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みんなでひとつ命を生きていく〜宮ぷーこころの架橋プロジェクトから〜

このページは、特別支援学校教諭で、作家でもある「かっこちゃん」こと山元加津子さんによるコラムページです。
かっこちゃんは障害を持った子どもたちと、かけがえのない一人の友達として触れ合い続けています。その様子は『1/4の奇跡』という映画にもなりました。このコラムでは、かっこちゃんの同僚で、2009年2月に突然脳幹出血で倒れ、奇跡的に命をつないだ宮田俊也さん(通称・宮ぷー)との触れ合いの様子を中心にお届けします。

2014.05.20(第42回)
新しい生活

 3月で教員を退職しました。4月になって、やっぱりなんだかとても淋しくて、今頃は入学式だろうか? みんなどうしているだろうか? 桜の花を観に行ったかな? と毎日そんなことばかり考えてしまいます。子どもたちからもらうメールも学校の内容が多くて、「かっこちゃんのいない学校に、まだ慣れないよ」というメールに涙がぽろりとこぼれます。
 でも、自分で決めたこと。したいことは何でもするよという気持ちのとおり、脳幹出血で五年前に倒れた宮ぷーの一人暮らしのための準備や、白雪姫プロジェクト(意識障害の方の情報のページ)のお返事書きを毎日したり、それから、新しい試みとして、電子書籍で出版をしてもらうということをしています。これまでも、今まで書いたものの電子書籍化はありました。でも、一般の書籍を通らずに、電子書籍からというのは初めてです。これには、理由がありました。

 障がいを持っているお子さんたちご自身の本の出版のお手伝いをしたいのです。お手伝いというか、電子書籍なら、出版社が在庫を抱えずに、送ることもせずに、印刷も紙もいらない。だから、それほど売れなくても可能だと思いました。でも、日本ではまだ、電子書籍がほとんど売れていないそうです。でも、へこたれないのです。みなさんのお力を貸していただきながら、電子書籍で「みんなで幸せ」になって行きたいのです。
 最初の本は、『みんなでひとつの命を生きていた!! 南アフリカとマンデラさんと動物たち』(ろばの耳)という本です。
 ところが、やっぱり、電子書籍の売れ行きはむずかしいのです。発売してしばらくして、「ろばの耳」の社長さんが、かっこちゃんの本を18人の方が買って下さったよと教えてくれました。すごくすごくありがたいことと思いながら、それなのに、私ときたら、少し不安な複雑な気持ちにもなりました。それは、本当はだめな気持ちかもしれません。でも、紙の本のときに、最初の日だけでも本当に千冊近くを買っていただいていたことを思い出して、これでは初めての出版のお仕事をしてくださることになった「ろばの耳」さんが立ち行かなくなってしまって、次々と本を出していけるだろうかと心配になりました。私の本を3冊出していただいて、その次からは、子どもたちの本や、言葉の本をとも思っていて、それが夢なのです。

 買っていただいているのに、本当に恥ずかしいことだなあと思いながら、もしかしたら、きっとみなさん読みたいと思って下さっても、いったいキンドルでどうしたらいいのか、アマゾンでどうしたらいいのか、戸惑っていらっしゃるのかも……、それはとても難しいことだと思いました。

 それで、ぜひ、一度説明させてください。
 iPhoneやiPadや、それからパソコンでもいいのですが、キンドルというソフトを無料でいれます。あるいは、 http://goo.gl/cmbUpl をクリックして、購入ということをすると、その前に、「キンドルを購入しますか?
 と聞かれます。「購入します」をクリックすると、ダウンロードページが現れて、それは無料のはずです。ハードを買うのではなくて、アプリを無料で購入します。読むためのソフトです。
 そして、『みんなでひとつの命を生きていた!! 南アフリカとマンデラさんと動物たち』です。宜しくお願いします。そして、もし、感想などもいただけたら、うれしいです。アマゾンのレビューにも書いていただけたらなあと、本当に厚かましくてごめんなさい。

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(りっちゃんから)
かっこちゃんへ 電子書籍の本の感想
新しいもの大好きの私は、たぶん初日に電子書籍の
『みんなでひとつのいのちを生きていた!!』を買わせてもらい、
昨日読み終えてしまいました。
私も一緒にこの旅に参加したような気持ちになって読みました。
動物たちのこと、マンデラさんの独房のこと、けがをされたお仲間のこと、
仲間になったガイドさんのこと……心に残るエピソードがページをめくるごとに
いっぱいあふれていました。

あとがきの「きっとすべての物や人や事柄には、みんながひとつの命を
生きていくための大切な役目があるはず、心の目と耳をすませれば、
それはきっとわきあがる思いとなって、現れるはず、そんなふうにも
思います」にとても共感し、
また「マンデラさんのわき上がる思いは、たとえ自分の人生が辛いものであっても、
家族と会えなくても、止めることのできない強いものだったのだと思います」
に、なるほど、と思いました。
私の中の決して譲ることのできないわき上がる思い、私もそれを探しながら
生きていきたいです。

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(まるさん)
かっこちゃんに関わる全ての人や自然や動物や植物がちゃんと応えてくれる。あらゆるものへの接し方を教えてもらいました。そして一緒に旅をしてるような気分になりました。

(みっちゃん)
かっこちゃん電子書籍の南アフリカの本、買いましたよ。電子書籍の買い方はやっぱりおばちゃんの私にとってはけっこう難しかったけど、やってみたら、変なところで戸惑っていたのです。アマゾンからダウンロードしたら、いったいどこでよめるのかがわからなかったのだけど、キンドルというアプリのライブラリーの中に入っていたわけなのですね。気がつけば、とても簡単で、そして、実は、私、iPadをおかげさまで購入したのです。もちろんこのためです。iPhoneユーザーだったので、iPhoneで読もうかという気持ちもありましたが、おばちゃんなので、目がね。でも、後押ししてくださってよかったです。というのも、私たちの仲間でもiPadユーザーはたくさんおりました。指をくわえて、私なんて使えないと思っていたのですが、使って見たら、フェイスブックでかっこちゃんの絵もケーキも、スカートもみんな簡単に見られてね。それはそれはうれしく楽しい日々。
ところで、長くなりましたが、電車の中で、ひとり、クスクス笑ったり涙を流したりして読みました。私もかっこちゃんと旅に行きたくなりました。かっこちゃん、私の友だちはかっこちゃんと旅に行ったことが何度かあるそうで、私が「かっこちゃん、来年はどこにいくんだろう」と聞いたら「あのね。どこに行くかじゃないの。誰と行くかよ。旅は」と、こんなかっこいいことを言いました。本を読んで納得。南アフリカに旅に行った日本人がみんな同じ感想をもつわけじゃないでしょう。魂が揺さぶられるような旅を私もとにかくしたいと思ったのです。かっこちゃん、電子書籍どんどん出して下さいね。私のライブラリーをかっこちゃんの本でいっぱいにしたいのです。

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(はるみちゃん)
山元加津子さん、かっこちゃんのアフリカ旅行記は本当に読んだあと、幸せな気持ちになります。かっこちゃんは、青色が好きだそう。それは、分け隔てのない空や海の色だから。そんな言葉を聞いたことがあります。まさにそんな分け隔てのない心をもつかっこちゃんが、南アフリカという壮大な自然や動物や初めて出会った人達の中に一体化したような、心温まる出来事の数々が、散りばめられています。
命あるものは、みんなひとつのさらに大きな命の中で生きている。写真家のてっちゃんが、みんなが生まれて来て良かった、と思える旅にしたいと言われた言葉も素敵です。
いつか、かっこちゃんの旅行についていきたい!と心から思わせてくれる美しい、温かい素晴らしい本です。
電子書籍、字の大きさも変えられるし、スマホと一緒にいつもポケットの中に入っているし、大満足です。

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 感想ありがとうございます。ものすごくうれしかったです。うれしくてうれしくてなりません。ありがとうございます。なんて言ったらいいかわからないほどです。みなさんが応援してくださること、私も一生懸命がんばりたいです。
 そして、今、もうひとつ絵を毎日描いています。女の子の絵です。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.862953253721131.1073741826.443006545715806&type=1
 楽しいことをいっぱいしたい。そして、みんなで幸せになりたいです。すごく張り切っています。どうぞ。新しい私を宜しくお願いします。



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著書『僕のうしろに道はできる 〜植物状態からの回復方法〜』
著書『僕のうしろに道はできる 〜植物状態からの回復方法〜』

★ 山元加津子と仲間たちとのおかしな毎日を綴る
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宮ぷーが倒れた

Profile:山元 加津子(やまもと かつこ 愛称:かっこちゃん) 

宮ぷー(右)と一緒に。

1957年 金沢市生まれ。エッセイスト。愛称かっこちゃん。石川県特別支援学校教諭。障害を持った子どもたちと、教師と生徒という関係ではなく、かけがえのない一人の友達としてふれあいを続けている。分け隔てなく、ありのままに受け入れる姿勢は、子どもたちの個性や長所を素晴らしく引き出している。そんな子どもたちの素敵さを多くの人に知ってもらおうと、教師をしながら国内外での講演・著作活動など多方面に活躍中。教師、主婦、作家、母親という4役を自然体でこなし、まわりの人に優しく慈しみをもって接する姿は、多くの人の感動を読んでいる。著書に『本当のことだから』『魔女・モナの物語』(両方とも三五館)、『きいちゃん』(アリス館)、『心の痛みを受けとめること』(PHPエディターズグループ)、『満月をきれいと僕は言えるぞ』(宮田俊也・山元加津子共著 三五館)などがある。2011年7月に新刊『ありがとうの花』(三五館)、2011年11月に『手をつなげば、あたたかい。』(サンマーク出版)を発売。

宮ぷーこころの架橋プロジェクト メルマガ登録:  http://www.mag2.com/m/0001012961.html
同プロジェクトから生まれたHP:http://ohanashi-daisuki.com/index.html
山元加津子さんHP「たんぽぽの仲間たち」:http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/

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