船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
若い頃の舩井の本を読んで
2014.5.2(Fri)
社名:(株)船井本社 秘書室
名前:相澤 智子

舩井が好きだった御衣黄

若かりし頃の舩井(44歳)

舩井家の愛犬ゴンちゃん

熱海事務所の会長室に飾られている舩井の写真。まるで舩井が座っているようです。

 皆さまこんにちは。
 日差しが温かい季節になりましたね。
 お天気のいい日は、外を歩くのが気持ちがいいです。

 今、舩井家の敷地には、舩井が大好きだった『御衣黄』という、珍しい緑色の桜が咲いています。舩井と奥様がよくご一緒に眺めていらっしゃったのを思い出します。
 舩井は「御衣黄が咲いたから、写真を撮ったらええよ^^」と毎年教えてくれました。今年もきっとどこかでこの桜を眺めているだろうと思います。
 皆さまに写真をご紹介いたします。

 最近、舩井と過ごした時間のことを思い出します。
 舩井はいつも穏やかで優しい人でした。どんな人にもわけ隔てなく接し、誰に対しても態度が変わらない、いつもそのままの舩井でした。そこにいるだけで、まわりの人が笑顔になり、わくわく元気になるような、そんな魅力を持った人でした。
 
 私は、2009年から熱海で舩井の秘書として仕事をさせて頂きました。それまで秘書という仕事をしたことのなかった私が、舩井の側で仕事をする機会を頂いたことは、大変有り難く光栄なことだったと感じております。
 舩井幸雄の秘書としては力不足で至らないことばかりでしたが、いつも温かく見守ってくれた舩井をはじめ、お世話になった先輩方には心から感謝しております。
 「自分の好きなことをどんどんやりなさい。君のいいところを伸ばせばいいよ」と言ってくれた舩井の言葉はずっと忘れません。
 舩井は体調が悪い中でも、原稿の執筆など、一生懸命仕事をしていました。
 舩井に、「会長、何をしているときがいちばん楽しいですか?」と聞いたことがあります。すると舩井は、「本を書いているときが一番楽しいよ」と言っていました。原稿を書いているときだけは、痛みを忘れることができたようです。
 舩井は、どんなときも、今の自分にできることを一生懸命やるという姿を見せてくれました。
 きっと、自分が体験して学んだことや、自分の思いを世に発信し、これからを生きる人たちのお役に立てれば嬉しいと感じていたのだろうと思います。

 舩井は亡くなる少し前、「僕はいま体調が悪くて、君にあまりいろいろ教えてあげられないから、昔の僕の本を読んで勉強するといいよ」と言ってくれました。
 最近、舩井の昔の本をいろいろ読んでいます。
 第一線で活躍していた頃の舩井の本は、最近の本とは違ったおもしろさがあり、今読んでも勉強になることがたくさん書かれてありました。心に響く言葉もたくさんありました。

 とてもいいことが書いてあったので、皆さまにご紹介したいと思います。

(ご紹介するのは、『入門 船井商法』[ビジネス社刊]という本の「あとがき」の一部です。こちらは昭和52年に初版が発行された本で、現在は絶版になっています。)

 付き合ってみれば、親しくしてみれば人はみな善人だ‥‥といわれる。あるいは、付き合う人を、みな善人にするために、その人に希望を与えるために、一生懸命努力するのが、正しい人間の生き方かとも最近は考えるようになってきた。
 
 いま私は、@どんな場合でも希望はある。A努力すれば、それが正しい努力であれば、必ずむくわれる。Bすべての人、物、現象を理解しようと努めると、どんな難しいことでも、カンタンに解決する。C世渡りの下手な人、経営が下手な人、その責任はすべてその人自身にある。D人生ほど、生きがい、やりがいのある楽しいものはない‥‥と考えているが、このような考え方ができるようになったのも、これまでの私の文章に対し、多くの読者の人々からご教示、ご批判をたまわったおかげであると感謝している。どうもありがとうございました。

 

 舩井は仕事が大好きで、生命がけで仕事をしてきた人でした。
 これまでに出版された書籍は約400冊出版あります。私もまだまだ読んだことがないものがたくさんあります。
 もし、舩井の昔の本を読まれたことがない方で、手に取る機会がございましたら、ぜひ読んでみください。


22周目:「舩井を思えば、舩井はそこにいる」

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