船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
「いざという時に、値下げをしなくていい商品を作れ!」 (テーマ:船井幸雄から学んだこと)
2010.1.29(Fri)
社名:(株)船井メディア 常務取締役 「JUST」編集長
名前:人見 ルミ

 以前、船井幸雄から「いざという時に、値下げをしなくていい商品を作れ!」という言葉を聞いて、「え!これはどういうことだろう」と首を傾げたことを覚えています。

 それは7、8年前のことで、世の中の景気はさほど悪くないときですから、「いざ」という時が、どんな時なのかさえ、まずよく分かりませんでした。
 それどころか「いざという時であれば、値下げしてでも売ろう」というのが私にとっては普通だと思っていました。
 私が編集長を務め制作している「JUST」という月刊CDマガジンという商品はこれまで固定ファンに支えられ、一本3000円で販売してきたのですが、ある時、同じ社内で一冊1000円という雑誌が立ち上がり、これまでの会員様が一気に雑誌へ流れていき、「JUST」という商品が激減したことがありました。
 「同じ会社なのに、競合を作るなんてひどい・・・それも三分の1の価格なんて・・・」とも思い、正直恨んだこともありました。
 しかし、それ以上にどうやったら「JUST」の会員様の移動を必死に食い止められるか、一人で悩み、毎晩眠れなくなる日々が続きました。
 そして、考えることといえば「3000円を思い切って、1500円にしてはどうか?」「いや、雑誌が1000円なら同じ1000円にしてしまおうか・・・原価を思い切って下げなくては、大変なことになる・・・」

 何ヵ月もそんな夜が続いて悩みに悩んだ結果、ふと出てきた結論は「良質の価値のあるものをこのままの価格帯で作り続けよう!」
 そして「お客様が、これは1枚3000円の価値あるものだから、このまま月刊CDをとりますよ。素晴らしい内容ですよ」と言っていただける希少価値のある内容にして、それを希望していただける良質のお客様だけに出し続けよう!
 値段を下げれば質が落ちるし、その分あらたな顧客を広げるために広告費が膨大に必要と考えれば、このまま大きな投資をせずに歯を食いしばってやってみよう。そのためにはとにかく今のお客様を徹底的に大事にすることだと思えたのです。

 そして、自分なりの手法でアンケートをくださったお客様には、自ら直筆で御礼状を毎月何十枚も書いたり、長くご愛聴いただいているお客様には、電話でお礼を伝えたり、毎月の質問事項もお客様からいただいた質問を船井会長に投げかけたり・・・といつもは見えないリスナーの方々と双方の顔の見える関係づくりや、定期購読者への継続をいただいた時に五穀米やせっけんなどのホンモノ商品をプレゼントすることなど、色々と手を変え品を変えて、必死に今いるリスナーとの関係づくりをせっせとしてみたのです。
 インタビューをさせていただくゲストの方は、単にマスコミで売れている著名人だからという視点を取り払い、多くの方には知られていないが素晴らしい活躍、活動をされている方たちを必死に探し、アプローチをしていくようにしました。
 すると、あるときから、激減していたリスナーが少なくなり、安定してきたのです。

 去年から始まった長期の大不況のさなか、周囲では「値下げラッシュ」が始まりました。いよいよデフレスパイラルです。
 その時、私は船井会長が言った言葉を思い出したのです!
 「いざという時・・・」それは、まさに今の時代なのです。
 いざという時・・・それは、給料もあがらない、ボーナスも出ない、それどころかリストラに怯える時、多くの人たちが出費を控え、家にこもる時なのです。

 しかし、(株)船井メディアでは、年末年始のキャンペーン以外、価値あるものだから、この値段だと喜んでいただける方々に支えられているようになりましたし、「JUST」でいえば、14年近く変わらず聞いていただける方が、変わらずにアンケートをくださり、時には美味しいお菓子を送ってくださり、イベントでは「人見さんに初めて会えましたよ!」と喜んでいただけるようになりました。

 心から「見えないエネルギーがお客様に伝わるのだ」「私たちは、ただモノを提供しているのではない。目に見えないモノを超えた付加価値こそ価格がつき、そこにお客様が満足を感じられるのだ」とあらためて感動するのです。そこには、お客様と繋がってきた目に見えない絆があり、そして毎月3000円なら、買い続けようとサポートしてくださる良質のお客様たちの力なのです。本当にありがたいと感じています。

 今、一斉に商品の値下げに走る企業が増えています。
 このままデフレスパイラルでいいのでしょうか?もしかすると、290円の牛丼よりも最高に質の良い牛肉を使った「ホンモノの牛丼」に小さなサラダをつけて、女性従業員の方たちが最高の笑顔で接してくれ、「また是非いらしてくださいね!」とお声かけをしてくれる1000円の定食なら飛びつく人も意外に多いのではないかと考えています。


1周目:「時間は加速し、船井会長は悟る2007年・・・。 (テーマ:私からみた船井幸雄)」
2周目:「カレーの味 (テーマ:船井会長から学んだこと)」
3周目:「私の見た「やっぱりびっくり」船井幸雄 (テーマ:私からみた船井幸雄)」
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7周目:「船井会長の「エイッ」は、ホンモノ (テーマ:私からみた船井幸雄)」
8周目:「船井会長の優しく厳しいご指摘 (テーマ:船井会長から学んだこと)」
9周目:「船井流「世のため人のためになれる人」〜今すぐできることを考えてみました〜 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
10周目:「人の人生をガラリと変えさせてしまう船井会長 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
11周目:「船井会長の脳は、どうなっているのだろう? (テーマ:私からみた船井幸雄)」
12周目:「夢しか実現しない! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
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15周目:「「絶対に会える!」と思っていました。 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
16周目:「人生で大切なもの (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
18周目:「木の花ファミリーで、涙がこぼれた (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
19周目:「スルスル、トントンと情報がやってくることにビックリ! (テーマ:私が最近ビックリしたこと)」
20周目:「親としての生きかたが大切 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
21周目:「ペルー★マチュピチュの旅でビックリしたこと (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
22周目:「親身になろう! (テーマ:仕事をしていて感動したこと)」

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