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みんなでひとつ命を生きていく〜宮ぷーこころの架橋プロジェクトから〜

このページは、特別支援学校教諭で、作家でもある「かっこちゃん」こと山元加津子さんによるコラムページです。
かっこちゃんは障害を持った子どもたちと、かけがえのない一人の友達として触れ合い続けています。その様子は『1/4の奇跡』という映画にもなりました。このコラムでは、かっこちゃんの同僚で、2009年2月に突然脳幹出血で倒れ、奇跡的に命をつないだ宮田俊也さん(通称・宮ぷー)との触れ合いの様子を中心にお届けします。

2014.09.20(第46回)
星の王子さまと私(最終回)

 今、星の王子さまの本を書いています。大好きな星の王子さまの本を読みながら、子どもたちが教えてくれたことを何度も考えています。少し抜粋します。

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 私は30年以上、特別支援学校の教員をしていました。そこで出会った子どもたちは私にとっては、かけがえのない大切な友だちでした。大好きという気持ちが大切だということや、生きるって素敵なことだとか、そして本当に大切なものは何かということを教え続けてくれました。私にとっては、子どもたちは星の王子さまと同じような存在であったとも言えると思います。

象を飲み込んだウワバミのお話
 星の王子さまの物語は、飛行士がまだ6歳の少年だったころのお話から始まります。
 あるとき、少年がウワバミの話を読みました。「ウワバミは獲物をかまずに、まるごと飲み込みます。そうするともうウワバミも動けなくなり、6ヵ月のあいだ、眠って獲物を消化していきます」
 少年はこの話に驚いて、自分でも色をつけて、絵を描いて大人に見せました。

 「この絵怖い?」大人は決まって「帽子なんか怖いものか?」と言いました。
 少年の絵は帽子ではありませんでした。それは、象をまるごと飲み込んだウワバミの絵だったのです。しかたがなくて、少年は、象を見えるように、ウワバミとお腹の中の象を描きました。けれども、大人たちは少しも興味をしめしてくれなくて、「中が見えようと見えまいとそんなことはどうでもいいから、絵なんてやめて、地理や歴史や算数や文法をやりなさい」と言われてしまうのです。

 少年は画家という素晴らしい職業をあきらめて、飛行士になりました。それでも、少年は大人になっても、一枚目の絵を持ち歩いて、ときどき、物わかりのよさそうな大人に見せたのです。でも、返ってくる言葉はいつも「帽子でしょう?」でした。飛行士はその返事を聞くや、その人がわかりそうな、ゴルフや政治やネクタイの話をしたのです。そうすると、出会った大人たちは僕のことを、「こいつは物わかりのよい人だな」と機嫌が良くなるのです。

 そんな飛行士がサハラ砂漠に不時着しました。たったひとり、生きるか死ぬかの状態で、飛行機をなおしていたときに、不意に、その少年は現れたのです。
 「おねがい、羊の絵を描いて!」突然現れた不思議な少年に、飛行士は驚きました。だって、人の住む地から千マイルも離れたところだったのに、少年は、道に迷った様子もなかったからです。
 「きみはいったいここで何をしているの?」と少年に尋ねても、少年は「お願いだから、羊の絵を描いて!」というばかりでした。飛行士が、自分が少年のときに描いた一枚目のウワバミの絵を見せると、少年は「違う違う。ウワバミに飲み込まれた象なんて、いらないんだ。ウワバミは危険だし、象は大きすぎる。僕のところは本当にちっぽけなんだ。ほしいのは羊なの」と少年は答えました。
 飛行士は、何度も絵を描くけど、少年はその羊を気に入りません。「この羊は病気で弱ってるよ」「雄の羊はいらないんだ。雌の羊がほしいんだ」「こんな年をとった羊じゃないのがいい」
 そこで、飛行士は息ができるように穴をあけた木箱の絵を描きました。「この中に、君がほしがってる羊が入っているよ」ようやく、少年は、穴をのぞき込んで喜びました。「これだよ。僕が欲しかったのは、この羊だよ。あれあれ、寝ちゃったよ」

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 私はここを読んで、本当のことは、目に見えない。心の目と耳をすまさなくちゃ、決して見えないんだなあと思いました。それからもうひとつ。自分の目で見たり、耳で聞いたり、感じていることが、目の前のことと違っていたとしても、それが間違っているとは限らない。それどころか、そこに本当のことがいっぱい隠されているのだと私は思いました。
 ゆきちゃんという女の子と一緒にいたときのことです。その日、給食には豆パンがでました。ゆきちゃんは、私がほとんど豆パンを食べ終えたころ、急に私に聞きました。

 「かっこちゃんの豆パンに、豆何個入ってた?」
 私にとったら、まるで砂漠で、急に、少年から「羊の絵を描いて!」と言われたくらい驚きました。

 「数えていなかったから、わからなかったよ」というと、ゆきちゃんは私に「かっこちゃんの豆パンの豆は13個。ゆきは15個だったよ。2個多かったね」ととてもうれしそうに言いました。
 私は豆パンの豆をパンの中から出して並べたわけでもなくて、ただ、むしゃむしゃと食べていただけでした。ゆきちゃんだって、そうでした。でも、ゆきちゃんには、豆パンの豆の数がわかったのだと思います。だって、こんなことがありました。
 ゆきちゃんと、ふきんを洗濯して、干そうと思って、洗濯ばさみが入っている箱を手に持ったのです。そのとき、ゆきちゃんが「3つ足りない」と言いました。「何が足らないの?」と聞いたら、ゆきちゃんは「洗濯ばさみ」と言いました。洗濯ばさみは、中が見えない木の箱に入っていて、ふきんも重なっていて、何個だなんてわかりっこないのにと私は不思議に思いました。けれど、ひとつのふきんに、ひとつの洗濯ばさみを使っていたら、本当に洗濯ばさみは3つ足りませんでした。
 「ね、どうしてわかるの?」と尋ねるとゆきちゃんはうれしそうに、ぴょんぴょんとはねて「見える」と言いました。
 ゆきちゃんは自閉症といわれる障がいをもつお子さんです。学校の子どもたちは不思議な力をもつお子さんがたくさんいました。

 ペルーにいる考古学者・阪根博さんが、インカの不思議について、講演してくださったことがありました。そのときは、ナスカの地上絵についての話でした。ナスカの地上絵は、その場にいたら、絵が描かれているなんて、少しもわかることができないのに、飛行機や衛星から観たら、とても巨大な絵だとわかるのです。ナスカの地上絵は、蜘蛛や人などの絵もありますが、圧倒的に直線の絵が多いそうです。けれど、高度差がある地面にどうして、そんなにもまっすぐな直線が引けるのか、それについては、今も謎が多いのだそうです。
 阪根さんがお話すると「なんのために、どうやって、ナスカの地上絵を描いたのですか? 宇宙人が描いたのですか?」という質問が多いのだそうです。阪根さんは、そんなときに、「わかりませんと答えることにしています。僕は宇宙人を否定しているわけじゃないけど、でも、宇宙人のしたことにしてしまう前に、人間の限りない可能性を考えたいからね。だから、わからないよと答えることにしています」と言いました。
 私はそのとき、方法がわかると思ったのです。それで、阪根さんに「私はわかります」と言いました。講演会にいたみなさんはあわてました。「インカの研究をずっとしている阪根さんが、わかりませんと言っているのに、かっこちゃん、そんな簡単にわかりますって言っちゃだめだよ」と言いました。でも、阪根さんはとても優しい方で「ほう、君はどんなふうに考えるの?」と聞いてくれました。
 私はそのときに、「学校のひろしくんなら、ナスカの地上絵は描けると思います」と言いました。ひろしくんはとても絵を描くのが上手です。いつも、地図のような正確な細かな絵を描きます。あるときに、牧場へ遠足に行きました。みんながおむすびや牛の絵を描いている中、ひろしくんは、上から見たような地図を描きました。たまたま牧場の航空写真があったので、縮小コピーにかけて、ひろしくんの絵と重ねたときに、びっくりしました。航空写真とひろしくんの絵がぴったりと重なったのです。それで、教室にあったたくさんの絵を地図と重ねてみたら、どれも、ぴったりと重なったのです。私はそのとき、ひろしくんは、心を空に飛ばせるんだと思いました。そしてひろしくんなら、ナスカの地上絵はきっと描けると思いました。阪根さんは私の話をとても喜んでくださいました。そして「ナスカ地方には、織物がいっぱい発掘されるんだけど、空に人が飛んでいる織物がいっぱいあるんだよ。羽衣の天女そっくりな人が飛んでいるんだよ」と教えてくれました。

 オーストラリアのアボリジニの方に会ったときのことです。私は、アボリジニの人が描く点描画にとても興味がありました。学校の子どもたちが描く絵によく似ているなあと思ったのです。それで、絵について尋ねると、彼は、こんなふうに教えてくれました。
 「点点の絵が最初なのではない。最初は、空から下を見下ろして描いた地図のような絵だった。それから、レントゲンのように、中が見えるような絵を描く部族もあった。その中に、点を描いたり、細かな線を描く部族もあった」

 私は阪根さんとお話したり、アボリジニの方とお話しているうちに、本当は学校の子どもたちだけが特別なわけではなくて、人は心の目と耳をすませば、空からものを見るような力があったり、まるでレントゲンのように、箱の中の洗濯ばさみの数がわかったりするのだろうかと、とてもうれしくなりました。
 そして、自分ができないことは、嘘だなんて決めつけてはならないし、それから、本当はみんな素敵な力を持っているんだなあと思いました。
 学校で、大ちゃんという詩を書くことの上手な友だちと会いました。大ちゃんは、こんな詩を作っています。

雪が降ってなくても
本当はみんな
足あとつけてあるいてるんや
見える事が 大事ってわけじゃ
ないんやわ

 大人は数字が好きで、数字を聞くとわかった気になって安心するということ、少年と話すうちに、飛行士は、少年は小さな星の王子さまだということがわかりました。でもそれは、少しずつでした。王子さまは、聞きたいことはいっぱい質問するのに、こちらの質問にはまったくおかまいなしで、お話の端々がつながって、ようやく小さな星からやってきたとわかったのでした。

 たとえば、飛行士がなおしている飛行機を指さして「これはなあに?」と尋ね、「空を飛ぶ飛行機だよ」というと、「え!? 君は空から落ちてきたの? どの星から来たの?」と聞くのです。
 「じゃあ、君はよその星から来たの?」
 でも王子さまは何も答えずに、物思いにふけるのでした。そして王子さまのお話をつなぐことで、王子さまの星は、一軒の家よりほんの少しだけ大きいだけだと知るのでした。
 そして、飛行士は「王子さまの星は、小惑星B612だろうと思います」と言います。この星を発見したトルコの天文学者がトルコの洋服を着て発表したときは、なぜか注目をあびなかったのに、その後、スーツを着て発表したら、なぜか、出席者全員が、彼のいうことを認めたのだそうです。飛行士は「大人って、そういうものです」と言いました。つまり、中身ではなくて、着ているものがスーツか民族衣装かとか、穴のあいたぼろぼろの服か、そうでないかとか、本当に大切な部分ではないところで、決めてしまうのです。

 それから、小惑星B612というふうに、番号まで明らかにするのは、大人のためだと飛行士は言います。大人は数字が好きだからと。
 新しいお友だちのことを話しても、大人は大切なことは何も聞かないというのです。たとえば、「どんな声をしているか?」「どんな遊びが好き?」「蝶のコレクションをしている」とかそんなことは決して聞かないで「何歳?」「何人兄弟?」「体重は?」とか「お父さんの収入は?」と聞くとその子のことがわかった気がするのが大人だと言います。

 「バラ色の煉瓦でできた素敵な家で窓辺にはゼラニウムがいっぱい咲いていて、屋根には鳩がいたよ」と言っても大人はピンとこないけど、「十万フランはする家を見たよ」と言うと「うわあ、それは素敵な家だね」と言うのが大人なのです。だから、大人は王子さまのことを「輝くように可愛くて、笑顔が素敵で、羊をほしがっていたよ。羊をほしがると言うのが、その人がいたという証拠だよ」と言うと、きっと大人は、あなたを子ども扱いするだけだろう。でも「王子様は小惑星B612から来たんだよ」というと、大人は納得するのです。でも、大人ってそんなものだから、悪く思わないで。子どもは大人に対して広い心でいなくちゃいけないよと本には書いてありました。

 私は大人になって、星の王子さまのその場所を読んだときに、知能テストのことを考えました。
 学校では、その頃、中学1年生で知能テストをすることになっていました。ある年、真理ちゃんと一緒に知能テストをしたことがありました。
 「お母さんからお使いを頼まれました。大事なものだからきっと買ってきてと言われました。でもお金がありませんでした。あなたならどうしますか?」との質問に真理ちゃんは「買わない」と答えました。私は「あきらめる」と答えました。でも二つとも誤答例に入っていました。正解は「お金を取りに帰る」「お母さんに電話をする」でした。
 それから「遊園地で迷子になりました。あなたはどうしますか?」という問題に、真理ちゃんは「なってみないとわからない」と答え、私は「泣く」と答えました。それもふたつとも誤答例に入っていました。正解は「係りの人に聞く」でした。

 そして、知能テストはヒントを出してはいけないことになっています。真理ちゃんの答え、私の答え。どちらが間違いということがあるだろうかと私は考えました。そして、ここでわかるのは、知能がどうとかいうより性格なのかなと思いました。
 それから、大ちゃんと知能テストをしたときのことでした、問題は「目は見る、それでは耳は?」でした。答えは「聞く」と答えなくてはなりません。
 私が大ちゃんに「目は見る、耳は?」と尋ねたときに、大ちゃんは「大丈夫や」と言いました。でもそれでは、正解にはなりません。私はもう一度「ねえ、大ちゃん、目は見る。耳はどうかな?」と聞くと、大ちゃんは、私が心配をしているのだと思ったのでしょう。「大丈夫や、俺、大丈夫やから、安心してな」と言いました。

 しっかり答えを知っていて、そして、私が心配をしないように、気を配ってくれたのでした。でも、答えは○にはなりません。規則だからです。
 そういう検査の積み重ねで出た、知能指数の値って、なんにもその人のこと表していないのじゃないかしらって思います。それに数値はいつだって一人歩きするなあと思うのです。知能指数が30の人、100の人、聞いただけで、多くの人は、ああ、この人はあの人よりいろんなことができるんだなって誤解すると思うのです。それよりも、「犬が恐い」とか「とても優しい」とか「計算が苦手」とか、「虫の名前をよく知っている」とか、その人のことを表す言葉っていっぱいあると思います。

 そして、私は、学校の子どもたちといるうちに、数値は人を分けると思うようになりました。みんないろいろでいいはずなのに、数値が高いほうがすぐれているんだ、あの人よりは僕の方がすぐれているんだとか、僕なんかどうぜダメなんだとか、思う必要のないことを思ってしまうと思います。数値をつけるということは、人間に順番をつけることだと思います。
 数値から自由になることはなかなかむずかしくて、私も大人の一人だから、どうしても、上とか下とか、多いとか少ないとかから、解き放たれることはむずかしいけれど、でももし、数値から自由になれたら、私はもっと自分自身を好きになれるのかもしれません。

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 こんなふうに書き続けながら、いつも、子どもたちは本当に大切なことについて、教え続けてくれたなあと思うのです。
 長い間舩井さんのHPでエッセイを書かせていただいてきましたが、今月号が最後になりました。あこがれのHPでエッセイを書かせていただけたことは私にとって、ものすごく幸せなことでした。本当にありがとうございました。いろいろなところで、『舩井幸雄.com』読んでいますよとお声もかけていただきました。ありがとうございました。
 みなさんと出会えたことを宝物にして、前へ進んで行きたいです。皆さんのお幸せを心からお祈りしています。

★この山元加津子さんのコラム「みんなでひとつ命を生きていく」は今回をもちまして最終回とさせていただきます。これまで御愛読いただきまして、まことにありがとうございました。



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Profile:山元 加津子(やまもと かつこ 愛称:かっこちゃん) 

宮ぷー(右)と一緒に。

1957年 金沢市生まれ。エッセイスト。愛称かっこちゃん。石川県特別支援学校教諭。障害を持った子どもたちと、教師と生徒という関係ではなく、かけがえのない一人の友達としてふれあいを続けている。分け隔てなく、ありのままに受け入れる姿勢は、子どもたちの個性や長所を素晴らしく引き出している。そんな子どもたちの素敵さを多くの人に知ってもらおうと、教師をしながら国内外での講演・著作活動など多方面に活躍中。教師、主婦、作家、母親という4役を自然体でこなし、まわりの人に優しく慈しみをもって接する姿は、多くの人の感動を読んでいる。著書に『本当のことだから』『魔女・モナの物語』(両方とも三五館)、『きいちゃん』(アリス館)、『心の痛みを受けとめること』(PHPエディターズグループ)、『満月をきれいと僕は言えるぞ』(宮田俊也・山元加津子共著 三五館)などがある。2011年7月に新刊『ありがとうの花』(三五館)、2011年11月に『手をつなげば、あたたかい。』(サンマーク出版)を発売。

宮ぷーこころの架橋プロジェクト メルマガ登録:  http://www.mag2.com/m/0001012961.html
同プロジェクトから生まれたHP:http://ohanashi-daisuki.com/index.html
山元加津子さんHP「たんぽぽの仲間たち」:http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/

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