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みんなでひとつ命を生きていく〜宮ぷーこころの架橋プロジェクトから〜

このページは、特別支援学校教諭で、作家でもある「かっこちゃん」こと山元加津子さんによるコラムページです。
かっこちゃんは障害を持った子どもたちと、かけがえのない一人の友達として触れ合い続けています。その様子は『1/4の奇跡』という映画にもなりました。このコラムでは、かっこちゃんの同僚で、2009年2月に突然脳幹出血で倒れ、奇跡的に命をつないだ宮田俊也さん(通称・宮ぷー)との触れ合いの様子を中心にお届けします。

2013.04.20(第29回)
だいじょうぶだいじょうぶ

 4月になって、新しい生活を始められた方も多いでしょうか? 今までの生活と違う環境での生活は、不安が多いものですね。そうでなくても、やっぱり毎日生きているといろいろなことが起きてしまう。でも、私はいつもそんなとき、どんなこともだいじょうぶにできているからだいじょうぶ……とか、「宇宙はいつも私を愛してくれる」なんて思ってしまうのです。私は特定な神様だけを信じているわけではないのです。でも、神様というか宇宙はいつも、全部いいように作ってくださっているからだいじょうぶなんだと思えてなりません。
 先日の日曜日は久しぶりの金沢での講演会でした。昨年、泉鏡花記念金沢市民文学賞をいただいて、受賞者が毎年、金沢文芸館での講演ということが決まっているとのことで、お話をさせていただく機会をいただきました。文芸館は金沢市の橋場町というところにあります。方向音痴の私ですが、私の実家からは行く道がわかります。ものすごく遠回りになるけど、それなら行けるかなと思っていました。でも、友だちのひろこちゃんが、「行ける?」と心配をしてメールをくださいました。金沢市街地の運転がすごく苦手です。まっすぐ広い道以外は苦手です。「だいじょうぶだいじょうぶ」とメールをしながら、結局はひろこちゃんが迎えにきてくださって、一緒に行くことができました。いろいろなことが「とほほ」な私ですが、ひろこちゃんに、初めて私の話を聞いてもらえたり、メルマガのお友達でもあるよっこちゃんにも来ていただけてうれしい日でした。その日、まさりんさんからいただいたメールです。

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 かっこちゃん、みやぷーいつもありがとうございます。私は毎日父の入院している病院にいくのですが、寝たきりのため、日に日に認知が進み、体が弱っていくのが怖く、認知症の母の介護の事も考えると、この先一人でどこまで頑張れるのか、不安でいっぱいになります。悪いことばかり考えてしまって、自己嫌悪に陥ります。でもかっこちゃんのメルマガで、皆さん状況は違っても前向きに歩んでおられるので、私だけでない、みんなで一つの命を生きている、私も勇者だった!と勇気と元気をもらっています。
 少しずつ春が近づいています。植物が芽吹いているのを見ると、良いことが起こりそうで嬉しくなります。今日も皆さんが笑顔で過ごせますように。おひさま、一緒に前に進みましょうね。      まさりん

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 毎日毎日、自分のできることを一生懸命する。そしてそれがきっとみんなで一緒に前に進んでいくことになるのですね。今、春まっさかり。春のエネルギーをいっぱい感じます。地球は、宇宙はすごいですね。きっときっとどんなこともちゃんといいふうになっていくのですもの。文芸館にいたときに、ひろこちゃんが「あ、道元の本があるよ。読みたいなあ」と教えてくれました。道元のことで『手をつなげば、あたたかい。』で私が少し書いた文章です。

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 私の好きな人のひとりに道元という人がいます。道元は「正法眼蔵」という長い長い書物を書きました。その長い文章の核心は次の文章にあると言います。
 「愛せざらんや、明珠かくのごとくの彩光きはまりなきなり。彩彩光光の片片条条は尽十方界の功徳なり」
 ここに書かれてあるのは、「宇宙は一体で、すべてが、ただひとつの命である。海も山も石も花も空も月の光も何もかもが明珠の光で構成されている。宇宙は一体であるけれど、石も風も、人もすべてが宇宙そのものである。その一つ一つはいつも絶えず向上しようとしている。たとえば、悪と思えるようなことがあっても、実は宇宙が働いていてそれがなされている。宇宙はいつもそこにとどまるものでなく、すべてが良い方向へ向かっている。一瞬一瞬が最善である。人が行うことも、何事も自分の意志で行われているのではなく、明珠によって行われている。だから何も思い煩うことはない。宇宙とはそういうものである」ということだというのです。

 きっと道元もまた、イエスや仏陀と同じように、宇宙、すなわち神様とつながることで、宇宙の本質を書き表したのでしょう。そして、神様が、神様の計らいで、これを多くの人に知ってもらいたいと思われたから、道元に書かせられたのではないかと思いました。
 花も蝶も、風が吹けば風に吹かれ、お日様が照ればお日様に照られ、雨に打たれ、毎日を送ります。あるときは雨に流され、あるときは、命を落とすこともあるかもしれません。
 けれど、本当は何も心配いらないのだなあと思います。生きることも亡くなることも、みんな神様の手の上。本当は誰もが幸せなんだと、今、そう思っています。(『手をつなげば、あたたかい。』サンマーク出版より)

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 今日は白山がとてもきれいに見えます。雨が降ったり雪が降ったり、晴れていたり、毎日、自然が見せてくれるものは、本当に素敵です。その中でいろいろな方や物やことと出会いながら生きることができること、私はそれは本当に幸せなことだなあと思って胸がいっぱいになるのです。



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著書『僕のうしろに道はできる 〜植物状態からの回復方法〜』
著書『僕のうしろに道はできる 〜植物状態からの回復方法〜』

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宮ぷーが倒れた

Profile:山元 加津子(やまもと かつこ 愛称:かっこちゃん) 

宮ぷー(右)と一緒に。

1957年 金沢市生まれ。エッセイスト。愛称かっこちゃん。石川県特別支援学校教諭。障害を持った子どもたちと、教師と生徒という関係ではなく、かけがえのない一人の友達としてふれあいを続けている。分け隔てなく、ありのままに受け入れる姿勢は、子どもたちの個性や長所を素晴らしく引き出している。そんな子どもたちの素敵さを多くの人に知ってもらおうと、教師をしながら国内外での講演・著作活動など多方面に活躍中。教師、主婦、作家、母親という4役を自然体でこなし、まわりの人に優しく慈しみをもって接する姿は、多くの人の感動を読んでいる。著書に『本当のことだから』『魔女・モナの物語』(両方とも三五館)、『きいちゃん』(アリス館)、『心の痛みを受けとめること』(PHPエディターズグループ)、『満月をきれいと僕は言えるぞ』(宮田俊也・山元加津子共著 三五館)などがある。2011年7月に新刊『ありがとうの花』(三五館)、2011年11月に『手をつなげば、あたたかい。』(サンマーク出版)を発売。

宮ぷーこころの架橋プロジェクト メルマガ登録:  http://www.mag2.com/m/0001012961.html
同プロジェクトから生まれたHP:http://ohanashi-daisuki.com/index.html
山元加津子さんHP「たんぽぽの仲間たち」:http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/

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