノーベル平和賞へノミネートさせて、世界の人たちの注目を集めようと、彼女の学術論文や
実績を懸命に集めて、イギリスから支援を続けます。

 その間、スーチー女史の会話は盗聴され、電話も途中で切られ、人権さえ守られない中、孤独に耐え抜きますが、彼女なりのひたむきな努力を続けていき、周囲の家族や支援者たちによって、民主化への波はじっくりと時間をかけて練られてゆくのです。

 1991年、ご主人の働きかけによって、ノーベル平和賞を受賞し世界から称賛されましたが、その時、スー・チー女史は自宅監禁をされたまま、自宅内の電源を切られ、慌ててラジオに乾電池を入れて、その受賞のスピーチ(息子とご主人が行った)を一人聞いたのでした。

 晴れて、スー・チー女史が解放され、多くの国民とミャンマーを変革してゆくときに、すでにご主人は54歳の生涯を終えていました。

 スー・チー女史がいつも髪に差している鮮やかな花の髪飾りは、再会することなく死別した英国人の夫とかつて誕生日に贈りあった品種。彼女にとってこれをつけることが無言の抵抗の証となったそうです。

 2012年1月10日、国民民主連盟中央執行委員会議長に選出されたスー・チー女史を中心に、ミャンマーの国の将来は活力を取り戻し大きく変革してゆくことでしょう。

 この映画が教えてくれたことは、「世のため人のために生きる人は本当に美しい」ということ、「家族や愛する人のために懸命に動ける人になれるか?」ということ、
そして、粘り強く変革を求め、良い世の中づくりをするには、諦めない、希望を持つ、人が人を変え国を変えてゆけることを信じることでした。

 そうすれば、奇跡は起こるのです!諦めてはいけません。
 今、日本も政治、原発、デフレスパイラル、財政危機など、あらゆる問題課題を抱えていますが、必ず素晴らしい日本を創りだすことはできます。
 一緒にうねりを創りだしましょう。

 「船井幸雄オープンワールド2012」においでいただければ
 きっと、そのことが分かります。
 ご参加を心からお待ちしています。
http://www.ningenclub.jp/fyow/


1周目:「私もできるだけ本音で生きてみよう」
2周目:「エジプト暴動から考える私の本音」
3周目:「大地震から3週間。そろそろ提案型でいこう!」
4周目:「「幸せの経済学」を見て」
5周目:「不思議で楽しいシンクロニシティ」
6周目:「運が拓かれ継続する人」
7周目:「アメリカ視察ツアー報告」
9周目:「インドツアー報告と春からヨガをやるぞの巻!」
10周目:「最近、シンクロが起きてびっくりしたこと」
11周目:「心をひとつにすれば奇跡はおこる!」

バックナンバー
バックナンバー
2024年
2024.032024.022024.01
2023年
2023.122023.112023.102023.092023.082023.072023.062023.052023.042023.032023.022023.01
2022年
2022.122022.112022.102022.092022.082022.072022.062022.052022.042022.032022.022022.01
2021年
2021.122021.112021.102021.092021.082021.072021.062021.052021.042021.032021.022021.01
2020年
2020.122020.112020.102020.092020.082020.072020.062020.052020.042020.032020.022020.01
2019年
2019.122019.112019.102019.092019.082019.072019.062019.052019.042019.032019.022019.01
2018年
2018.122018.112018.102018.092018.082018.072018.062018.052018.042018.032018.022018.01
2017年
2017.122017.112017.102017.092017.082017.072017.062017.052017.042017.032017.022017.01
2016年
2016.122016.112016.102016.092016.082016.072016.062016.052016.042016.032016.022016.01
2015年
2015.122015.112015.102015.092015.082015.072015.062015.052015.042015.032015.022015.01
2014年
2014.122014.112014.102014.092014.082014.072014.062014.052014.042014.032014.022014.01
2013年
2013.122013.112013.102013.092013.082013.072013.062013.052013.042013.032013.022013.01
2012年
2012.122012.112012.102012.09 ・2012.08 ・2012.072012.062012.052012.042012.032012.022012.01
2011年
2011.122011.112011.102011.092011.082011.072011.062011.052011.042011.032011.022011.01

数霊REIWA公式サイト 佐野浩一 本物研究所 本物研究所Next C nano(ネクストシーナノ) 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note