船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
“野性”を目覚めさせるには・・・
2011.7.22(Fri)
社名:(株)船井本社 秘書室
名前:藤原 かおり

 皆さんこんにちは。本格的な夏到来ですね。台風6号も太平洋の方に去ったようで、ひとまず安心ですね。いかがお過ごしでしょうか。(株)船井本社で『船井幸雄.com』を担当している藤原かおりです。

 ところで最近、街を歩いていても電車に乗っていても、無表情な人が多いように思いませんか? 
 3.11の大震災以降、日本中が気分も重くなりがちで、さらに最近は天候も不安定で、明るい笑顔でいる方が難しい……とも思います。
 しかしこの“無表情”は、何も3.11以降に始まったものでもないように思うのです。

 どうやら私たちは、大人になる過程で自分の“感情”を切り離していくようです。
 皆さん最近、自分が心の底から喜怒哀楽を感じたことがあるでしょうか?

 私自身、最近あまり感情が動いていないことに気づき、
「これではいかん!」と思い、最近意識しているのが「自分の中の“野性”を目覚めさせること」です。

 誰でも、危機に陥って、もう後がない……という切羽詰まった状態になれば「火事場の馬鹿力」といえるような、通常では考えられなかった底力を発揮できるようになると思います。“野性”とはまさに、そういう底力につながるように思います。実際まさにいま、日本はそういう状態におかれているのでしょうし……。

 とは言っても、いまだ平和ボケから抜けきれず、感情が鈍りがちになっている状態からいきなり“野性”を目覚めさせるのも難しいものです。

 それで最近、私が“野性”を目覚めさせるために有効だと思っているのが、「雑穀」を食生活に取り入れることです。

 栄養のバランスがとれ、カラダにもいいと聞き、食べ始めた雑穀ですが、ご飯と一緒に炊き、よく食べていると、何か自分の中の野性的なもの…いわば雑草魂(雑穀魂?)のようなものが目覚め始めているような気がするのです(これは予想外だったのですが……^^;)。
 雑穀は、古代からずっと日本人に受け継がれてきました。しかしお米や小麦ほど花形で目立ったものではなく、これまでに絶滅の危機もあったようです。しかしそれでも今日に至るまでしっかりと生き残り、地味ながらも、皆の健康維持にしっかりと役に立っている頼もしい存在です。いわば舞台でいうところの名脇役といったところでしょうか。
 そんな、主役ではなく目立ちはしないけれども、どこかキラッと輝く魅力と底力のある雑穀。これからはそんな、「雑穀的魅力」が新しく、大事なのではないかと思っています。


 そしてもう一つ、“野性”を目覚めさせるために大事にしたいのが、「感動すること」です。小さなことにも柔軟な心で感動し、感謝できることはとても大切なことでしょう。

 最近私は、舞台『アセンション日本』を見てきました。
 もともと舞台を見るのは大好きなのですが、この舞台はテーマがゆるぎなく、訴えるものがはっきりとしていて、とても感動しました(7月7日の「船井幸雄のいま知らせたいこと」で船井幸雄も紹介し、奨めています)。
 内容は、“原発”をテーマに、その問題を真正面から問う、勇気のあるものでした。
 戦後の日本に、大きな黒い闇をまといながらも、便利さや清潔さ、経済効果などのメリットを前面に打ち出し、深く日本に根付いてきた原発。
 舞台では、この原発を日本にもたらした正力松太郎や中曽根康弘の存在にも触れ、さらにはそのバックに潜むフリーメーソンやイルミナティの存在も明らかにしています。
 原発に潜む大きな問題点をはっきりと打ち出しながらも、それが現在の日本にどれだけ深く大きく根付いているか、それを覆すことがいかに困難なことかの実態も明らかにしています。

 ストーリーは、経済産業省キャリアの官僚を夫に持ち、自身は脱原発運動のボランティアに奔走する妻を主人公に展開されています。いわば、既存の勢力に絶対に逆らえない立場にいる夫と、勇気と正義感と人間的常識を持つすなおな妻との間の葛藤を描くものであり、ユーモアも織り交ぜ、笑いあり涙ありで、あっという間に時間が過ぎていきました。

 舞台終了後には、環境エネルギー制作研究所所長の飯田哲也さんと、今回の舞台の作家で演出家、出演もされていた上杉祥三さんとのトークセッションがありました(舞台後には、毎回違うゲストとのセッションが用意されています)。飯田さんのお話から、今回の原発事故に対する官僚の受け止め方の実態(問題意識があまりに低いこと)などがわかり、とても参考になりました。
 7月26日(火)まで、紀伊國屋ホールで毎日開催されていますので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか? 感動すると思いますよ。
http://members3.jcom.home.ne.jp/tolerance2002/top.htm

★雑穀に“つぶつぶ”という愛称をつけ、長年その魅力を発信し続けているゆみこさんを「“ココ”にクローズアップ」ページで紹介しています。よろしければご覧ください。)


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」

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